MM総研の昨年夏の記事だが
てな見出しで約6割がChrome OSを採用したことが判明。詳しくは当該記事を読んで欲しいが、目を引くのは第一期からのシェアの替わり方。グラフを引用するが

第一期時点ではWindowsが29%だっがのが第二期ではChrome OSが6割、Appleが3割を占め、Windowsは実に10%と圧倒的な少数派と言っていいほどに割合を減らしている。
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Windows OSを道具として使うことの難しさ
「え゛!? Windows使うことそんなに難しくないけれど?」パソコンを起動して使うだけなら難しくはない。ただし正常な状態場合に限る。この正常な状態でなくなる割合が他OSに比べて多い。Microsoft自身のアップデートや仕様変更でもやらかしてくれる。また管理も複雑だ。多人数向けのMicrosoft365とGoogle Workspaceを比べた事があるひとはわかって貰えるだろうけれど、なんというかスマートじゃない。
Windowsを教育現場で採用した場合、メンテと使い方とトラブルシューティングだけで授業が終わるなんてのは想像に難くない。実際そうだったのだろう。加えてChrome OSはそもそもクラウドベースで設計されているので学校のような場所で生徒に使わせるのに向いている。Apple(多分iPad)も同様でクラウドと上手に連携出来る設計になっていて使いやすい。しかしWIndows + MS Officeのそれはちょい毛色が違う。MS Office自体のコストも他と比べてのし掛かる。
これらが多くがChrome OSに流れた理由かと思う。
ここから分かるこれからのこと
このシェアから分かることがある。これまでWindowsが主流でみながこぞってWindowsとMS Officeを勉強し、パソコン = MS Officeとばかりにパソコン教室まで出来てWindowsとMS Officeの使い方を教える。主流のWIndows用向けで開発された専用アプリを開発されて来たのは当然の結果。各社・各官公庁にExcelマスターがいてなかなかExcelから抜け出せない。Excelファイル一つは出来が良くても数あるExcelファイルを集約する作業とコスト、そしてチームで使うを考えていない・・・。
それらが変る可能性がある。
小中学校生がChrome OSとiPad OSに慣れ親しんでWindows OSなにそれ?という世代になるわけだ。その小中学校生が高校に進むのだからそれに合わせて高校でもChrome OS / iPad OSが主流になる流れがくるのは自然な事と思う。教諭がWindowsしか使えないなんて言ってられない。生徒の主流に学校が合わせる。またその方が管理も楽になるし。
そして高校生が大学もしくは就職で社会に出ていくとその便利さとコストとチームでの使いやすさを知っているからChrome OSもしくはiPad OS(macOS含む)を必然的に選ぶようになる。軽い表計算はGoogleスプレッドシートで充分というかチームで使えるからより使いやすいと知っている。「Excelの壁」と言われるようななかなか差し替えができなかったような高度なExcelファイルは更に高度でチームで使えるKintone等のノーコードアプリ(しかもクラウド)に挿し変る。アプリ開発やWeb開発では安定動作するLinux OSが選ばれ、Windowsでの動作確認は仮想環境でする。Windowsでしか動作しなかったアプリはクラウド版が開発され、OSを問わずに動作する。OSは好きなものを使えばいい、でも出来れば根本的な問題の多いWindowsはつかわないでね、という考え方が主流になるかもしれない。
Windows OSじゃなきゃいけない理由がなくなっていく、のような消極的な話ではなく、もっと現実的にWindowsが少数派になっていく可能性、だ。少数派になればアプリなどの開発ターゲットはもはやWIndowsではなくなる。加えてAIだ。AIに頼めば出来てしまうので尚更だ。極論すればAIが動作する端末さえあればいい。OSは問わないし、ファイル形式も問わないし互換性なども考えなくて良い。データを固有の環境・PCのExcelで処理するか、クラウドの表計算で処理するか、ノーコードのデータベースで処理するかの違いで、要はデータさえあればいい。そういう感覚をこれからの小中学生たちはもって社会に出てくる。Microsoftが推し進めるAI化は実は現時点でのWindows / Excelの優位性を自ら削っているようにも個人的には思えてしまう。
これらから、Windows OS、そしてExcelに拘らざるを得ない理由は現時点で一つだけ、旧世代の上司が使っているから、そして旧世代の上司がいる取引先からExcelファイルを添付したメールが届くから、だ。Googleスプレッドシートを取引先に共有して直接入力してもらったほうが後々の集計もふくめて考えるとどれだけ楽か・・・。Excelとの互換性云々で他の表計算アプリを語ってた時代はハッキリ言えばもう古い。
Windows / Excel至上主義世代が抜ければ一気に情勢が変る可能性がある。ちなみに
Windows自体は嫌いではない、ただし
ビルゲイツがいたときまでの話。MS-DOSからWindows95、Windows2000、そしてWindows7と新しいWIndowsが出るたびにわくわくしたじゃん。でもビルゲイツが去った後のWindows OSはなんというか増築増築でややこしい間取りの古い家みたいなイメージ。Windows8以降は「今度のWIndowsはどうだろうか?」とびくびくしながら迎えるイメージをもってるのは私だけ? Windows8でがっかりして辟易し、WIndows8.1で苦笑いし、Windows10でほっとして、WIndows11では(ハードウェア要件で)面食らった。まぁ、私は既にWindowsはメインOSではなくしたけれど。
AppleがMacintoshだったころのMac OSからMac OS Xへ移行し、そして今のmacOSに移行したのと比べ、Windows 11は(正確にはちがうが)Windows95からずっとリフォームと増築で使い続けてきたようなイメージがある。そんなイケて無さが今のWIndowsには(個人的には)ある。MS Officeもそう。あとからの付け足しなのでMicrosoft 365の使いかっての悪さや整合性のなさもそういうことだ。Windows11でハッキリとWindows10までのハードウェアを否定する事が出来たのだから、1からMicrosoftの考える新しいOSとUIをを構築しても良かったと思う。思うのだが、Windows 8のUIへのブーイングの経験と、これまでのさまざまな資産を手放す事は巨大企業としては考えられなかったのだろうね。しかたないことだけれど。でもAppleのRosettaの様に、内部的にWindows10までの環境をシミュレートしてジッドうできる機能を追加してイケてる今どきのOSに刷新することは可能だったのでは?とも思う。それならWindowsでしか動作しないアプリを捨てることもなく・・・(以下略)
さぁて、WIndows12はどこへいくのか。。。そんな事を思ったMM総研の記事でした。うん。