LeopardからTime Machineが搭載されてそれを機にバックアップをし始めた方も多いと思う。過去にデータを無くした経験が有る方なら十二分に承知だとは思うが、実はTime Machine だけでは心もとない。
- Time MachineとてHDDなのだから、いつ故障して読めなくなるとも限らない。また、Time Machineの構造がおかしくなることさえある。
- 1台だけのバックアップより複数の機材によるバックアップが有るほうが確実に安心度は高まる。
Time Machineは履歴付きのバックアップなので、それはそちらに任せるとして、追加のバックアップを考えたときにユーザ環境・データの最新のミラーリングがあれば事足りる。しかも常時ではなく、大きな変更があったとき等定期的なミラーリングで同期(どちらも同じデータ、履歴なし。元が削除されればバックアップ先も削除される状態)しておけば多分十分なハズで、用意するHDDも容量も大きくない、2.5inch USB HDD等で十分だ。
で、ミラーリングバックアップするアプリケーションは、速度と機能的にお勧めだったのがIntego社のParsonal Backup・・・だったのだが、最新バージョンではInternet Security Barrier X6へ統合されてしまって単体では購入出来なくなってしまった。Internet Security Barrier X6を利用すれば良いのだが、Anti Virus製品を別なもの、たとえば私のようにKaspersky Anti-Virus for Macとか、ウィルスバスター2010 for Macとかを使っている場合には、当然の様にParsonal Backup機能だけを利用するのはコストパフォーマンスが悪い。
で、色々と試してみて自身も納得し、お勧め出来るのがiBackupだ。
日本語対応で設定も簡単。履歴付きのバックアップもとれるし、今回お勧めのミラーリングも可能。2回目以降は変更が有ったところだけの更新なので時間も短くて済む。何しろドネーションウェアなので、コストパフォーマンスは抜群。作者に感謝してぜひ利用しましょう。(気に入ったらぜひドネーション(カンパ)しましょう)
# 差分によるバックアップ速度ですが、正直に書くと先のPersonal Backupよりは遅いです。が一般利用には全く問題にならないでしょう。
## HDDがまだ余っているなら、復元でさらに期間を長くとったMac丸ごとのコピーをとっておくとさらに倍率ドン!