macOS Mojave 10.14.4

が出たので早速アップデート適用。すでにあちこちでレビューがあがっているので、ここでは電脳-煩悩的感想のみ。

Safariがまたちょっとおかしい

10.14.3でだいぶ治まっていた(ゼロではない)、Safariが特定ページで白紙ページになる問題だが、別な要件でAppleサポートのスペシャリストと話をしていたときにチラリとそのことを話したら其の方も経験があるそうで、ただ、原因解明には至っていないようだとのこと。で、10.14.4ではまたちょっと違う条件で白紙ページになるのだが「https://」ではない「http://」のページを表示した時に起こるようになった。10.14.4では 「https://」ではないページで警告を出すようになったのでその絡みでうまく動作していないのかもしれない。

このあたりのキャッシュがらみの問題はどうもAPFS(暗号化)の時に起こるみたい。iOSでも今APFS(暗号化)がデフォルトだからかSafariを進めたり戻したりしたときにしばらく固まった様になったあとにページスクロールとかの操作を受け付ける、とかいう現象も原因としては同じなのかも。暗号化に絡む、最近のMacでしか起きないってことだと、これもまた、Apple T2セキュリーチップ絡みの問題なのかもねぇ。何れにせよ修正をまつしかなさそう。

10.14.4は意外と大きめのアップデートかも

状況から今回の改修は意外と多岐にわたっているのかもしれませんね。アップデートをかける前はメンテナンスをしてからの方がいいかもです。

iOSの方もだけど、「あれ?動作がいつもと違う?」と思ってみて見ると、設定が一部デフォルトに戻っていたりした。(SMSとかのメッセージがMacでも表示が外れていた)これは設定を直して終了。

Mojaveの写真.appにiPhoneの写真が来なくなっていた。iCloudには写真をアップしておらず以前のようにフォトストリームで取得しているのだけれど、それがどうもうまく動かなくなってしまったようだ。これはシステム環境設定のiCloudのところから「写真」のオプションを設定を一度offにしてonにしなおしたらOKでした。

謎のMacintosh SSDのコピーが出現

これが一番困った。私のMac mini 2018はSSDなので起動ドライブ名は「Macintosh SSD」としているのですけど、全く同じ名前の白いアイコンがデスクトップに出現。これを開いてみると空。削除もできず(起動ドライブ扱い)。「情報をみる」でみてみるとどうもMac的にはまさに起動ドライブそのもののようで、ゴーストですなこりゃ。。。

仕方ないのでOnyXの最新版を起動していつものメンテ項目に、念の為「デスクトップ上のボリュームの配置」の再構築を含ませて実行したあとMacを再起動したら、無事ゴーストはいなくなりました。ほっ。。。

Mail.appでGmailの挙動がちょっとおかしい

これは既に他のレビュー記事でも出ていることだけれど例に漏れずウチでもGmailを使用するのにブラウザでの再認証が必要だった。その後もちょくちょくMail.appでGmailがオフラインを示す「〜」マークが出ていて止まってたりする。受信を押せばイケたりするので、そこまで困ってはいないのだけれど。こりゃ早々に細かい修正版が出そうですね。

てことで

ちょっとナメてましたが今回のアップデートは先にある程度メンテして、適用後にもざっと設定を見直しが必要かも、ですね。
状況によっては導入後にさらにメンテが必要になるかも、です。
もっと書けば、状況から比較的早い時期に細かな修正版がでそうな感じもするので(特にMail.app)それまで待つってのも手かも知れません。

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