SENA 20Sの設定をやり直す! なんだオイラが悪かったのねorz

【2015.10.21追記】

いま、こんな夜中にiMacの前でヘルメットを被っています(爆) なーに、してんのかというと、SENA 20Sの設定しなおし。SENA 20SはファームウェアVer.1.4が出たので、ついでにアップデートした後に、設定初期化。iPhoneからも20Sとの接続設定を削除、Moto GPS Radar LCDからもヘッドセット解除。B2さんとのインカム設定もリセットされてしまいました(^^;

実は・・・20Sの最大の特徴である「複数の機器の音声が途切れずにバックグラウンドで聞こえるオーディオマルチタスク」がうまく働いていなかったのである・・・(^^; でも何となくそれなりに使えてたので、後回しにしていて、すっかり忘れ、ふと思い出したってわけですが・・・w

 

【状況】

  1. iPhoneとA2DPで接続し音楽とナビ、HFPでデイトナ製GPSレーダーと接続、且つ、例えばSMH5のB2さんとインカム接続。この状態で、
  2. HFPプロファイル接続のGPSレーダー音声がONになると、iPhoneもインカムも両方ストップしてレーダーの音声だけになる。しばらくした後、iPhoneとインカムが復帰。稀にインカムが復帰しない事も。
  3. そもそも、インカムを使っているとA2DPのiPhoneの音声が流れてこない。どちらかを選ぶ必要があるのだろうか? カタログ等の説明だと両方使えるとの事だったが。
  4. インカム通話を使わない状態でもA2DP接続のiPhoneよりHFPなGPSレーダーが優先でGPSレーダー起動するとiPhoneの音声は切れる。
  5. つまり例えば、インカムで話をしていたときに工事現場の横を通ると「トクショウ無線をキャッチしやした!」とか言われてインカム通話が遮断されてしまうのだ。その間、B2さんは話をしているが、私には届いていない(

てな状況だったので、SENAにその旨問い合わせて見る。(既にうまくいっている方はこの現象で原因はお気付きだろうがw)回答はこうだ。

 

一度全てのペアリング情報を20S、周辺機器から削除し、その後以下の様にペアリングしてください。
 
1. 20SとiPhoneをA2DP接続
2. 20SとレーダーをGPS接続*
3. 20SとSMH5とを接続
 
*GPS用ペアリングをすることによりGPSナビやレーダー(HFP)の音声が、電話としてではなく(切り替わってしまう)、ターンtoターンベースの音声案内として認識され、バックグラウンドで聞こえる様になります。
 
また、インカム会話中の音楽ですが、一度静かなところで試してみると、かすかに音楽がバックグラウンドで聞こえているのがわかります。人によっては小さすぎると感じる方もおられる様です。
その場合は,ナビゲーションオーバーレイを有効にしてください。それによりインカム通信時にもバックグラウンドの音楽や音声がフェードせずに通常音量で聞こえやすくなります。
 
ふむふむ・・・。え゛!? 2番のGPSレーダーをGPS接続?「GPS接続ってなんだ?!」 私はiPhoneをメインの電話接続。で、一般のヘッドセットと同じだろうと勝手に想像してしまいGPSレーダーを「2台目のスマホ、ナビ等とHFPペアリング(マルチポイントペアリング)」で接続していたが、これが大きな間違い(^^;;; この場合には電話として最優先され、そちらに切り替わってしまうのは当たり前の仕組みだったって訳だ。
で、よーくマニュアルを読み返してみると、ちゃんと、あるじゃん! 「GPSナビ・レーダーとBluetoothペアリング」っていう項目がorz くっそう、気がつかなかったorz

GPS ナビとペアリングすることにより、ヘッドセットからナビ音声案内が聞くことができます。各ナビメ ーカーによって Bluetooth の仕様が異なり、HFP(電話プロファイル)をつかうナビもあれば、A2DP(オ ーディオ再生プロファイル)を使うナビもありますので、ペアリングを行う前に、ご確認ください。HFP を使用する GPS は下記の特別なペアリング手順を行なうことにより、より互換性が増したペアリングが可 能になります。

てことな訳だったのね。iphoneを先に20Sに接続。その後MOTO GPS Rader LCDを接続するのだが、説明とちょっとだけ違う部分があったので、以下手順。(20S電源ON、iPhoneを接続済み、Moto GPS Radar LCDの電源はOFFからスタート。ヘルメットを被ってスピーカー音声を聞ける状態にw なのでLEDの説明は自分では見えないので省く。)

  1. 20Sの電源を入れたままの状態で、ジョグダイヤルを6秒押し続ける。すると「インターコムペアリング」と聞こえたタイミングでジョグダイヤルを離すと、マルチビープ音に変わる。(ここが違っててしばらく悩んだ)
  2. 2秒以内にフォンボタンをタップ。ビープ音が高音に変化し「2台目の電話接続」というアナウンスの後、2秒以内にもう一度フォンボタンをタップするとやっと「GPSペアリング」と聞こえる
  3. Moto GPS Rader LCDのSELECTスイッチを押しながら電源を長押しで押して起動すると「ペアリングモード」で起動する。そのまま画面に「ペアリング完了」とでるまで待つ。再起動がかかる。
  4. 20sからは「電話に接続しました」と聞こえる。

これで、OK。ふぅ。。。あとは設定し直し。

20SをiMacに「電源OFF」の状態でUSBでつなぎ、SENA Bluetooth Device Manegerを起動。設定画面を出して下記の様に設定。

スクリーンショット 2015-04-24 0.08.35

終わり。これで、やっと20Sの本領発揮で使えます(^^;;; ・・・私とした事が(爆

【以下追記】

こちらを参照される方が多いようですので、追記しておきます。この設定ではSENAのサイトに明記してある通り

オーディオマルチタスク機能により、インカム通信中もナビ、音楽などの音声がバックグラウンドで聞こえてきます。より自然な形で耳元に音楽、情報、声が届くようになりました。

なので、

オーディオマルチタスクは、インカム通話にオーバーレイする機能であり、HFP,A2DP同士はBluetoothの機能上できません。

との事です。つまり、インカム通話中でも音楽とGPSナビ音声はオーバーレイされる機能って事です。なので例えばiPhoneで音楽再生中にGPSレーダー(HFP)のアナウンスが入ると音楽は【完全に】遮断されます。お間違えないよう(^^

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