Macで宛名印刷は「筆結び」が一押し!

Mac版の宛名印刷アプリってぇと、「宛名職人」が有名で、それしか知らない人も多かったりだけど、実は個人的には宛名職人って好きじゃ無いんだよねぇ。複雑で直感的で無い、Macらしく無いインターフェースが嫌い。でも、家では年老いた父がMacで「ハガキデザインキット」でずっと作ってたので、毎年私は年賀状には感知せず、だった。だったのだが、今年から「ハガキデザインキット」が無くなったもんね、そう言えば。でも私になんにも頼んで来ないので「Wordとかで印刷するのかな?」「どこかに頼んだのかな?」「手書きすんのかな?」と思ってたら、今日30日になって、泣きついてきた(遅

できねーなら、できねーで、もっとずっと早く言えよ! しかも住所録データ飛ばしたとか言いやがるし(怒

怒っていても仕方ないので、ささっとIllustratorで裏面のデザインをして裏面の印刷を終えて、住所録に取り掛かろうと。EXCELで住所録データは作った。そのままWordに流し込んで・・・って、Wordでの宛名印刷って、ラベルとか、郵便番号の位置合わせが必要ないタイプの宛名印刷だとまぁまぁいいんだけれど、年賀状なんかだと、微妙に位置がずれてその位置合わせがめんどーだったりすんだよねぇ、Word。昔っからそうなので、いい加減修正されて一発でうまくいって欲しいのだけれど、そんな気配はないねぇ。まぁWordで完璧にできるならそもそも宛名印刷アプリなんて必要なくなる、逆に言うと宛名印刷アプリがなくならないってことは、いかにExcel+Wordでの宛名印刷が使いにくいかってことなので、ね。てことで、できれば今回はWordではやりたく無い。面倒だし。

何かないか探してみるか・・・

Contents >>>>>>>>

EPSON Photo +

いまはEPSON EP-812Aを使っているので付属アプリEPSON Photo +から宛名印刷できるらしい・・・。使えるようなら無料でできるしね。早速試してみる・・・。

だめだ!全然ダメ!

癖が強すぎる。CSVデータの取り込みの癖が強い。というか項目を指定して取り込めず自動のみ。推測してあれこれやってみて、10パターンほどやってやっとまともに取り込めた。が、CSVの順番とまるで違う順番で取り込まれた。なんだそりゃ?!

まぁ、取り込めたので印刷してみようとすると、今度は印刷面のフォントサイズが小さすぎる。が、一括で変更する術がない。マジか・・・。フォント自体もMacにInstallしているフォントは使えず、前もって用意されているものしか使えず。

・・・ダメじゃん!

宛名職人

先述の通り、好きではないし、8000円台という(いまどきの感覚からすると)高額な価格設定は魅力が薄い。極薄。年に何度かしか使わない、下手すりゃ1度しか使わないものに、そんな金額出すわけがない。しかも私の場合宛名印刷をすればいいだけなのに。まぁ、なにもなければ仕方なく選ぶか、やはりExcel+Wordでやるしか・・・

と・・・ぶつぶつ言いつつ探していると、あった!

筆結び

こんなの出てたのね。知らなんだ。早速InstallしてみるとIntel版のままだけれど、macOS Montereyでも問題なく起動・動作♪ というか、すごくわかりやすいじゃんか!CSV取り込みはもちろんのこと、EXCELファイルも読み込めるので、楽だった。一発で思うように読み込み完了。

修正や進め方も超わかり安く、安定動作。そうだなぁ・・・インターフェースのわかりやすさと使い勝手を点数にすると

  • 筆結び:を、100点だとすると
  • 宛名職人:20点(UIがダメダメ)
  • ハガキデザインキット2021(2022は無いのでかつての)40点
  • 筆王(Windows版)60点(いかにもデータベース的な古さと、癖がある)
  • 筆まめWindows版)80点
  • 筆ぐるめ(Windows版)70点

って感じか(完全に私感)。筆結びはWindows版もあるので、Windowsユーザにも合わせてお勧めできるわかりやすさ、です。インターフェースと一口に行ったけれど、画面の文字の大きさ(老眼でも読める!)、わかりやすいレイアウト、やりたいことに寄り添う使い勝手。そんな感じなのでMacユーザはこれ一択でいいんじゃ無いでしょうか!しかも安い!

データのバックアップは住所録を選択するメニュー画面に「バックアップ」があるので、そこからバックアップをするとCSVデータでバックアップされる。因みに、TimeMachineなどで環境をまるっと確実に保管したい、まるっと復元したいって場合はデータは「ライブラリ」→「Application Support」→「筆結び2022」にあるので、それと、当該plistデータを使えばいいだろう。

この、データの場所を探すのに一応メーカーの「あつまるカンパニー」にメールフォームで12/30に問い合わせたら、なんと年末の12/31に回答を頂けた。このサポート姿勢は大手では真似のできない体制であることも付け加えておく。

Excel+WordでやるくらいならExcelで元データさささっと作って、これに読み込んで印刷する方がはるかに簡単です。このぐらいのアプリ代払うくらいでこんなに簡単になるなら、払います払います(^^

久々に、気持ちのいい、アプリケーションに出会った。(いや、Epson Photo +と宛名職人が酷すぎんだが・・・)

3 thoughts on “Macで宛名印刷は「筆結び」が一押し!”

  1. ハガキデザインキット被害者の会会員№3587です
    自分用っていうよりあっちの会社のご挨拶用年賀の印刷でずーっと使ってました
    住所録も何百件

    最初は12月中旬住所録取り込み予定とかうたってたんですよ・・・過ぎても待ってました
    いつまで経ってもCSVファイルしか落とせない

    そこで検索したらでるわでるわ難民がw
    デザインなんかどうでもいいんですよ、住所録さえ取り込んで印刷してくれれば

    結局筆王入れちゃったけど、昨日これ見てたら筆結びが良かったなあと(苦笑

    1. ハガキデザインキット被害者の会会員№3587です、さん(ナイスなNH(笑))、昨年もお世話になりました。

      > 昨日これ見てたら筆結びが良かったなあと(苦笑

      すみません(笑)。私も父からの突然の依頼だったもんで、記事を書くのがリアルタイムだったもんすから(^^;;;

      でも、ほんと、シンプルでシンプルでシンプルな良いアプリですょ。

      いかも今ならVectorで2080円!

      てことで、良いお年をお迎えください。(藤島にお風呂に行きたくなってきた・・・)

denali へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA