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前書き
の続き。ボヤいていても仕方がないし買ってしまったのだからどうにか使おう・・・と。でも、使うには特殊なコツが必要なようで・・・
AirMacオンリーの対応は全然便利でもなんでもなく、極端な劣化
になっています。ので、ちょっと、気がついたこと、わかったことなどを、都度ここに書いておこうというわけです。ハイ。(なのでちょこちょこと書き足しますし、、内容が変わったりしますのでご了承ください。)
ただし、ドライバーの提供がなくなった、AirPrintでの印刷オンリーの機種に限り、の話です。Pro用プリンターや、複合機ではないプリンター専用機では専用のドライバーの提供がありますので以下に書いてあることは必要がなく、普通に使えます。
カラープロファイル設定をしたい
出来なくなりました。Canonからカラープロファイルの提供自体がなくなりました。カラーキャリブレーションが必要な場合、Macのカラーマネジメント、もしくはAdobeの設定でどうにかしてくれ、との事。
用紙設定はどこでする?
いちいち本体側で設定するしかありません。ちなみに本体側で設定した用紙用のインクジェット吹き出し量などの制御は行われる様です。
フチなし印刷がしたい
フチなし印刷の場合、一番大事なのは本体側の用紙設定です。Canonが(Appleが?)予め決めている用紙でしかフチなし印刷は出来ません。写真用紙・インクジェットハガキではOKで、高品位専用紙とかではフチなし印刷が出来ません。何をどうやっても出来ません。また、AirPrintを使うのではみ出し量の設定がありません。
>>> ハガキサイズの場合
この場合本体側の用紙設定をハガキ、インジェットハガキ、インクジェット写真ハガキにしなくてはダメです。例えば高品位専用紙では何をどうやってもフチなし印刷が出来ません。
これは例えば、業務用途で料金後納郵便ハガキの試し刷り、提出用印刷などで実際に印刷するのと同等の180kg〜220kgの用紙をハガキサイズに切り分けて印刷しようとする場合に用紙にあった設定はできないことになります。多少色が変わるのを諦めてハガキ、インクジェットハガキ、インクジェット写真ハガキのどれかを選ぶことになります。
>>> A4サイズでIllustratorから断ち落としデザインをプリントする場合
先述の通りはみ出し量の設定がないので、Ilustrator側で設定する必要があります。フチなしを選んだ上で、拡大縮小を97〜98%にする必要が、ウチではありました。そうしないとはみ出し過ぎてデザインが切れてしまいます。
使える用紙に関してもハガキサイズと同じく全ての用紙でフチなし印刷が出来るわけでは無い様なので試行錯誤する必要がありそうです。
ディスクレーベルプリントは出来る?
使いやすいかは別としてEase-PhotoPrint Editorで一応できました(個人的にはEPSONの方が使いやすいと感じますが)。
ただ、色味の設定・調整がEasy-PhotoPrint Editorの自動補正以外にはドライバーがないので一切できませんので、暗くなろうが、色が転ぼうが、どうにもなりません。実際にプリントされたもので妥協するしかありません。
まだ続く
とりあえず気づいたこと、書いといた方が良さそうなことを都度書いていきますが、流石に嫌気が差して他のメーカーのものに買い換えるかも知れません。
Canon IJ部門の方へ・・・ここを読む可能性は限りなく無いとは思いますが、一応、書いておくと、「ふざけんな!」です。インクに始まりこうも悪評が立っている中での専用ドライバーの提供の取りやめ。どうしてこうもユーザ不在のものづくりが出来るんでしょうか? 逆に不思議でなりません。
はっきりと言えることが一つ。
Macユーザには2019以降のCanon IJ複合機プリンタはお勧め出来ません