Mac Studio M2 Max から M4 Mac miniへスペックダウン?してポチった。

Mac mini M1から買い替えたMac Studio M1 Maxを購入後約2年で更にMac Studio M2 Maxに買い替えて1年半。正直当方の使い方では少しオーバースペック気味。加えて何度か書いている通り、今事務所の省電力化を進めていて、オフグリッドであれこれ賄えるモノ・時間を少しでも増やしたいって希望もある。Mac Studio M1 Maxの消費電力は

この通り最大で115Wだった。それがMac Studio M2 Maxの場合は

この通り最大で145W。まぁ、実際には常時大体60-80Wぐらいなので普通のWindowsデスクトップに比べれば大分省電力なのだが、正直更に落としたい。これまでMac Studioシリーズの前はIntel Mac Miniを使いMac mini M1と来ていたので次もminiかなと思ったがちょうどいいのがなくMac Studioに移行していたのだったが、Mac Studio M4 Maxってば

うぉっ。一気に上がって3倍の最大480W。むぅ・・・。これを見てふと「いや、初心に帰って、私の使い方ならM4 Mac miniでじゅうぶんなんじゃね?」と。思えばPowerPCのMac mini、Intel Mac mini、AppleシリコンのMac miniと使ってきたのだ。本来私の用途ではメインマシンであってもMac miniでいける。あとはM4 Proにするか無印にするか。

M4Proでもなく無印のM4でも多分十分だね

色々調べていってはっきりした。私の使い方なら無印M4 Mac miniで大丈夫そうね。何よりM4 Proってば無印M4の倍の価格になるけれどそこまでの(価格差に見合った)性能差があるかってーと正直微妙に思う。確かにユニファイドメモリの帯域も倍になり、無印では高性能コア4・高効率コア6なのが、M4 Proでは高性能コアが倍の8、高効率コアが2つ減って4になるのだけれど、その性能差が必要な作業をするかってぇとそれも微妙。ふむ。公式発表の消費電力を見てみるとこう。

M4 Mac miniは最大で64W。をを!

一方のM4 Pro Mac miniは・・・

最大で140W。M4 ProモデルだとMac Studio M2 Maxとほぼ同じ最大消費電力なのね。もちろん高効率コアが減って高性能コアが増えた分もあるだろうけれどThunderbolt 5搭載の影響もあるのかも。いずれにしても電力的には今使ってるMac Studio M2 Maxと変わらん感じ。むぅ。

重めの作業でない場合、活躍するのは高効率コアの方

私は昔から常時アクティビティモニターを立ち上げてあり、CPU使用率やメモリー状況をチェックしているのだけれど、Appleシリコンになってからよりハッキリと言えるのだけれど、Adobe系アプリとか動画編集とかDAWとか使ってない限りはほぼほぼ高効率コアのみで動いている。高効率コア4・高性能コア8のMac Studio M2 Maxでもそう。

こんな感じ。右4つが高効率コア。左8つが高性能コア。Webで調べ物してたりGoogle Workspakeで書類作ってたりとかはずっとこんなん。Adobe Photo Shopを立ち上げてなにか読み込むとこんな感じ。

LigitRoom Classicは立ち上げ時は

こんな感じに高性能コアをフルに使いだすが、立ち上がり終わるとこんな感じに落ち着く。

Mac Studio M2 MaxとM4 pro Mac miniではコア数と構成は同じ、高校率コア4・高性能コア8なのでM2とM4の性能差がわかりやすかったかも。でもふと気がついたのだが無印M4なら普段活躍する高効率コアがMac Studio M2 Maxより2つ増えて6コアになるんだねぇ。これが実使用でどうなるのか、非常に興味がある。加えて無印M4 Mac miniにするとMac Studio M2 Maxの半分以下の(最大)消費電力になるのはやっぱり(私にとっては)魅力だな。普段使いの大部分で活躍するのかむしろ高効率コアの方で、自身の作業が十分に出来るのなら全然アリだ。高性能コアも使い始めるであろうAdobe系アプリ、Logic Pro、Davinci Resolve Studioなどでも、そこまで生産性にこだわらなければ、つまり爆速でなくても普通に使えさえすれば私はそれでいい。多分無印M4でもいけんじゃね?と想像。

