XREAL One、レベチでいいじゃんか!

の、続き。3週間で使えなくなって返品。買い替え時には画面が空間に固定できるもの、ブレ補正があるものがいい、てことで、これを入手してみた。

価格は倍なだけある、と、個人的には思った。ていうか、これでこの価格は十分に安いと思う。いろんなところでレビューされているので特に詳しいレビューなどはそれらを参考にしてくだせぇ。が、それだけだと、記事にもならんので(苦笑)、電脳-煩悩的な視点でちょいとそれら先行レビューの補足的な。

やっとほんとのAR体験

RayNeo Air 3sの場合は近くに27inchがある感覚のほうが強かった。しかもうまくセッティングしないと(特に上下方向で)見切れることも多く、こんなもんか、と思っていたが、XREAL Oneを掛けてみて愕然! ちゃんと設定した位置(標準では4m先ぐらい)にある感覚があるのだ!これでやっとよくあるARグラスのイメージ写真の感じになる(↓これね)。

RayNeo Air 3sのそれとはまるで次元が違った。

屈折レンズの下端の線をはっきり認識してしまって違和感ありまくりだったRayNeo Air 3sと違い、XREAL Oneでは構造は基本的に同じはずなのに、全く気にならないのはなぜだろう?

空間に画面固定ができるおかげで違和感なく作業にも使える。いやほんとに使える。画面から視線が大きく外れると透過率が自動で変わり周りがよく見えるようになるのも秀逸。透過率を変えられるのが、自動で変わるのがこんなに素晴らしい体験になるってのは、実際に試してみないとわからんだろうなぁ、きっと。

頭と一緒に追従するモードでも、空間に画面を固定するモードでもブレ補正が効くおかげで、ほんとに違和感なく使える。というか使い物になる。

音もまるで違う

カタログや商品説明ではわからない部分に実際の音質もある。RayNeo Air 3sは前回も書いたが指向性が悪く、耳に届くより拡散するほうが多い。なので音量もずいぶんと小さくなってしまう。手で塞ぎ気味にすると途端に高音質+音量も上がるので、そうなのだとすぐにわかる。

一方のXREAL Oneはそのままでちゃんと耳に届く。てで塞ぎ気味にすると低音低音がよく届くようになりはするが、逆に塞ぎ気味にしないほうが音質はいい感じ。ちゃんとチューニングされているのだろう。音量もほぼ変わらない。そうだよね、本来そういうことだよね。

価格でRayNeo Air 3sと迷うかもだが、ARグラスを試すなら、絶対にXREAL Oneを推す

もう、体験がまるで違う。ほんと価格差だけのことはある。頭を固定して使うことができる動画視聴だけでも、違う。加えてXREAL Oneでは頭を固定できるとは限らない他の用途、ゲームだったり、作業のモニターだったりでも問題なく使える。ほんとに空間にモニターがあるように見えるのはXREAL Oneの方。私がそうだったように初めてARグラスを体験したのがRayNeo Air 3sなら「あぁ、こんなもんか」と思う(つか思った)。おもちゃだな、作業にも業務にも使えるレベルじゃないな、と。なので動画視聴専用にしていた。

XREAL Oneは「をを!ARグラスというか仮想モニター!」あんなことや、こんなふうに使えるかも、と、妄想も膨らむ。今度出先の作業でがっつりモニターを使うようなところに持って行ってみよう、そんな気にさせる。

さらに細かいことだが

ケーブルがRayNeo Air 3sはシリコン被覆、XREAL Oneでは網被覆ケーブル。ケースもXREAL Oneの方がイケてる(ま、これは個人的な感覚だが)。

「目が悪くなりそう・・・」と思う人もいるだろうね。でもこれ、実際に使ってみるとわかるんだけど、スマホの画面や、iPadの画面、Note PCの画面みてるよりずっと楽です。4mは離れたところにあるものをみてる感じだからね。目のピントはそのぐらいになるので、無理してピントを合わせている感じではなくだいぶリラックスしてみている感じ。そういう意味では特に悪くなりそうという感じは使った限りでは、ない。むしろ老眼でも関係なくクリアに映像が見えるので、嬉しい限り。私の場合近視はぼぼないが矯正もあって遠近と中近をかけているけれど(近くがほんと見えない)。ARグラスだと裸眼でクリアに見えるのだ(^^

うちでは早速iPad miniと、試験的にThinkPad x13のubuntu Desktopでも使う予定(どちらもテストして使えることを確認済)。

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