ESET パーソナルセキュリティが出ました。

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キャノンITソリューションズのセキュリティソフト、ESETがVer6(Mac版は5.x)からガラッと新しくなり、一つのライセンスでWindows/Mac/androidに対応するESET パーソナル セキュリティになりました。早速Windows版とMac版を使ってみましたが、セキュリティソフトにありがちな(どれ、とは言いません・・・)、新しくなってクソ重くなったり、逆に使いにくくなったりという事も一切無く、【真当に】進化した様です。

 

軽さは相変わらずで、作業に影響を及ぼす事はまずありません。メモリーの使用状況も優秀ですね。ちょっと癖のあったVer.5(Mac版はVer4)と違い、新しいバージョンのESET パーソナル セキュリティではより設定が分かり易くなっているのもポイントです。

注意が必要なのはライセンス一つでWindows/Mac/androidから一つを選んでInstall出来るんですが、あくまで1台。例えばMacにMac版をInstallして、同じMacのBootCampなり仮想環境のWindowsなりにWindows版をInstallすることは出来ません。但し、契約有効期間内でMac版をWindows版に切り替えるのもandroidに切り替えるのも出来ますので、途中で利用機種が変わっても対応出来るというのは良いと思います。

複数台おもちの方はESET ファミリー セキュリティが良いかも。Windows/Mac/androidの5台にInstall出来ます。しかも友達のパソコンでも、離れた家族のパソコンでもOKときてますから、これは利用しない手はありませんね。よりお得感のあるESET ファミリー セキュリティ 3年版 10万本限定もあります。
それと、Mac版はESET パーソナル セキュリティESET ファミリー セキュリティ共にPro版となり、新しくファイアウォール機能が追加されました。mountain LionになってセキュリティもだいぶアップしたMac OS Xですが、OS付属のファイアウォール機能よりも細かく設定出来るのでこちらの方がより安心で便利だと思います。(正常に動作させるにはOS付属のファイアウォールをOFFにする必要があります。)

Mac版でも勿論Windows用のウィルスにも対応しています(Mac用ではWindowsのウィルスに未対応のモノもある)。無料のsophosも悪くはありませんが「あぁ、アンチウィルスが動作しているなぁ」という感じがどうしてもあります(多少動作に影響がある)。まぁ無料なので、どうしてもお金を払いたくない人は動作と引換にsophosを利用するのも手でしょう。そんな訳でMac用のPro版は特にお薦めです。

年度によって出来不出来が変わるセキュリティソフトですが、業務上で色々と試してみて新しいバージョンの、Windows,Mac両方に対応するセキュリティソフトとしては電脳-煩悩的に一押しのソフトです(^^ 

ちなみに、ウチの検証ではWindows/Mac両対応のマルチプラットフォームなモノでは次点は有料のモノではカスペルスキー2013。次点の訳はInstallすると多少重くなります。特にWindows版。が、使いやすさと価格ではカスペルスキーも負けてはいません。最新の、メモリがふんだんに詰んであるパソコンならカスペルスキーも良いかも。安定度もあります。但し、カスペルスキーのMac版はファイアウォール機能がありません。ってことで、やっぱり次点。

Windows版の方の総評ですが、相も変わらず今年のバージョンもウィルスバスターはダメですねぇ。ノートンは頑張ってきてますが、分かりにくさは相変わらず。McAfeeは重くて分かりにくいです。無料のモノではAVG,Avastは多少重め、AVGは安定性に欠ける。無料でお薦めはAviraが一番安定して、軽くて、お薦めです。



2 thoughts on “ESET パーソナルセキュリティが出ました。”

  1. んー、NTTの光にしてるから、勝手にアップデートしてくれるから、楽なんだけど・・。
    2代目のノートPCは、なんか考えようかな。

    1. hidekyoさん、こんにちは。
      えーと。。。。あえて書かなかったんですが(笑)上で「敢えて書きませんが」としたのはウィルスバスターです。

      NTTフレッツのサービス、ウィルスクリアはウィルスバスターベースです。当方での検証では「クソ重い」「PCが不安定になる」「ネットワークも不安定になる」です。価格も420円/月ってことは5040円/年なので、特に安くは無いです。本来のウィルス検出率に関しても誤動作が多く、検出率はあまりよくありません(^^; 国内ではネームバリューで売れていますが、評価は高くありません。ウィルスバスター2008まではお薦め出来るアプリケーションだったのですが、2009、特にクラウドになってからは全然です。ちなみに、あまりに酷いのでウチの顧客のパソコンにウィルスバスターがあったものは全て外しました。結果安定して動作。

      重めのウィルスバスター(ウィルスクリア含む)、McAfeeあたりを使っている場合アンインストールして、軽めの例えばESETやAviraに替えてみると、今までクソ重いと思っていたPCがサクッと動き出すのでビックリしますよ(笑

      それからWindowsの場合には何もしないと標準の「ウィルスディフェンダー」も【無駄に】動作していますから、アンチウィルスが別途入っていればOFFにして下さい。お使いのセキュリティウェアにファイアウォール機能があれば、Windows標準のファイアウォールもOFFにします。

      中にはGoogle系のサービスやAdobe系のプラグインのInstall・アップデート時によく見ずに「McAfee」も一緒にInstallしてしまって、「Widnows標準のディフェンダー」「知らずにInstllしてしまったMcAfee」「自前で別途用意したセキュリティウェア」「PC購入当初から入っていて、期限切れでUnInstallしないままのセキュリティウェア」なんて、とんでもない状態のPCも実際に、しかもけっこう多くあります(^^; そしてパソコンが調子が悪いと嘆く訳です(苦笑  4重にもセキュリティウェアが動作していればそりゃぁ重くなりますって(^^;

      セキュリティウェアってのはウィルスと同等の深度まで入り込んで動作します。なので、複数動作しているとお互いがお互いをウィルスの活動じゃないかと牽制しあい阻害します。阻害せずとも【無駄に】重複して検出動作を行うので良い事は一つもありません。

      これを読んで「はっ!」と思った方は今すぐ確認して見て下さい(^^

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