そもそも個人的な考えというかワタシ的な思考では車でもバイクでも家電製品でもパソコンでも最上位のものは選ばない。そこそこのスペック(用途に十分足るスペック)でコスパ的に納得できるものを選ぶ、だ。特にパソコンは最上位のモノを買っても結局そこまで長く使えるわけじゃない。なら用途に見合う程度のスペックでコスパの良いものを定期的に買い替えて新しく(最新の機能も追加されてたりするし)していく方が良い、というふうに考えるんだよなぁ。

ふむ。無印M4 Mac miniに買換決定。

とはいっても吊るしではなくカスタマイズした

10万円を切る最安値のモデルはSSD 256GB、ユニファイドメモリ 16GB、1GbE LAN。それではなく今使っているMac Studio M2 Maxと同じSSD容量の 512Gでユニファイドメモリは24GBの無印吊るしモデルの上位を選択。Mac Studioと同じ32GB、というかIntel Mac miniの頃も32GBだったのでBTOで32GBにしたいところだが24GB→32GBへ変更の3万円の価格差に躊躇。12GBの違いで3万円・・・。ユニファイドメモリとは言え素直な感想的には、やっぱ高けぇよなぁ(^^; そうかそういえば普通のメモリではなくて【ユニファイドメモリ】なので多分うちの使い方だと16GBでは多分足らんけど24GBあればどうにかいけんだろうってんで24GBで行ってみることに。思い起こしてみるとMac mini M1のときは(BTOで最大)16GBでなんとかしてたしね。ま、駄目なら常時起動するアプリなどを整理する方向で調整してもいいし、ね、と。

ただ、Ethernetだけは今更1GbE LANに格下げするわけにもいかんのでこちらはBTOで10GbE LANに変更。ポチった。なので冒頭の出荷予定日なわけだ。

Mac Studio M2 Maxでももちろん現状大きな不満はなかったのだが、いまUSの某大統領の所為でどうも情勢が不安定だし、読めないので、今のうちに新しいモデルにしておこうって気持ちがあったことと、メインPC周りをより省電力化したかったこと。何よりそもそも小さいのが好きなのだ(^^

M2 MaxからM4無印に替えると数字上はコア数やらなにやらスペックダウンだが、実はM2世代とM4世代ではコア自体が進化しているもんね。特にM4世代はM3までと比べて劇的に進化しているところあるしね。スペックやシリーズだけ見るとスペックダウンだが、実力的にはそうとも言い切れない部分もある。そもそもつい先日発表されたMac Studio M4 Maxになると完全に私の使い方ではオーバースペックマシンになってしまったからね(苦笑)、M4 Mac Studioに買い替える選択肢は私の中では無くなった。M4 Mac miniからはThunderbolt 4ポートが3つ装備されたのもMac miniに戻ろうと考えた大きな要素の一つ。

・・・あれ?久々にワクワクだな(苦笑)。そう言えば、直近では初めてのAppleシリコン搭載のMac mini M1以来のワクワク度だ。更に記憶をたどるとiMac G4を購入したときのワクワク度だなー。

iMac G4 (2002)

このワクワクさはMac Studioでは無かったなー。「4」という数字がポイントなのか? そんなわけ・・・と思ったがあながち近からずも遠からずというところか。M4について色々しらべていくと確かにM1,M2,M3と来てM4はある意味一つの到達点のようにも思える。それぐらいSoCとしてM3までから1段ヒョイッと格が上がった気もする。

てことで、いつも届いたらベンチマークとかしてどのくらいスペックアップしたのかとかやるのだけれど、M4 Mac miniが届いたら、まず消費電力を測るのが楽しみ。あと吊るし状態でMemory 32GBなMac Studioは別としてIntel MacではMemory 32GBを基本にしてたのがユニファイドメモリで24GBでどうか?も気になるところ。届いたらいろいろ検証してみたい(ワクワク)。

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