iCloud同期に潜むデータ消失の危険性

iPhone 5, iPad 2, MacBook Air 11inch, そしてメインマシンのiMacと、大きくは4つでMail、カレンダー、メモ、連絡先、ブックマークを同期して、フォトストリームをONにしている。
非常に便利で、トラブルはほぼない。が、一度トラブると非常に厄介なことになるので、運用にはユーザー側の準備と対応が必要なのは余り知られていない。

iCloudになる前には連絡先とカレンダーがそれぞれが一度ずつiPhone3GS/Macのあいだでおかしくなった。iCloudになってからは極々稀に(トリガーが何なのかいまだつかめていないが)iPad2でブックマークが初期状態になってしまうことがある。こうなると、全ての同期デバイスのブックマークがiPad2の初期状態のブックマークに同期されてしまうのだ。この様に、どれか一つでトラブルがあると、全ての同期デバイスに影響を及ぼす。

iCloudの機能が悪いのではない。人為的なミス(うっかり消してしまったとか)や、デバイス側の不調もしくは利用しているAPPの何らかの不具合かもしれないのである。(私の場合後者)

iCloudを使っているということは、母艦となるMacなり、PCなりがあるはずなので、こういう事態に備えiCloudで同期しているデータも母艦で確実にバックアップを取ることを強く、おすすめする。できれば自動で定期的に履歴バックアップを取るものが望ましい。
バックアップさえあれば、母艦でもとに戻し、改めてiCloudで同期し直せば良いだけなのだ。
MacならTimeMacineと言う素晴らしい機能があるので、まだ使ってない方は、すぐに使い始めることを強く強く、おすすめする。

つい先ほど、事務所から離れた所で、iPad2でネットを徘徊していたら、唐突にブックマークが空になってしまった。3回めだ。iPad 2だけで起きている。。。「あっ!やばい!」と思った時にはすでに遅い(^^;; 同期済みで、数百とある業務で使うブックマークが全てのデバイスからなくなってしまった! しかもいま急ぎで使いたいブックマークがある。。。

こんなときには私の場合は以前のこのエントリーで、いつでも母艦のiMacにリモートで操作できるようにしているので、WOLでスリープから起こし、SplashTopでつないで、TimeMachineに入り数時間前のブックマークを復元して、iCloudに上げ直し、いったんoffにした各デバイスのiCoudのSafariの同期をOnにすれば元にもどる。

バックアップがなかったら。。。もう諦めるしかありません。

そこまでしなくても良いとおもうが、何度かこういうのを経験していると、少なくともクラウドだから安心、のような盲目的に信頼せず、何が起こるかわからないのだから、自身の大事なデータは自身でちゃんとバックアップはとっておくべきだと思う。

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