ここ何年も、確かMac OS X 10.8ぐらいから引継ぎ引継ぎで移行してきたデータや環境。ちょっと手が空いたのでここいらで環境を完全リフレッシュしようと。今までの負の遺産は引継がないのが今回の目的なので可能な限り手動で環境を再構築。まるっと2日かかりましたw
まずはライセンス・アクティベーションを解除する必要のあるものを忘れずに解除。ウチの場合下記の通り。
- Microsoft Office 2010(アンインストールして再起動)
- Adobe Illustrator CC(Appよりライセンス解除)
- Adobe PhotoShop CC(Appよりライセンス解除)
- Adobe LightRoom CC(Appよりライセンス解除)
- BiND 8 Pro(Appよりライセンス解除)
- iK Multimedia SampleTank3(Authorization Manegerにて)
- Waves プラグイン(Waves Central最新版が必要。ライセンスをCloudに移動しておけばOK)
- ESET(アンインストールして再起動)
解除の必要がありそうでなかったのは
- KORG M1(アクティベーションしなおせばOK)
- Garritan Instant Orchestra / World Instruments(解除の必要は無し、ライセンスカード画像があればOk)
iMac内蔵HDDが1TBなので同サイズのHDDを用意し、まるっとクローン。El Capitanのディスクユーティリティの復元では上手くいかなかったのでDriveGenius4を使ってHDDクローン作成。そこから⌘+Rで起動(optionキー起動で復元用パーテーションを選らんでも同じ)。ディスクユーティリティで内蔵HDDをフォーマットして、El Capitanを新規Install。
Installが終わったらApple IDを入れりゃとりあえず第一段階終了。iCloudを使ってるので、この時点でメール(すべてIMAP)、連絡先、写真、Safari、カレンダー、メモ、キーチェ−ン、FaceTime、は終了(Safari以外はまだ起動しないでおく)。
- クローンHDDからデータのみを整理しつつ内蔵HDDにコピー。(古いiMovie形式のデータなどはコピーせず、写真のライブラリも古いiPhotoのライブラリはコピーせず、など、必要なもののみコピー)
- EverNoteアプリをDownloadしてログイン。
- FireFoxはSyncを有効にしているので、Downloadしてこれもログインして終了。
- AppStoreから購入したものをInstall
- ユーザフォント。クローンHDD のユーザフォルダ/Library/Font内のフォントを内蔵HDDの同じ場所へ。
- 各アプリケーションをInstall、アクティベーション。アップデート。
- Google系サービスの環境復元(2段階認証してるので)
- iPhone/iPadとiTunesを紐付けしなおし。(その後、iPhone/iPadを再起動するのもお忘れなく。再起動しないとWi-Fiでの同期が出来ない)
- Macの環境設定を自分のいつもの設定に直す。
- 外付けハードウェアのInstall。
ざっとこんな感じ。ここまでまるっと2日w ゴミやら何やらで160GBのスリム化も出来た(^^ 古い環境を引きずってたおかげでOFFになってたEl Capitanの新機能やデフォルトの機能・仕様に改めて気がついたり、あぁ、あれはやっぱりなんかおかしかったんだ!的な発見があったりw
これでバッチリ♪ とか思ってたらメッセージappだけがダメだった(^^; そうそう、これ、iCloud使っててもMac版のメッセージappは新しいメッセージからしか始められないんすよね。古いメッセージはごそっと消えちゃうんす。おニューのMacへの引越しやHDD換装や、今回の様にリフレッシュの度に過去のメッセージがMacから消えちゃうんですけど、これ地味ーに困るんすよね。
でも大丈夫。古いメッセージはクローンHDDのユーザフォルダ/Library/Messageにまるっと残ってます。これを内蔵HDDのユーザフォルダ/Library/Messageフォルダごと入れ替えればOKです。但し、入れ替えたらメッセージappを起動するまえにMacの再起動が必須。再起動せずにメッセージappを起動してもなにも変わってなくてびっくらこくので起動しないようにw ちなみに、いつのからか定かではありませんがEl Capitanのメッセージappでは古いデータは当該フォルダのArchiveフォルダに入ります。ところが以前のものはAttachmentsに入ってます。この違いは気にしなくてOK。
上のスクリーンショットはMacを再起動後にメッセージappを立ち上げて古いメッセージが復元しているのを確認後に自分自身にメッセージを送ってみた後のもの。古いメッセージだけの時にはArchiveフォルダは存在してませんが、自分自身に送るとArchiveフォルダができます。残念ながら古いデータと復元した時点(ここからMacに新しいのが転送され始める)の間のiPhone/iPadで送受信したメッセージはMacには【当然】ですが来ませんのであきらめるしかありません(タイミングによってはMacにも来る場合もありますが)。まるっと無いより遥かにいいので、このぐらいは目をつぶりましょうね(^^;
そんなこんなでだいぶ環境が戻ってきました。あと、もうちょっとです。。。(作業は続く…)