27inch WQHD ゲーミングモニター Pixio PX275h

Mac mini 2018ではPhilipsの4K 32inch VAパネルモニターがメイン、同じくPhilipsのFullHD 24inch IPSパネルモニターをサブとして使ってたんですけど、メインの4Kモニターを一つ解像度を下げて3360×1890で使うと、FullHDのモニターとの差がありすぎて使いにくくてしょうがなかったのだが、かと言ってなかなかいいのがないので我慢していた。IPSパネル、sRGB100%対応、薄くて軽い、WQHD、という条件が厳しかったのだとは思うが、軒並み4Kに、しかも24inchまで4Kになってしまってほんと選択肢が少なくて困るねぇ。

私感だが4Kのフルの表示をそのまま快適に使うには32inchでも小さい。先述の3360×1890か3008×1692に下げて表示しないと文字が小さすぎて読めない。私の場合32inch 4Kで3360×1890が快適の限界。この時の見え方を、つまり文字の大きさとかウィンドウの大きさとかをそのままサブモニターに持ってくるには32inch 4Kをもう一つ用意して同じ解像度で使うか、27inch WQHDでちょうど良いのだ。

Pixioって？

で、色々と探してみるとこの条件で安価なのはI/Oデータと、聞いたことのないPixioというメーカーのが3万円を切る価格に抑えられているのでどちらか、に替えようと思案して調べてみて、一度I/Oデータのメーカー検査済中古「すごく良い」を入手してみたらこれが最悪で全然すごく良くも無く、しかも電源投入後数分で画面がついたり消えたりする不良品。どうもI/Oデータの最近のモニターはこの手の不具合が多いようだ。

てことでPixioというメーカーを調べてみると、アメリカが本社の2016年に発足したゲーミングモニターメーカーなのね。なかなか良さそうだとふんで早速入手。

か・・・カッコイイぞ・・・

真っ赤な箱で届きました。シャア専用モニターかと思いました（苦笑）。早速壁付モニターアームに取り付け。

VESAマウントが下方向にオフセットしているので、モニターアームの高さ調整が必要でした。しかし、背面もシンプルでカッコいい。しかも薄い。軽い。モニターアームへの負荷も軽減。

ベゼルは3mm程度だけれど、非表示領域が5mmほどあるので周囲から8mm内側が表示領域となります。

ゲームじゃなくても！

• [特長]60hzとは一線を画す最大95Hz対応。応答速度4ms[GTG]の27インチゲーミングモニター。
• [画面]27.0型/2560×1440/広色域IPSパネル/sRGBカバー率100%/DCI-P3カバー率95%/350cd
• [端子]HDMI×2/DisplayPort×1/Head Phone Jack
• [機能]HDR10/Freesync/ベゼルレス/VESA対応100mmピッチ
• [保証/サポート]2年間 / 30日間の無料返品サービス

だそうで、sRGBカバー率100%ってのが良いです。おかげで私は一切ゲームとかしませんが、とても綺麗で自然で、発色も良いです。Macつかってる人は違和感なく使える感じ。ちなみにHDR対応ですが、この価格帯のHDRはあまり期待出来ないのでOFFにしてます。というかそもそも使わないので。

ゲーミングモニターってことで95Hz対応ですが、ゲーミングモニターではない27inch WQHDモニターで探してもここまでコスパがいいものはなかなかないです。先述の通りコスパだけではない。27inchのWQHDはバランスいいのでオフィスやsRGBカバー率100%を生かしてクリエイティブ向けのメインのモニターでもいいかも。

しかし最近の日本メーカー・・・

NEC、三菱、SONYはかつてブラウン管タイプのモニターの時には席巻してたんですが、液晶になってからここ最近はとんと見ないですねぇ。なかなかどうしてiiyamaはまだ頑張ってますが、I/Oデータ製は品質ががっつり落ちたと評判です・・・。唯一日本メーカーで頑張ってるのは実質低価格帯ではiiyama、高価格帯ではNANAOだけになりました。LG、BenQ、ASUS、Acerと韓国、台湾に完全に持ってかれてますね。ちょっと変わり種でうちのようにPhilips。
昔は安かろう悪かろうでよほど予算がない時の選択肢だったんですが、今はNANAOクラスを必要としなければ外国メーカー勢が第一候補ですもんね。

そんなところに突如として現れたゲーミングモニターメーカーのPixio。それらのメーカーよりさらに安価なのも、ポイント高いです。