ubuntu 24.04.1 serverのLVM2で容量いっぱいまで拡張する。

ウチのAsustor NASの上にちょこんと乗っかってるBeelink EQ12 ubuntu serverくん。Mac Studio M2 Maxで使ってたNVMe SSDを新しくしたので余った(と、言っても今時では少し低速なだけでまだまだ使えるし、network越しなserverではちょうど良いかもな速度と低発熱な)KIOXIA NVMe SSD G2 2TBをこちらに使おうと。ついでに色々構成も変えたかったり、Install好き(笑)なこともあって、ちょいと面倒(楽し)だったが、データバックアップして、Ubuntu 24.04.1 server版を新規にInstallして再構築することにした(楽し)。

↑から半年しか経っとらん(苦笑)が、追加メモ。

Network BondingをInstall時に設定できたのね

↑であとから設定したNetwork BondingはInstall時に設定出来たのね。気が付かんかった。ベンチマーク速度的には変わらなくても負荷分散として有効だし、Beelink EQ12にはせっかく2.5GbE Eternetポートが2つあるので、Bonding。後からやるよりInstall時に設定する方がはるかに楽だった。

Desktop版とServer版は違いはないと言ってたけれど意外と違いはある

そういえば、だけど、よくQ&Aでもそう答えられるし、大体の人が言う「ほぼDesktop版とServer版は違いはない」だけれど、間違いではないけれど、実際に両方使ってみてるとDesktop環境とアプリ以外にも意外と違いはある。

Network設定が違う。Desktop版はNetworkManagerでするがServer版はNetplanでする。ここが場合によっては色々引っかかりやすいポイントだったりする。クライアントとして使うのが多いDesktop版と多くからアクセスされる側のServer版でそれぞれに合わせて最適な方が採用されているって感じか。こちらがよくまとまっているので興味があれば参照のこと。

【第29回】Ubuntuのネットワーク設定入門

ファイルシステムでも違いがある。Desktop版では基本的に普通にext4形式でフォーマットしてパーテーションを作るだけだが、Server版ではLVM2での管理ががデフォルトだ。MacでいうところのHFS+とAPFSみたいな感じで、よりServer版の方が柔軟性があり、今時の感じなのだが・・・

ubuntu server 24.04.1を新規にInstallしてデフォルト設定のまま進めるとSSDを全て使わない(苦笑)

のだ。先述の通り今回2TBのSSDに差し替えて新規にInstallしたがストレージ設定をデフォルトでお任せして進めたら、1.8TBの空きがあるのに100GBしか確保してもらえんかった。手動で設定すればよかったのだが、まぁ、拡張すればよし、だ。

※Cockpitの画面

↑の、LVM2物理ボリュームが2.0TBとなっているが、1行下の「/」にマウントされている倫理ボリュームである/dev/ubuntu-vg/ubuntu-lvの容量が100GBになってたりするのだ(上の画面ショットは拡張後なので1.9TBになっている)。

df -hで状況確認。

2TBどこ行った(^^;

lsblkでさらに確認

nvme0n1p3が1.8TBあるのに倫理ボリュームが100GBしか確保されとらんね(^^;;;

「lvextend -l +100%FREE」を打って最大まで拡張

lsblkで確認

1.7TBに増えました。んで、resize2fsでファイルシステムに反映。

これで拡張完了。cockpitの「ストレージ」で確認してもちゃんと増えているのでおっけ。ふぅ。

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