Cardo PACKTALK EDGE、やっぱり良かった。

の続き。

ちゃんと使ってみてから記事書こう思って4/3にポチってから1ヶ月半の間(昨日の記事の通りヘルメットを換えたりもあったが)使ってみて色々と解ってきたのでここらで電脳-煩悩的視点で書いておこうかと。

最初に大事なことを書いておくけれど「Cardo Edgeは高音質」と言われるがレビューの多くは「JBLスピーカーだから高音質」とだけ書かれているが、違う。JBLのスピーカーに加えてマイクと本体のチューニングも良い、だ。以下、詳しく書いていく。

Carde Edge単体での使用感

1人で単体で使っている場合の話。これはもう、完全にオーバースペックというか(苦笑)誰ともつながないのにCardo Edgeなんていう高いインカムを用意する必要性は全くないのだが、まぁ1人で使っている時にどうなのかという事は書いておこう。

スピーカーの音はなるほど、良い

もちろんウチにあるAKGのスタジオモニターヘッドホンとかそういうのと比べるのは間違っているが、ちゃんと「音楽」と言える音がする。SENAのハーマンカードン製のスピーカーやB+comの高音質スピーカーも試したが、雲泥の差でCardo Edge + JBLスピーカーの音が良い。これは単にスピーカーだけが良いのではなく、本体でのサウンドチューニングもバイク用ヘルメット内での使用を前提としスピーカーと合わせてちゃんとチューニングがされていると感じる。Mac / PCでも普通にオーディオの話でもそうだけれどどんなに良いスピーカーがあってもそれをDACだったりアンプだったりプレイヤーだったりの音がそもそも良くないと話にならないのと一緒。ちょっと良いスピーカーだったりヘッドホンだったりを鳴らすのに数千円の聞いたこともないようなあやしい中華メーカーのDAC(ヘッドホンアンプ)の音と、ちゃんとしたDAC(ヘッドホンアンプ)の音がまるで違うのと同じで、スピーカーが良いだけの話じゃない。この辺ちゃんと書かれているところが少ないので書いておく。

FMもちゃんと聞けた

B+com SB6XRでは無かったがその前に使ってたSENAにはFMラジオ機能もあったので一度使ってみたが、ちゃんと受信出来なかった。が、Cardo EdgeはFM局から遠い私の地域でもなんとか受信出来るぐらいなので、FM局が比較的近い場所なら快適に高音質で受信出来るかと思う。

バッテリー持ちは「普通からちょい良いぐらい」という感じ

バッテリーは最大で13時間、待機状態で最大10日。実際フル充電から9:00〜16:00ぐらいの単独ツーリングで(昼食時はオフ)帰ってきてのこり75%なので1人でナビ音声と音楽聞いているだけなら充分に1日持つ。Cardo Edge2台でDMC(メッシュ)モードでつないでる場合でも9:00〜16:00ぐらいのツーリング(昼食時はオフ)なら帰りに75%と言われるのでDMCならバッテリー持ちは良いようだ。

SENAはいくつか使ってきて下手すると半日でバッテリーがなくなったり1日持たないこともあったりだったので、それよりは良い。

B+com SB6XRは最大24時間 / Oneは最大20時間とあるが実際その通りにバッテリーが持って1泊2日のツーリングなら充電要らないぐらい、且つ自己放電も少なく1週間ぐらい後に気がついたら無くなってたなんてこともなく非常に優秀でそれがB+comの大きな利点だったのだが、7Xでは最大14時間に激減で魅力も薄れた。

取り回し全体が色々とイケてる

マグネットマウントで「カチャン」と一発でしっかり装着されるのは気持ちの良いレベル。「ほんとについてる?」なんて不安にならないぐらい。で、そこが取り上げられることが多いが、イケてるのはそれだけではなくてマウントの精度だったり取付けベースだったり、ケーブルの太さや接続コネクタなど、実際に取付け作業をしてみると色々と絶妙で考えられてるなぁと感じる。B+com なんて配線ほっそいからね。何かの拍子に断線しちゃうんじゃねぇかと心配になるレベルで細め。

インカムとしての使用感 DMC(メッシュ)での場合

Cardo Edge同士での使用感はかなり良い。一度設定してしまえば電源ONするだけで相手と繋がる。お昼に電源OFFにしても昼食後にONにするだけですぐに繋がる。しかもド安定。SENAの時には一度電源を落とすとつながったり繋がらなかったり、ペアリングし直したりと不安定になることもあったから尚更そう思う。B+comではどうだったかというとSB6XRとB+com Oneの接続(B+Link)では安定していたものの高速道路では「ガソガソガガガガガサガサガサ」という相手の風ノイズ、こちらの風ノイズをお互いずっと聞く羽目になり高速道路ではいまいち何言っているか解らないかったりしたのが、Cardo Edgeではそういうことが無い。実はこれがB+comからCardoへの乗り換えを検討していたB+comへの不満点だった。ていうか、Cardo Edge同士のDMC接続ではノイズキャンセリングが効いているので話してない間は無音。ほんとに無音でインカムつけてない時の状態になる。これがSENA、B+comと使ってきた身からすると最初違和感があって(苦笑)「あれ?切れてる?」とか不安になるが、ちゃんと繋がっている。これは、耳に優しい。

JBLスピーカーだけじゃなく、実はマイクも良い。ここ大事。

高速道路での「ガソガソガガガガガサガサガサ」という相手の風ノイズの事を書いたが、B+comやSenaのマイクは無指向性マイクが採用されている。だから話している音が拾える範囲なら設置できる反面、声以外の音も拾いやすい。

