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ドア作成〜取付
遮音シート後に吸音材。普通のドアノブが扉厚40mmぐらいまでしか対応していないので吸音材はグラスウールではなくて、ウレタン製の専用吸音材。ドリルとノミでドアノブ取付の準備。
有孔ボードを貼って、ドア枠にあてがってカンナで微調整。
つきました(^^
戸当たりにも更に音漏れ防止にウレタン。
細かい造作はまだやりますが、防音工事部分はこれにて完成。一人で仕事の合間に、ちまちまとやって20日間ぐらいかかりましたねー。ま、そんなもんでしょう(^^;
あ、そうそう、ドア下地等の接着ですけど、OSBボードってば木工ボンドちゃんと効かねぇでやんの(苦笑)。もっと強力な接着剤でやり直そうかともおもったんですけど、面倒なんでネジ止めを併用に変更しました。次にOSBボードでなにか工作する時には違う接着剤を探さねば、ねぇ。
防音性能は全体で-55dB
さて、肝心の防音性能ですが、騒音計を入手してちゃんと測ってみましょうね。(iPhoneアプリのなんちゃって騒音計でも良いんですが、なにかあった時の為に専用の騒音計だったり、こういうちゃんとしたデータがないと論外だしね)
スタジオ内で95dB以上で音楽を流します。
スタジオを出て扉を閉めます(Office内)
一気に52dBまで下がりました(^^ 防音室自体では-44dBぐらいの性能です。(が、天井と東面を意図的に更に強化しているのでそちら側では更にちょっと下がる・・・ハズ。)
Officeを出てすぐのOfficeドアの前(西側)で測って見ます。夜なんで、真っ暗です(^^;;;
40dBぐらい。懸案の南東の角のところで計測。
40dB切りました(^^ 目標は南東の角で45dBを切ることだったので、楽々クリア。全体で-56dBの性能ってことになるでしょうか。日中なら105dBぐらいまでなら鳴らせそうです。ま、実際には95dbぐらいの音量でスピーカーを鳴らすこと自体あまり無く、実際には更に数値は下がるかと思いますので、これで一安心ですね(^^
参考までに材料費を公開
- 胴縁(杉材) 1820×36×24 39本 3940円 (5本余った)
- 胴縁(杉材)3640×36×24 12本 2700円
- OSBボード 1820×910×12 9枚 11520円 (1枚余った)
- OSBボード 1820×910×9 15枚 16200円
- 2×4材 3650mm 6本 4188円
- 1×1材 1820mm 6本 1080円
- グラスウール 50mm (約10坪分) 4980円
- グラスウール 100mm(約5坪分) 4980円
- 遮音シート 10m×3本 12000円
- ドア戸当りのウレタン 6m 1000円ぐらい
- 蝶番 500円 x2個 1000円
- ブルーのカット(910×450)有孔ボード 700円
- 吸音材 5m 9000円
ここまで7万円ちょっとぐらいですね。
他、
- 1000×600 強化ガラス×2枚 0円
- ドアノブ レバー ホワイト 0円(手元に転がってたw まともに買うと3000-10000円ぐらい)
- 有孔ボード 5.5mmホワイト(残材)0円
- 照明(移設しただけ)0円
- コンセント(移設しただけ)ボックスのみ購入200円ぐらい?
- ロスナイ 6畳用 一式 15000円ぐらい(まだ買ってない)
- 他、ビス数種類が材料費としてかかります(が、ビスなら箱でうちにいっぱいあるしw)
- 当然工具をお持ちでない方は工具類も用意せにゃならんです(ウチは工具類は充実してますw)
更にエアコンが無い方はエアコンが必要になるかと思います。うちの場合には移設でOK(移設費用はかかります。が、まだどうするか考え中)。
うちはOSBボードで仕上げなんでクロス貼りはありませんが、石膏ボード+クロスだと更に膨らみますね。有孔ボード仕上げでも良いんですが、有孔ボード、高いんですよw
防音室、1帖サイズで6万〜10万ぐらいかかっている方もいらっしゃるようですけど、やり方と条件によっては約3.5帖でもこのぐらいで済みますね。やっぱり人件費がゼロってのが大きいっすよ。これ、設計がなけりゃ設計費と大工さんの工賃(ざっと見積もって20-30万ぐらい?)が発生するかと。合わせると4-50万ぐらいはかかる計算ですねぇ。
4-50万で思い出したんですけど市販品だと-30dBぐらいの性能でVERY-Qってのがあります。
通常サイズは半畳で23万円! 上の写真の倍のサイズで42.5万円!!! マジか!? そんな予算あるなら絶対大工さんに作ってもらった方が良くね?!