どこにも吐き出せないのでココに吐く。メイドインアビスを全否定する。(チラ裏)

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単にあまり好きな系のストーリーじゃないものはただ単に観ないし、観たとしても評価を書くことなどないのだが、アレはなんだ!? 怒りさえ込み上げてくる。アニメ10話で我慢の限界。久々に残り数話を残してもう観る気が失せた。

(以下、全否定なので肯定派、ファンの方は読まないことを確実にお勧めする)

 

アニメ10話でそれまでのほのぼの冒険物っぽいものが一転グロくなるから子供には見せるなとかそういう話もあるらしいが、個人的には全然グロくもないし、どうでもいい。そもそも、メイドインアビスは子供向けでは無い。子供向けのファンタジーならあまり好きではないと個人的に観ないってだけですむのだが、これは作者の毒だけを(もっと言わせてもらえば性癖だけを)見せられている感じがして吐き気がするのである。

あの、カワイイ(個人的にはあの絵も実は苦手)絵に騙されてはイケない。単に絵と雰囲気だけに限ればまぁ、良いかもしれない。もともと深く観ない(読まない)ひとなら、あまり違和感は感じないのだろうかもしれない。

が、深く感じようとすればするほど湧き上がる作品自体に違和感と嫌悪感。

体裁は冒険物っぽくしているが基本、冒険物では無い。私が思うには、ややこしい事にリコ・レグは主人公では多分無い。主役はアビスという穴なのだ、きっと。普通なら一話完結という手法が取られるべき穴の話を、リコ・レグを通して進行していくということなのかも知れない。ただ、そのリコはどうしようもなく稚拙。生死観や世界観が違うのだと仮定してもムリがあるのだ。流行りの鬱アニメ要素が中途半端にあったり、ショタ的要素も中途半端にあったりもそうだが、そもそもの設定や背景そしてストーリーに相当に無理がある。稚拙なのだ。輪をかけるようにというか、アニメの演出が・・・確かに綺麗ではあるが、綺麗なだけに、一層違和感を覚えるのだ。

これも好き派と嫌い派がはっきりと別れる「物語シリーズ」は私は大好きだ。メイドインアビスと逆で世界観がハッキリとしていて最初から観るものを選ぶ。単なるハーレム物とかいう人もいるが、どうしてどうしてさすが西尾維新。各所にそれと気付かせないように散りばめたフラグを見事に回収するストーリー展開はびっくりするしワクワクするし、あえてベラベラと会話が続くアレは(個人的には)癖になるし、シャフトのあの造り込みはすごいと思う。が、あれを嫌いという人もわかる。

ちなみに、メイドインアビスと同じく今年スタートの「魔法使いの嫁」は楽しく観られている。「進撃のバハムート」も大丈夫。「鬼灯の冷徹」はちょっと好みではないので途中でやめたが、それだけのことである。

メイドインアビスはどうだろう。最初はほのぼのスタートして、中盤なんでそんな幼稚な2人がそんな危険なところに行くのだろう?そしてなぜ誰もそれを止めないのだろうという、そもそもの設定がどうしても納得いかない。ここでハッキリすることは、これは冒険では無いという事。穴に入っていく為の技術もスキルも経験も何も無い無謀な少女?がロボットを巻き添えに、母に会いたい、アビスの底に惹き付けられて、降りていくという設定も、動機として相当に弱い。「なぜそこに向かわねばならない」という見る側にとっても重要なことがいまいちわからない、もしくは弱いままなのだ。そして冒険ではないので進むたびに育っていくこともないしスキルを身につけることない。アニメならではのその辺の矛盾を打ち消すべき他の要素はなく、淡々とそれが進む。

ダイビングで例えるなら、初心者の小学生が超熟練者でも行って帰ってこられるかわからないぐらい難しい海中洞窟に、超無謀にも技術もスキルもなにもない、ちょっと習った知識ぐらいをもってるってだけで、いっちゃったわけだ。そして誰もそれを止めないのだ。それを延々と観る事になるのだ・・・

・・・それ、冒険じゃないじゃん。。。

ただただ無謀なリコをサポートする仲間を増やして進んでいくストーリーかと思えばそうでもなく、底に近づけば近づくほど当たり前のように立ちはだかる様々ものが当たり前のように痛めつける。

・・・うーん・・・。

話の途中でちょっとずつでも謎を開示していく、例えば進撃の巨人のような手法だったらここまで嫌な思いはしなかったかもしれないし、例えばリコ・レグがもうちょっと年齢層が上で、ある程度それぞれ技術・スキルを身につけていたら、もしくはリコに白笛に匹敵する隠された特殊能力があったのだという設定なら、違和感も少なかったかもしれない。

多くの物語において足手まといになるような幼女?少女?童女?が、無謀にも危険な穴に下りていくってだけで、人と人とのふれあいがあっても、それによって気持ちが変わったり成長したりという事もない、ずっと無謀なまま突き進むのだ。つまり映画「ホビット」のような物でもない。まったくもって意味わからん。

ハッキリ言ってしまえば、こういう物語を書く上での、ブレてはイケナイ、必ず何かしらある「一本の筋」がコレには無いのだ。なのでどこから攻めても中途半端。なんでこんなのをアニメ化したんだ?というぐらい設計・プロットが稚拙で中途半端でイラっとする。この手のものはきちんと設計・プロットが出来てないと成立しないだろうに。そうか、これ、物語として成立していないのか。そうね、冒険じゃないもんね。この記事書いてて気がついた。あんなにグダグダな「銀魂」や「勇者ヨシヒコ」は好きなのに…w。そっか、あれはグダグダだけど、キャラがものすごく立ってるのか。メイドインアビスが違和感がありまくりなのは重厚なテーマで緻密な画なのに、キャラがああいう設定だから強烈に違和感を感じるのか。。。言い換えれば風の谷のナウシカの主人公だけがちびまる子、的な、もののけ姫のサンとアシタカだけが花澤さんとカツオ、的な、なんであの世界観にこのキャラもってきたんだよ成立しないじゃん、的な【コレジャナイ】感…。ハリーポッターがもっとずっと小さい段階で魔法を使えることも気がつかない、実際に使えない段階で、父と母を殺した名前を言ってはいけないあの人と真っ向から勝負、的な。だから入り込みたいのに、入り込めないイライラ感というか。精密で重厚な絵なのに、設定とストーリーにリアルさが無く、唐突で稚拙。

私の中では知る限り1・2を争うくらいの駄作だと、個人的には思った。そうブログで吐き出さずには居られないぐらい。

と、全否定することで、逆にステマになったりというのは全然構わないw 私はそう感じでダメだった、という話で、このイライラを吐き出したい!と思ったというだけのことで、面白い!と思って観ている人を否定するつもりは、毛頭無いことを付け加えておく。事実Amazonのレビューでは高評価が多い。でも、高評価のレビューを読んでも一個も同意できないんだようなぁ。。。うん。高評価レビューの「深い」にだけひとこと言いたい。「深い」とはまったく思えない。じゃぁ、私が理解できないだけで新しい表現スタイルなのか? そうとも思えないんだよなぁ。。。ま、でも楽しみ方は人それぞれだもんね、うん。私には虫唾が走るほど合わないというだけで。

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