ARグラスが3.3万円で買えるようになってたのねー RayNeo Air 3s → 返品した

ふとYouTubeのおすすめ動画に出てきて何気なしに視聴した動画で知ったRayNeo Air 3s。なんと現在Amazonで3.3万円。ちょっと目を離している隙にもうそんな時代かー！3.3万なら試しに買ってみてもいいな。ってんで早速ポチった。

RayNeo Air 3s

RayNeo Air 3sはいわゆるXRグラスではなくてARグラス。しかも低価格なだけあって、仮想モニターを複数置くとか、仮想現実でモニターの位置固定とかは出来ない。つまりメガネと一緒に画面が動く。メガネを通してみるとメガネの奥にモニターがあるだけとも言える。

なので、起きた状態で頭がフリーだと頭と一緒にモニターもグラグラ動くのでこれでゲームするとか、仕事用のモニターにするとかは多分厳しいかと思う。

これの一番の使い方は寝転んで動画視聴やKindle

iPhone 16eではUSB-Cケーブル１本で電源供給と映像出力に対応していないのでアレだが、先日買い替えたばかりのiPad mini ( A17 Pro）なら問題なく使える。早速iPad mini (A17 Pro）と付属のUSB-Cケーブルを繋いでみる。ぉぉ！

寝転べば頭は固定される。ベッドでもソファーでも好きなところに寝転んでAmazon PrimeビデオやKindleで本を読んでみたりしてみたが、そういう使い方にはとてもいいよね、やっぱ。

ちなみに、業務で使えそうか？と一応体を起こして頭をフリーで使ってみたけれど、想像通り、それはダメ。画面が空間に固定できたりブレ補正がある上位機種じゃないとっすな。

でも、頭を固定した使い方なら全く問題ない。そもそも私はソファーやベッドで寝転んでiPad miniで動画やKindleをみたかっただけなので、バッチリ。持ち運べるというかウェアラブルモニターっすな。

画質も全然いい。違和感なし。夜ベッドで寝ながら動画視聴していてもテンプルのところのスピーカーから音が流れてくるので、そこまで周りに（隣の部屋とかに）迷惑をかけないのもいい。まぁ、同じベッドの隣に誰か寝ていたら流石に普通に聞こえるだろうけれど。

てことで、用途は限られるけれど、3.3万円までさがったよー、という話でした。私は超気に入りました。

追記：３週間使ってみた感想

毎日、というか毎晩使ってます。先述したように画面を空間に固定できるわけではないので作業のモニターとしては（頭をずっと固定することになるので）かなり厳しいですが、ソファーやベッドなどでまったり動画などを視聴するのはとても良いっすね。ケーブル１本をiPad miniに挿してベッドでAmazon PrimeビデオやKindle本、YouTubeなどを見るのにとても良い。普通にWebを見るのもiPad mini直接で見ているより画面が大きい分良いです。ただ、表示領域の透過はほぼなくレンズの向こう側は見えない状態になるので、表示領域の下側とかでipad miniの実画面を確認ということは必要である程度の慣れは必要。でも動画視聴やWeb Siteをじっくり見る的な場合にはあまり問題にならず、です。

作業とかで使うなら絶対に画面固定ができて、透過率も変えられるもののほうが良いなというのは使ってみてわかった。

次にサウンドですが、夜にベッドで使っているので十分ですが、思ったほど高音質ではないです。が、これ、スピーカーの構造というか指向性？の問題なのだろうと思うんですが、手でスピーカーと耳を覆ってみるとものすごく迫力のある音質に変わります。つまり、耳に届く音より耳以外の方向に再生されている音が結構あるって事です。3Dプリンタで反射板みたいなのテンプルにつけたら一気に音質良くなるんじゃなかろうか、とか思ってみたり。

ま、私の使い方では今のところ大きな不満はないです。3万円ちょいの価格なのでどんなもんなのか試すだけのつもりで入手しましたが、意外や毎日気に入って使っているという。逆に画面を空間に固定できるものも試してみたくなりました（苦笑

追記２：返品した → 結局XREAL Oneをポチった

３週間経った後からふと接続が切れることがあった。「あれ？接触かな？」とか思って繋ぎ直してたりしてたが、昨晩フッと映像が消え、それからうんともすんとも言わなくなってしまった。Amazonカスタマーに相談すると「返品返金ならAmazonで承れます、交換なら出品者とのちゃっとのやり取りで申請可能です」とのことで、返品・返金を選択した。

個体差や初期不良があるのは理解している。しているが、こうもとれる。つまり３週間程度で壊れるくらいのリスクがのこる部品の採用、もしくは製造工程の管理体制である。たまたまなのだろうけれど、こういうのに当たってしまうと、ねぇ。

価格は倍くらいになってしまうが、画面を仮想的に固定できるのと、透過率が動的に変えられるXRIAL Oneの方を改めてポチった。こっちなら、作業用でも使えるかもという期待と「そういや透過率変えられるなら目視でFPVでドローンでも使えそうじゃね？」ってのとあって、それらにも使えるならそこまで高くはないっつか逆にコスパよくなるなぁ、と。届いたら色々試してみます。

しっかし、RayNeo Air 3sは残念だったなぁ。