iPhone / iPad の Memory開放(Free Memory確保)に異変が。

(そういえばエントリーするのを忘れていたので…)

今のiOSはMemory管理を上手くやっていて、以前ほど気にする必要は、実は無い。が、それでも大量にMemoryを食うアプリなどを使う時や、ちょっと調子が悪いかな?ぐらいの時には実際に役に立つ。一番良いのは再起動する事だが、面倒なのと、再起動後にはバックグラウンドで終了したはずのアプリがまたバックグラウンドに復活している事も多いので、それをまた手動で終了させたり、と、やはり面倒。それでも「Wi-Fiがちょっとおかしくなった」とか「縦や横にしても画面が回転しなくなった」の様な時には再起動する必要がある。が、それほどでも無い時にFree Memoryを確保出来るアプリはやはり重宝する。

私のお勧めは見やすさ、解りやすさ、その機能から

iMemoryGraphを自身でも愛用し、聞かれればお勧めしてきたが、iPhone 7 / 7Plusの発売日にAppleより販売停止措置が下ったという。なんでも重大な規約違反があったのだといい、再販にこぎ着けるのはかなり厳しいとの事だ。AppleのApp Store部門はたまにこう言うユーザーにとって不利益な判断をすることがある。しかも大きなセキュリティリスクを伴うならまだしも、何がどうダメなんだろう?という理由で、だ。かつてはWi-Fi Finderに代表されるようなその場所でのWi-Fiの状況(存在するWi-Fiのそれぞれの電波強度、ノイズ、チャンネル等々)を表示する、Wi-Fiを新たに設置したり、問題解決に役立つアプリをことごとく排除した。現時点でも復活しているものは無い。これを使おうとするならiOSを脱獄して野良アプリを入れるか、Androidを使うか、Mac/PCを持ち込むかしかない。その悪夢が再び・・・の予感がする・・・。

が、現段階で壊滅している訳でもない。Memory開放機能自体が規約違反に当るのかどうかさえハッキリしていない。iMemoryGraphはMac/PCのiTunesで「パスワード付き」のバックアップをとってあれば有料オプション付きで復元可能だ。ダウンロードも一度入手している人なら再度ダウンロードすることは可能だが、公開を停止されているので今後アップデートは見込めない。iOSのアップデートに付いてこれなくなるって訳だ。そこで次点のアプリ切り替えた。

それが、SySight (120円)。Memory開放性能自体は実はiMemoryGraphより高い。ただ、ちょっとだけ使いにくかったのだURLスキームを利用するしかなく、ちょっと面倒だったのだが、今はwidgetから操作が可能になっているのでぐっと簡単になった。

 

普通に起動するとこんな画面。

ただただ現在の状況を表示するだけのモノだ。だがURLスキームやwidgetで使うとMemory開放が出来る。ここではwidgetのでのやり方を書いておく。(iPadでもやり方自体は同じ)

widgetを表示し一番下の「編集」ボタンをタップ。

すると現在のwidgetと新たにwidgetに追加できるアプリの一覧が表示されるのでSySightを探して「+」ボタンをタップして追加。

widgetでの表示順は右の「三」の様な所をドラッグすると順番が変えられるので好みの順番に変えて右上の「完了」を押すと、widgetにSySightが表示される。

私の場合、上から二番目に表示してます。ここでSySightのwidgetをタップすると、SySightの本来の画面が表示されるだけなんですが、タップではなく、長押しすると・・・Memory開放します!

この解りにくさ(というか、隠し機能?)のお陰でもしかしたら生き残っているのかも知れませんね。今となっては貴重なアプリ、です。

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