makitaかHitachiか一ヵ月悩んだw

何を悩んでたかって、インパクトドライバーなんだが(苦笑) でも、これ、重要なのだ。

インパクトドライバーで悩む

バッテリーの使い回しがあるので、インパクトドライバーにmakitaを選ぶとコードレス丸ノコを買い足そうと思ったらmakitaになる。Hitachiを選ぶとその先もHitachi、リョービもボッシュも同様だ。取り敢えず欲しいのはインパクトドライバー、次いでコードレス丸ノコ。今、家にはリョービのBID1415。14.4vで1.5Ahのリチウムイオンバッテリーが二個付属、が、ある。有るのだが正確には父のものなので父が使っている時には使えない。世の中は18v機に移行しているが、私の用途の木工では14.4vで充分。DIYとプロの間あたり。(元プロで、DIYというには本格的な作業をすることの方が多い、的な感じ。ちなみに父は二級建築士で大工。)

 

この条件で探すと、ボッシュ(プロ)とリョービは脱落。

まずリョービはDIYラインとプロラインの差が大きく無くなくうちに今あるBID1415もホムセンで1.6万(他メーカーならDIYライン)ぐらいで買え、個人的に嫌いじゃないのだが、コードレス丸ノコが人気がないからなのか高い!ほぼ定価のままの本体だけで4万円台から。ムリ。それとリョービはパワーツール事業を京セラに譲渡した。体制が変わってどうなるのかはっきりしないのも不安材料。

ボッシュはそもそも14.4vには良いのがなくて18vになるのだがインパクトドライバーは中々良さそうだが丸ノコがイマイチ。勝手がUS仕様、左勝手なのだ。日本仕様の右勝手も有るのだが右勝手のものはクソ重くて(makitaやHitachiの倍の重さ)回転も遅い。初期投資はかなり安価で済んで良いのだが、その分サポートや修理に不安が残る。(電動工具は必ず壊れるもんね)

蛇足。丸ノコの右勝手、左勝手

ところでボッシュで思い出した、ついでの話なんだが、素人や中にはプロまで「丸ノコは実は左勝手の方がいい!」と明言しているひとがいる。確かに状況や使い方によっては左勝手の方が良い場合はある。必ず作業台に切るものを乗せ、別途固定し、墨付けして切るような場合には確かに左勝手の丸ノコの方が墨は見やすい。が、はっきり言えば墨が見やすいだけで、他にメリットはないし、そんな状況(台に固定して切る様な)ばかりでは無い。普通に使う分には右勝手の方が安全に使える。右勝手はボディの右側に歯があるので、木材の上に乗って体重をかけて切るような場合に都合が良い。これが左勝手だとボディの左側に歯があるので木材の切り落とす部分を左にし、右にボディを乗せる。想像して見てほしいが、右手で持ち墨が見えやすいからと左側から墨をみるってことは切り落とす側の方に立つわけだ。人だけでどうやって木材を固定? 別途固定してある必要があるってわけだ。切り落とす部分の目前に人がいる場合、破片が飛んでくることもある。日本仕様の右勝手はちゃんと合理的に出来ているのだ。墨が見やすいとかいう話も右勝手で見辛いと思ったことがない。さらに言わせてもらえば墨のオンザライン、墨残し、墨切り状況によってミリ単位で調整して切るので切る側の姿勢の方が重要になってくる。先述の様に使い方によっては左勝手の方が都合が良い場合ももちろんあるので否定はしないが、丸ノコは実は左勝手の方がいい!」と明言するのは、違う。インパクトドライバーから話がそれてしまったが、すごく気になったので一応書いておく。

さて本題に戻って、Hitachiかmakitaか

で残るHitachi とmakitaは丸ノコは実売2万円程度で買えるので、表題の通り一ヵ月ばかりじっくりとあーだこーだなやんでたわけだ。

Hitachiとmakitaの大雑把な特徴というと

Hitachi

  • バッテリーはDIY、プロ用共通でボルト数さえ合っていれば使えるものすごい便利な仕様。
  • バッテリーの充電がすごく早い
  • 充電器はUSB端子付きで、iPhoneなども充電可能。緊急時にはバッテリー経由でも充電可能。

makita

  • 圧倒的なサービス体制と拠点。そして修理代金の安さ。
  • もちろん、安心の信頼感
  • ただし、DIYラインとプロラインではバッテリーの形状がちがうので共有は出来ない。

悩ましいw  スペックだけならHitachiが優れている。Hitachiはバッテリーや充電器、そして本体の機構に優れているところが多い。一方、日本国内でmakitaが人気なのはこのサービス体制と拠点の多さにある。そしてプロの道具として使いやすさ、あり方を追求しているところだ。

機種を絞る

コードレス丸ノコはそのうちにほしいなので直ぐではないし、Hitachiのとmakitaのと比べたときにHitachiの方がデザインがカッコいいwってのはあるが大きな機能的な違いは無いのと、先述の比較でどちらを選んでもメリットはあるので、いま一番欲しいインパクトドライバーで絞って良さそうだ。

