Tent-Mark Design 炎幕DX Ver.2が廃盤スペシャルプライスで激安価格。

Tent-Mark Design(Wild1)の一時期超人気だったフルコットンのパップテント、炎幕DX Ver.2が売価43,780円だったのが、廃盤セールに加えて、多分オプションの専用インナーテントがすでに完売になってしまって外幕だけの販売になるためか激安価格のなんと9,900円!

77.4% OFFぐらいの破格の金額。意外にも実は欲しかったのもあって、即ポチした。ラッキー!

でもインナーテントは先述したとおり専用品は完売済みなので、同じくTent-Mark Desingのワンポールインナーテントもセール中、且つ炎幕DX Ver.2の中にも入るとのことでその組み合わせで一応用意。

こちらもセールで3980円という安さ!なので組み合わせて使うか使わないか定かではないが、単体で防災用としてあってもいいしな、と、ついでに入手。

でもこれ、万人向けのベタ褒めできるテントでは決してないよなぁ。だってクソほど重いもん。

YouTubeとかブログとかでパップテント、それもこの炎幕DXシリーズをベタ褒めして万人に勧めてたりするのがあるけれど、そりゃちと違うかと思う。

なんぜソロ用なのに重量が「8.3kg」もあるのだ(笑)。収納サイズも横幅が620mmもある。モノポールインナーテントを合わせると総重量は10kgだ。

ソロ用だけれど、歩きや自転車ではまず無理、バイクも躊躇する重さと横幅。車でないとこれを持っていくのは現実的ではないかと思う。でもスタイル的にはブッシュクラフト寄りのテントなんだよねぇ、これ。野営向きというか。ブッシュクラフトとか野営とかなら徒歩でもってけないのは・・・と矛盾していることに気が付く。

なのにその辺をすっ飛ばして「ソロ用」としてベタ褒めしているのがあるんだよなぁ。いや、気に入ってるのはわかるんだけどさ。そういう私自身だって今回入手したわけだし。でもソロ用なのに大きくて重いという超デメリットは最初に言っておくべきかと。

NEMOのATOM 2Pと比べるとこんなん。

左2つがNEMO ATOM 2Pね。2人用ながら総重量はペグなどを全部合わせても2kgを切って1.8kgぐらいなのでNEMO ATOM 2Pの実に 5倍以上の重量だ。くどい様だがこれでソロ用(笑)。

スタイルや用途が違えばテントも違うって事なだけなのだけど、無視できないサイズと重さなのだから「好みと用途とスタイルが合えば」とちゃんと書いておくべきかと。「車で行くのが前提で、ブッシュクラフトよりというか野営スタイルよりというかそのあたりのスタイルで、且つ焚き火を存分に楽しむソロ用テント」と言えばいいのかな。車移動だけれど所謂オシャレキャンプが性に合わない人向き、とも。

焚き火を存分に楽しめる野営スタイルのテント

パップテントはそもそも野営スタイルに向いているのだけれど、スカート以外はコットン100%の炎幕DX Ver.2は加えて焚き火や薪ストーブの使用に向いているってわけだ。一方のNEMO ATOM 2Pの様な軽量テントは徒歩や自転車、コンパクトに済ましたいバイクでのキャンプに向いている。私は基本的に後者なので優先度はひくかったのだけれど、ややこしい事に私の大事な楽しみの一つに焚き火もあったりするのだ(苦笑)。価格もそれなりに高かったから手を出さなかったが9900円なら話は別。サブとして買ってもいいかなと思う価格。

車で行って焚き火を主に楽しむキャンプをする時に使う。加えて例えば庭キャンで焚き火を楽しむ時に使う。そう割り切って使えれば10kgの重さと大きさは気にならなくなる。そうじゃなければUL装備でツーリングを楽しむキャンプをする。焚き火台もULに。

うちの場合、庭で遊ぶのにもいいな、と、思った

庭キャンだったり庭でバーベキューだったりにはタープを張る方が一般的だろうか。私の場合っていうかうちの場合基本的に一人でこそこそ(苦笑)やるので目隠し的に道路側は塞ぎたい。てことでタープでやるとなると 3×3ぐらいのスクエアなタープの道路側を地面までおろして片側を跳ね上げる張り方になる。焚き火にある程度耐えられる様に少なくともTC素材のタープで3×3で別途ポールとガイロープとペグを用意とかしていくと結構な金額になる・・・。

でも待てよ、パップテントならそのままで希望の形じゃね? と。で廃盤スペシャルプライスな炎幕DX Ver.2ならTCどころかコットン100%でガイロープもポールもペグもついて9900円(くどい(苦笑))ならタープセットよりかなり安いじゃん。しかもそもそも元は43,780円の品質のモノだし!と。

ストレス解消に焚き火をするけれど、次回からは炎幕DX Ver.2を張ってやろう、うん(^^

Tent-Mark Desingのテントやタープがあれこれ廃盤セールしてます

一気にあれもこれも廃盤セールになってますよ。売れ筋じゃねぇの?とか思うパンダテントもライトを残して廃盤で12,000円とかだし。まぁパンダに比べればどう考えても需要が少なさそうな炎幕シリーズは全て廃盤。おかげで狙ってた私は投げ売り価格で入手できて超ラッキー。(ただし、炎幕DX Ver.2の様に専用オプションが軒並み売り切れでもう手に入らないとかもあったりするので、注意。更にフリマとかでは足元見た当時の新品売価と同じかそれより高い価格設定ばかりなので、それにも注意。プレミアつくほどのモノではないかと思うけどねぇ・・・。代替品も結構あるし・・・(略))

以下蛇足)

Tent-Mark Designって色んな人とコラボや監修に向かえたりして、さまざまやってるけれど、特定の人の特定の好みや要望のテントなのでどれもトンがってたり癖強めだったりだよねぇ。パンダレッドなんて男性じゃちょっと恥ずかしくて躊躇するだろうし。嫌いじゃないけど。なので需要が低いモデルから一気に廃盤になっていくのはある意味当然なんだろうなぁ。3kgクラスの軽量パップテントとかあるのに、よくコットン100%の8kg超えのパップテントの企画を通したよなぁ(苦笑)てか通ったよなぁ。用途限られるのに・・・。一部にはグサっと刺さったんだろうなー。情勢により燃料や原料代の高騰がおもたる原因としているが、キャンプブームが落ち着いてきて需要が大きく変わったってのもあるのだろうね。

個人的にはもっと落ち着いてほしいかな、と思ったり・・・(略

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