台湾 総統選挙についてつらつら思ふ。(チラ裏な雑記)

本日夜、新しい台湾の総統が決まる。台湾というのは特殊な所だ。極個人的には実質、中華民国という資本主義国だと思っている。そして私はアジアの中でも中華民国が好きだ(中華人民共和国では無い)。以下、色々と問題があるかもなので単に台湾と記する。

なぜ台湾が好きなのか。多分めんめんとDNAに受け継がれた文化・精神が似ているからでは無いかと自己分析している(かつて日本が統治したからという部分の話では無く)。誰も否定はしないであろうが、日本の今の文化の元となって根底にあるのは古代中国の唐・宋の文化・思想だ。そこにさらに古い有史以前からの神道が密接に関わって出来たのが日本の文化であろうと思う。日本人は良い物は良いとし、憧れ、それをうまく取り込むのを良しとしてた。京都や奈良の事を日本人ならだれでも好きなように、唐・宋の文化・思想が今なお日本人の心に響くのは間違いない。

その後色々とあって(大きく略w)中華民国が台湾に行き、中国共産党が大陸を治めたのが今の中華人民共和国。そして中華人民共和国は中華民国に自治を認めているという特殊な事情がある。それを踏まえた上でさらに調べていくと、いろいろと解釈や立場もあろうが、DNA的にみても中華人民共和国民は多くがモンゴル帝国の末裔なのだそうだ(ソース不明)。そんなこんなことから(また大きく略w)DNA的にも文化・思想的にも日本と台湾は近いのだと思う。(韓国もその考えかたらすると・・・とか言う話はここでは割愛w)

東日本大震災のおり、まっさきに台湾は大きな援助をしてくれた。実際に台湾の方の話を聞く機会もあったが、それは親日という言葉ではしっくりと来ない、もっと、深い部分でのつながりを感じた。

中国大陸製の製品と違い、台湾製の製品は日本でも評価が高い。以下に例を挙げよう。

PCに関わるメーカーでは

チップセットメーカ、メインボードメーカ、液晶モニタメーカ等々、信頼の置ける製品ばかりである。携帯端末のHTCも台湾だ。安くて良い、コストパフォーマンスに優れたものを生み出しているところばかりだ。

映画にしてもそうだ。中国拳法の背景となっている中国とは、現在の中国ではない。ネットを徘徊していたらなるほどという記述があった。

唐宋は日本にある。明清は韓国にある。中華民国は台湾にある。清朝は香港にある。大陸にあるのは共和国だけ

無視できない例えだなぁと思う。

さて、総統選。中華人民共和国との関係をさらに大きくしようとする中国国民党の朱立倫と中華人民共和国よりになりすぎるは良くないとし、できる限り現状を保とうとする民主進歩党の蔡英文。中華人民共和国よりになると先述のメーカの信頼性が揺らいでくるんでは無いかと危惧しているのは私だけだろうか。。。

てな感じで、どちらになるのか、興味津々で行方を見守っているのである。。。

【追記】

民主進歩党の蔡英文当選確実になったようですね。さて、どんな風になっていくのか見守っていきましょう。

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