Cardo Edgeではノイズキャンセリングが効き、声以外の音をキャンセルしてくれるがそれ以外にも重要な要素がある。Cardo Edgeのマイクは単一指向性が採用されているのだ。テストしているときに相手の声が聞こえなくて「あれ?」と思って色々やってて気がついた。ちゃんと口元近くに設置しマイクを口側に向けないとうまく音が入らないのだ。これ、動画撮影や環境音収録とかでマイクを使っている人なら解るが、マイクの近接効果、つまり単一指向性マイクを口元に近づけることで声だけを拾い、かつ、入力音量を上げずに済むため周囲の雑音を拾いにくくする。また声の質感もリッチになる。無指向性マイクだとこうはならない。

Cardo Edgeではノイズキャンセリングと単一指向性マイクのおかげで相手に高音質で声を届けることが出来ているという訳だ。

ただ、ファームウェアアップデートでマシになったようだが、現在でも巷で言われているようにノイズキャンセリングによって会話の一言目が途切れる事がやっぱりあるのでそこは気になる。一度話し始めてしまえば切れにくいのだが、しばらく会話がなかった後の一言目は切れるかも。「そういえばさー」が→「ぉういえばさー」って感じ。マイク感度を上げてみたり調整してみているが、「これだ!」という設定はまだ見つけられていない。が、そんなもんだと割り切って仕舞えばどぉってことはないレベルでもある。我慢できないようなら最悪ノイズキャンセリングをOFFにしてしまう手もある(その場合単一指向性マイクの近接効果による周囲の音を減らすのみはなるが、会話の頭が切れる事はなくなる)

会話を録音も出来る

ツーリング動画撮影とかに使える他にはない機能として、Cardo Edgeではインカム通話の内容をそのまま(自身のも相手のも合わせて)録音出来る機能がある。その手の用途では超便利機能。

インカムとしての使用感 SENAとユニバーサルインターコム通信の場合

これも一度Cardo Edge側で設定して登録しまえば電源を入れさえすればすぐに繋がる。SENAユーザのB2さんとのツーリングで実証済み。ノイズキャンセリングは有効にはならず、常時音が繋がっている感じだが、SENAの音は非常にクリアに入ってきていた。ただ、通信距離は短め、且つ、間に障害物があると切れやすい。まぁ、ユニバーサルインターコムはこんな感じだよね、という感じ。Cardo EdgeのBluetooth設定(ユニバーサルインターコム)にはAとB2つあり、B2さんをAに登録したが、使い勝手は上々。B+Com SB6XRの時よりも音はクリアだし、B+Com SB6XRの時にはSENA側でつないでもらう感じで、且つ一度電源を落とすと再接続がすんなりいかなかったりしたことも。

ユニバーサルインターコムでSENAと接続していたときは朝出て夕方帰ってきた状態でバッテリー50%と言われたのでユニバーサルインターコム時は多少短めかも。

インカムとしての使用感 B+com Oneとユニバーサルインターコム通信の場合

これも一度Cardo Edge側で設定して登録しまえば電源を入れさえすればすぐに繋がる。停車していればそこそこの音質なのだが・・・走り始めると音質は最悪だった。B+com側でもCardo側でもどちらも音が悪い。走り始めると「ガサガサ」と言い始めきき取りにくくなり高速域だとほぼ何言ってるかわからなくなる。「トイレ‼」「コンビニ!」「次の信号右!」ぐらいは伝わる・・・(苦笑)。同じインターコムでもSENAとは走っていても普通に会話出来たのでCardo + B+comは相性が悪いのかも。

それと、これはCardoのBluetooth仕様をまだよく理解していない所為で原因を特定出来ていないのだけれど、SENAのB2さんをBluetooth Aに登録した状態で(つないでは居ない)、B+com ONEをBluetooth Bに設定し、ユニバーサルインターコム通話したのだが、最中リンクが頻繁に切れたり繋がったりする(とアナウンスがされる)現象が起きたのは気になった。切れたり繋がったりしてたのがスマホなのかBluetooth Bに接続していたB+com Oneなのかも定かではないのだけれど(ちゃんと検証はしていない)。まぁ私は実際にはBluetooth Bは使う予定がないので実質問題はないし、それ以上検証するつもりもなかったので、放置したのだけれど、スマホに加えてユニバーサルインターコムで2台をつなげる予定の方は仕様を良く読んで(調べて)みたほうが良いかも。B+comと相性がわるい?

とまぁそんな感じで

一言で言うなら(Cardo Edge(DMCメッシュ対応機))を2台つなぐ予定なら)価格なりの価値はちゃんとあったし、高速道路でも会話をするならCardoが頭一つ抜きん出てると思う。これはバイク複数台でもタンデムでもバイク + 車でも同じく。個人的には満足。

ただ、日本でのサポートが最優先事項ならB+com 7X(いまそれしかない)か、SENAか、Daytonaの方が良いかも。CardoのサポートはB+com / SENA / Daytonaには及ばないんじゃねぇかと(想像だが)。

今後だれかとつなぐかもしれないけれど基本は1人って使い方でちょっと良いのから選ぶならCardo / B+com / SENAより安価なMidRandとかDaytonaあたり、基本1人で音楽とナビ音声だけってんならもっと予算を抑えて中華インカムで充分だとも思う。

「Cardo EdgeはJBLスピーカー採用で高音質」てな記事・レビューばかりだったので、電脳-煩悩的視点で書いてみた。うん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA