3000km走った。

KTM 125DUKEがきてから、生活がガラッと変わりました。ずっとしていなかった大好きだった蕎麦の食べ歩き・温泉巡りをボチボチとまた始めたり、何十年ぶりかで東北の各地に行ったり。車だと時間優先で高速使ったり燃費だったり（Swiftなので大体13.8〜14.6km/Lぐらい）で、意外とコストがかかる事と、どうしても一人で車だと「移動」というニュアンスが強くて、バイクに乗らなくなってからは「一人」で遠出する事は皆無になった。

それがどうだろう。泊まりのツーリング・日帰りのツーリング・プチツー合わせて入手（入手時3000km）から2ヶ月で既に3000km走り、ODは6000kmを超えた。

入手以来ずっと満タン法による燃費を計算しているが、平均して46km/L走ってくれる。11Lタンクなので無給油で500KM走れる事になる。田舎なので信号が少ないというのも手伝っているのだろう。実にSwiftの1/3のコストでどこにでも行ける。これは大きい。125ccなので下道Only、自動車専用道路も走れないが、その分下道を楽しむルートにする、高速代が浮く、など、逆に（私にとっては）良い事づくめだ。何よりもKTM 125DUKEというバイクは楽しくて仕方ない。昔の勘は未だ取り戻せていないがタイヤも換えて信頼性が格段にアップした我が友は、誠実に操作に答えてくれるので、どこかが痛くなったり、変に疲れたりというのは自身の悪い部分を指摘してくれる。

バイクというのは改めて不思議なモノだと思った。SWIFTは私の車、だが、KTM 125DUKEは我が友なのだ。命を預けている感じがある。鉄の馬とは良く言ったモノだ。手をかけて愛情を掛けて。一緒にどこかに旅している感覚になる。違うかも知れないがこの、燃費が良く、相棒という感覚が強いというのは、SUZUKIならGN125乗りの方、HONDAならスーパーカブ乗りの方、YAMAHAならYBR125乗りの方も同じかもしれない。可愛くて仕方ないのだ（笑）　思い立ったときに移動のコストを気にする事なく、時間の許す限りどこへでも連れていってくれる、友。人生を、時の流れを豊かにしてくれる。

その土地土地を、景色を、体全体で感じるというのは道中も楽しいという事だ。目的地を目指して移動する車と決定的に違うのがそこだ。新幹線と、寝台特急・各駅停車の列車の違いにも似ているかも知れない。

そんな事を3000km走った今日考えておりました。

さて、今度はどこに行こうか、我が友よ。。。