2年前の2017年にこんな記事を書いていたが、UVIがセールをするタイミングにあわず我慢してGarritan World Instrumentsのみ使ってた…
もうひとつのInstant Orchestraは全く使わずのまま。しかもAria Playerがmac OS mojaveで限界。Aria Playerの新しいのが一向に出ない。2016年で止まっている・・・。ver.1872のまま止まっておりmojave環境では「対応していません」と出る。でも一応は使える。が、そもそも我慢して必要な時のみ使っている・・・という感じ。音もイマイチで使い勝手もあまり良く無かった。
UVIのSummerセール
今年になってやっとUVIのセールのタイミングに合わせて表題の通りOrchestral SuiteとWorld Suiteを入手できた。(もう残り日数も少ないが・・・(苦笑
UVIエンジンのUVI Workstationの使い勝手はかなり良い。Sample Tank4よりも良い。肝心のサウンドも充分実用的で一安心。サウンドによってはSample Tank4より使えそうなのもあって、ほんと買って良かったです。うん。Sample Tank4はSample Tank4でほぼほぼ必要な音は網羅しているのでこれひとつとLogic Pro X付属の音だけでもどうにかなるっちゃなるんですけど、各国固有の楽器は無いですし、オーケストラ音源はちょっと違う音が欲しかったりすることも多いので、ねぇ。Orchastral SuiteもWorld SuiteもGarritanのInstant Orchestra/World Instrumentsよりずっと良いです。まぁGarritanの方はどちらも2〜2.5GBくらいの容量なので察して知るべし、かも。
World Suiteで言えば尺八も三味線も琴も太鼓も使える音質。通してのソロなどは厳しいし、それ専用音源と比べるとアレだけど、ちょい使いなら全然イケる!という感じ。もちろん上を見りゃもっと良いのはいっぱいあるのですが、使えるか使えないかといえば「使える」というところが大事。コスパいいかと思います。
Orchestral Suiteも使える音です。IK MultimediaのMiroslav Philharmonikも持ってるんですが私の場合ちょこちょこと使うのはUVI Orchestral Suiteの方になりそうな予感。
キースイッチも49鍵のMidiキーボードでも使いやすいのもミソ。Sample Tank4だともっと鍵盤ないと実質キースイッチが使えねぇ!ってのも多いのでね、これは嬉しい。SampleTank4でもGarritanでもなんだけど楽器の中には単音のみの楽器っていっぱいあるじゃないですか。それが和音が出たりする。つまり単音で繋いで行く時にちょっと違和感のある音になったりする。ソロ楽器の時に顕著に出る。しかしUVIは単音しか出ない楽器はちゃんとそうなっており音と音との繋がりが自然だったりする。
全体的に満足度高いです。しかもコスパ良し。なるほど、こりゃ人気なわけだ。
Garritan World Instrumentsには三線、横笛、篳篥、鼓、そしてチャンチキなんてものまであるので、それだけの為に(しかたなく)残すことも決定したんだけど、太鼓、琴、三味線、尺八はWorld Suiteの方が圧倒的に良いです。
そういえばですけど、今のiLokはアプリなんですね。USBのiLokが面倒で敬遠してたのもあったんですが、今はアプリになり、使い勝手がかなり向上。これなら良いです。
唯一の難点はUVIのサーバが貧弱で遅い事。Orchestral Suiteの方は5GBなのとダウンロード方法が2つあるんでそこまで大変じゃないんですが、World Suiteの方は20GBもあって、且つUVIからのダウンロードのみ。そのサーバ自体なのかサーバが繋がってる回線のせいなのか転送速度がものすごく遅くて20GBのダウンロードに3-6時間かかる始末。気長に待つしか無い・・・。
てことで
安価なのを探している方、一番安いGarritanとそれよりちょっと高いUVI(それでも安い)と迷われている方も居るかとおもいますが、簡易なオーケストラ音源もエスニック音源もUVIの方をお勧めします。
また、UVI Orchestral SuiteはIK Multimedia Sample Tank 3/4やmiroslav philharmonik 2もってりゃいらねんじゃね?てのもあるかもですが、先述した通りそれらとも違うサウンドで、いろんなジャンルに馴染みやすい音というか、使い勝手がいいので持ってて損はないかなと思います。(Garritan IOは先述したとおり買って失敗した感が強かった・・・)