モバイルバッテリーやUSB充電器などを開発、販売しているCIOは日本の若いやつらが頑張ってる企業。応援したい。そう思って、USB充電器にモバイルバッテリーにUSBケーブルなどをいくつか購入して使っている。特に気に入っているのはUSB充電器とUSBケーブル。
が、首をひねる製品もある。モバイルバッテリーだ。一時期何人ものYouTuberが(まぁ、案件なのだろうが)「これはいい!超お勧め」と絶賛していたのでどれどれ、と、私も10000mAhのSmartCoby Pro 30Wと20000mAhのSmartCoby TRIOの二つを使い始めてちょうど1年が経ったので改めてその感想を・・・。最初に結論を書いてしまうがタイトルの通りで「ちょっと待て」だ。正直あまりおすすめできない、てな結果だ。
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CIOのモバイルバッテリーは自然放電が激しい?
Amazonレビューや価格.comレビュー、Blogなどでもそんな感じのが溢れている。確かにうちでも持ち歩いていていざ使おうと思ったら、【実】残量がなくて使えなかったことが「何度も」あった。というか使えた時の方が少ない。これは10000mAhのやつも20000mAhのやつも全く同じ。
正確な状況を書くとこうだ。
使おうと思った当日〜前日に100%まで充電した場合
これは全くもって問題なく使える。表示もほぼ正確。この状態でレビューすると「超お勧めできる便利なモバイルバッテリー」という評価になるのもうなづける。だがモバイルバッテリーはこういう使いかたばかりじゃない。
100%まで充電したあとすぐには使わず保険として携帯する場合
これが問題が大きい。例えばだ、念の為一度10%ぐらいまで使ってから100%まで充電してから携帯を開始したとする。2週間後いざ使いたい時が来て残量を確認すると97%とかの表示。「3%は自然放電かな。まぁ2週間で3%なら・・・」と思いつつ、使用を開始、すると80%手前で突然0%表示もしくは表示すら出ない完全放電状態に一気に無くなる。。。
とまぁそんな感じだ。Amazonの低評価レビューを見ていてもだいたいそんな感じ。4日後とか1週間後とかあるが、経験上せいぜい持って実質1週間てところか。それ以上になると途端に表示は当てにならなくなり、実際の残容量は激減している。モバイルバッテリーとしては魅力激減だねぇ。これ、例えばAnkerのLEDで残量を表示する普通のタイプでは起こらない。平気で1ヶ月とか持ってくれる。
いくつか原因を邪推すると1つは残量表示のプログラムというかプロセスというかが適当で、充電後直近の場合には正確なのだが、数日を過ぎると実際には20%ぐらいなのに97%とか表示している場合。1つは残量表示のプログラムというかプロセスの方は問題なく、搭載バッテリーが相当に信頼性が低いものの場合。そしてもう1つの可能性は両方が原因の場合。それとCIOが発注している工場自体がアレな場合(略)。ま、くわしい検証や調査をしたわけではないのであくまで想像であって邪推だが、言えることは一つ。
CIOのSMART COBYシリーズ モバイルバッテリーは1週間持たない
かな。他のシリーズは使ったことがないので、あくまでSmart COBYしリーズでの話。
そうは言っても、応援したい気持ちは変わらずあるので、懲りずにMakuakeで超小型の20000mAhのモバイルバッテリーのクラファンに参加したりしているのだけれど。まぁ、電池フェチだし(苦笑 12月には発送が開始されるようなので、どんなもんなのか、楽しみでもあり、ドキドキでもあり(苦笑
てことで
CIOのモバイルバッテリーは当日〜数日内に使う使い方をしているならアリだけれど、そうではなくて保険としていざという時のために、ならお勧めできない、となる。保険として携帯する使い方をするならAnker(ただし液晶表示とかない普通のLED表示タイプ)の方が(経験上)お勧め。
2023.12.18追記
この記事を書いてから約2週間後、Smart Coby TRIO 20000mAhの方がダメになった。購入から1年1ヶ月。65%ぐらいまでで充電が止まる。回数で言うと20回充電したかしないか、程度。それしかつかってないのになぁ。。。途中で充電が止まる原因の詳細はわからないが、制御基盤がだめなのか、内部バッテリーのバランスが著しく崩れたとか? まぁ、リチウムイオンバッテリーをなめてると怖いので使用を停止。しかし壊れるの早い。
手持ちのAnkerのは2-3年使っているけれど、全く問題無し。うーん。。。CIO、お勧めできんかも。。。これから届く予定(遅れるようだけど)のクラファンで支援した新しいコンパクトなSMART COBY Trioが届いたあとに再度評価をしたいとは思うが、取引している工場変えるとか検討した方がいいかもですよ?
手持ちの一つがダメになったし、持ち歩いているCIO SMART COBYの10000mAhのもイマイチだし、12月後半に届く予定の新しいコンパクトなSMART COBY Trioも遅れることが告知されたし、仕方ないのでAnkerのなにか買い足そうかな。。。
2023.12.25追記
SMART COBY 10000mAhの方もおかしくなりました。残量表示が固定されます。テストのため非接触体温計でテスト。まず100%表示まで充電。その後非接触体温計に丸2日使ってもなぜかずっと100%表示のまま。そのまま使い続けると100%から唐突に真っ黒になってバッテリー切れ。つまり残量表示ができなくなりました。バッテリーとしては使えるので、こいつは非接触体温計専用に格下げです・・・。1年で2台ともダメになったか・・・ダメじゃん。
CIOのモバイルバッテリーはお勧めできない
と、評価をかえます。はい。少なくとも現行モデルはダメ。
3 thoughts on “CIOのモバイルバッテリーは買うのちょっと待て。(追記:お勧めしない)”