インパクトドライバーの予算は高いのを無条件に買えばどーでもいいのだが、それでは電脳-煩悩的ではなく面白く無い(笑)のと、予算にも限りはあるので4-5万クラスが多い中、敢えて3万円以内と決めた。修理やバッテリーの状態を考え、中古は除外。欲を言えば14.4vで3.0Ahのバッテリーx2が理想。探すと3つほど候補が絞れた。

  • Hitachi  WH14DKL(2LSCK)
  • makita TD138DRFX
  • makita TD134DSHX

ブラシレスモーターの方がコンパクトでパワーがあり、ブラシ交換もなくていいのだが、4-5万クラスになるし、次に本体だけ買う時にブラシレスにしてもいいな、というのもあった。予算内で絞った何れもプラシレスではないが昔のから比べれば(リョービの安いのと比べても)コンパクト。コンパクトさは意外と重要だ。普通に使っている分には気がつかないが、狭いところにボディを滑り込ませて、なんて時に小さいボディは役に立つ。何より軽さは武器だ。さて、この3つで検討する。

Hitachi  WH14DKL(2LSCK)

実売最安値27000円台〜(送料込で28000円)。14.4v、3.0Ahバッテリーx2と、希望通り。最大締付トルク:157N・m。3.0Ahのバッテリーをつけた状態での重量は1.4kg。ボディの全長は139mm。

これのメリットは商品説明の通りなら-10度の気温でも充電できる充電器とバッテリーってところか。デメリットは、LED照明がトリガーでのON/OFFではなく、別途バッテリー取付部にあるLED専用のON/OFFスイッチでするところ。用途によってはこの仕様の方が便利かもしれないが、普通の使用ではこの仕様は逆に不便に思える。そういえば、HitachiのDIYラインの、Amazonベストセラーのインパクトドライバー、FWH14DGL(2LEGK)

は、LEDライト自体がバッテリー取り付け部から斜め上に照射する仕様になってたりする。うーん。。。どぉなのこれ?狭く奥まったところでこそ照射して欲しいのにそこからじゃ光が当たらないシーンも多そうだけど? てことで、LED照明に不安が残る。

makita TD138DRFX

Amazonや楽天だと31000円台だが、探すと28000円台のところをハケーン! 価格条件的にはHitachiと一緒だね。14.4v、3.0Ahバッテリーx2と、これも希望通り。最大締付トルク:160N・mでHitachiのよりトルクがある。3.0Ahのバッテリーをつけた状態での重量は1.4kg。ボディの全長は135mmとHitachiより小さい。

これのメリットとしては

  • 防滴・防じん「アプト」
  • 回転前点灯&残照機能付、広い照射範囲で作業性向上LEDライト付
  • 蓄光バンパ
  • ワンタッチビット装着

防滴・防塵を機能として明記してあるのは良いね。そとで多少の悪天候で作業することもあるもんね。LEDライトも使いやすい。蓄光バンパーは何するのかよくわからんがw暗いところで良いのかな? そしてもう一つのメリット。ビットをちょくちょく交換(キリやドリルビットとプラスビットを交互に使う)する場合があるんだけど、makitaのこれは差し込むときはそのまま差せる。抜く時にはガイドを引っ張る必要があるが、さす時にはガイドを引っ張らなくて良い。Hitachiのは挿す時にも引っ張る必要がある。

makita TD134DSHX

最後にコスト重視なら先述の機種たちより約4000円安いこれ。

14.4v、1.5Ahバッテリーx2と、半分の容量のバッテリーで安価に抑えたモデル。最大締付トルク:155N・m。1.5Ahのバッテリーをつけた状態での重量はバッテリー容量が半分な分軽くて1.2kg。ボディの全長は145mm。

これのメリットとしては

  • 回転前点灯&残照機能付、広い照射範囲で作業性向上LEDライト付
  • 蓄光バンパ
  • ワンタッチビット装着

防滴・防塵「アプト」はこれには採用されていません。

うーん・・・先述2機種との4000円の差をどーとるか、ですね。あ、はっきり書いておきますと、一般のDIYレベルならこの機種でも十分すぎるほどです。1.5Ah x2もあれば普通に使う分には十分すぎるほどです。makitaのプロラインの製品なので長い間使えることを考えるとコスパはいいと思います。ただ、やはり私の場合には4000円足して先述の2機種のどれかにした方が、3.0Ah x2のバッテリーで、うち一つを丸ノコに回せる(そして丸ノコ的には多分1.5Ahでは足りない)というのがあるので、私の場合はやっぱりそちらかなぁ。。。

結論。makita TD138DRFX

コスパと機能のバランスがいいコレにしました。色はそのまま(ちょっとグリーンがかった)makitaブルー。汚れ目立たないんですよ。この色。下手に白とかにするとものの1時間で汚くなりますよw ま、好みなので強くは言えませんが。わたし的にはやっぱりmakitaはmakitaブルーですね。(イエローがあったらイエロー(爆)にしたんですけど、コレにはライム(単に黄緑じゃん!カエル色じゃん!)とブラックとホワイトとピンクそしてmakitaブルーの5色なので)

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