TaoTronics Bluetoothイヤホンの新型。TT-BH026を買って見た。

安い! 2000円ぐらいだw  しかも安いだけじゃなくてTaoTronicsはちゃんと真面目に作っているのが好印象なのだ。かつての日本製製品を彷彿とさせる。「安かろう悪かろう」じゃ無くしようと挑戦している感じがするね。この価格帯のBluetooth イヤホンのヒット商品、TaoTronics TT-BH07の実質の後継機。バッテリーが8時間持つようになって、充電時間はより短くなった。apt-x未対応だがそもそもiPhoneではapt-xに対応してないしね。

最初に結論を書いときます。この価格なら文句なしです。

(追記:TaoTronicsっててっきり中国の製品だとばかり思っていたら、中国資本のアメリカの会社なんだそう。なるほどね、納得)

エージングが進んだ後の音質等

低音が強めですが、聴き疲れしないバランスです。ドンシャリと言われがちですが高音部は控えめです。低音はエッジが少ない感じですが、用途がリスニングなら十分とも言えます。特に本来の用途であるだろう、何かしながらならこのバランスの方が聴きやすいと思います。POPS、ROCKがいい感じです。ちなみにですが、クラシックはBGM程度に聞くならまぁって感じです、ていうかこの価格帯では無理ですねやっぱりw 同様の理由でInstrumentalもエレキギターメインならOKですが、例えばジプシーキングスなどはメインギターが引っ込んでしまってダメです。でも用途からするとやっぱりこれで十分ともおもいます。

音場はそこまで広くありませんし、解像感もこの価格ですから察して知るべしですが、AKGやSennheiserの一番下のカナルイヤホンとなら勝負できますし、なによりiPhone 7に付属のイヤホンと比べれば雲泥の差で音質も、使い勝手も勝ちます。

 

使い勝手等

なによりこの価格で、Bluetoothでバッテリー内蔵で超軽くて、音質も一定レベルまで行っている、というのが魅力です。コスパ抜群。TaoTronicsは「音」「使い勝手」を分かった上でコスト重視にふっているな、と思います。好印象です。

ペアリングですが、複数の端末を記憶してくれるようで、試しにiPhone 7とiPad Airと繋げて見ましたら、両方ペアリングONにできました。が、再生できるのはどちらか片方ですけど(どちらかをやめるともう片方で再生できる)。ま、明示的に接続を切った方が使い勝手はいいと思います。以前のペアリングを覚えていますので最後にペアリングした端末とは電源を入れただけで繋がります。

他にも充電時間が短くなったり、8hもったりと進化して、この価格なら十分にアリです。

使い始めと、使い方について

エージングが進むと音が変わります。最初は固く、低音のみがガンガンくる感じですが、エージングが進み高音が出てくるようになると低音も落ち着き、全体にバランスが良くなってきます。

ノイズキャンセリングで音がいいと書いている方がいますが、CVC6.0ノイズキャンセリングとは通話時にこちらの声以外の音声を送信しないもので、再生時にノイズキャンセリングが効くわけではありませんので、勘違いしないように。。。

それと、レビューがまだ極端に多くないので流石にまだありませんが、カナルタイプのレビューに未だに必ずいる「音が軽い・スカスカ」「低音が思ったほどではない」「レビューほど音がよくない」と感じる方がいたら、それは装着を間違えてます。カナルタイプは要は耳栓です。耳穴にグイッと押し込んで初めて本来の音質になります。視聴中に耳穴からだんだんと外れてくるのもイヤーピースが合ってません。汎用のイヤーピースも売られてますので自分にぴったりのを探すのも必要です。

つか、これで2000円ちょっとって、もう単純に「すごい」としか言えませんね。

ちなみに、こちらも参考に。

カナル型イヤホンが嫌い! 耳が痛くなる、すぐ外れる!という人に。(図解)

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