Intel N150搭載ミニミニPC ACEMAGIC Vista Mini V1入手してみた。

ち・・・ちいせぇ!

前回ubuntu server用に入手したmini PC、Aoostar G5(M4 Mac miniと同じくらいの大きさ)の上に乗せてみると小ささがわかる。

ち・・・ちいせぇ!(2回目)

Memory 8GB、SSD256GBの最小モデルなら超格安

これの一押しポイントの一つはどうなってるんだ?ってぐらい安価。なんせ2万円を切る。私はちょうどタイムセールで1.6万円買えた。Windows11Proライセンスだけでもその価格以上するよねぇ(笑)。まぁ私はWindows11では使わんけど。

搭載されてたMemoryはDDR4 S.O.DIMM 2600Mhzの8GB。メーカーは・・・みたことも聞いたこともないやつ。SSDはSATAタイプの256GB。

とりあえずmemoryはあまりにも不安なのと2600MhzだったのとでAoostar G5から外したLexarのDDR4 S.O.DIMM 3200Mhz 8GBに替えた(後日Patriot Memory製のS.O.DIMM 3200Mhz16GBに換装予定)。SSDも手持ちのWD SN530 256GBに替えてWindows11をクリーンインストールする予定。ついてきたSATA SSDは別に速度とかどうでもいいがそれより低発熱を期待して本来の目的のubuntuに入れて使おう。うん。SATAのM.2 SSDは少なくなってきているし、あえてこれから新品を買おうとすると下手すりゃNVMeより高かったりでコスパ悪いし、AirDiskなるメーカーのSSDの検証も兼ねて、かな。

にしても安い。手持ちで余ってるMemoryやSSDがあるならおもちゃとして一つ買ってもいいレベルで安い。

そして、ファンはついていて回っているが超静か。GMKtecのはどれもそこそその音がするが、これは超静か。まぁWindows11マシンとして使ってぶん回せばそこそこの音にはなるかとは思うが、普通に使っている分には静か。私はubuntu serverで使うので尚更静か。

Windows11Proライセンスは例に漏れずVLライセンス

まぁ、そうだろうな、と。つまりライセンス違反。中国製の安価なmini PCはほとんどがコレ。安価なWindows11HOMEじゃなくてわざわざ価格の高いWindows11ProなのはVLライセンスだからだ。Windows11のライセンス料なんて最初っからコストに入ってないってわけだ。だから安い。だからそのまま使うのはダメだ。メーカーサポートに問い合わせてOEMライセンスを発行してもらうか、手持ちのライセンスを使うか、新たに買うか、Windows11を使わず別なOS(Chrome OSとかLinuxとか)を入れるか、だ。VLライセンスのWindows11Proをそのまま使うのだけはダメ。

ちなみに私はubuntuを入れるが、このminiPCを誰かに譲るときにWindows11のライセンスはちゃんとしておきたいので、メーカーに問い合わせ中(問い合わせたら、ライセンス違反の写真を送れってことだったので、上の写真を送ったが、まだ回答はない)。

【追記】3日空いたがその後メーカーサポートから無事にOEMライセンスが送られてきた。OEMライセンスでWindows11をクリーンインストールし直し、Microsoft IDに紐付けして、やっと安心してWindows11が入ったSSDを外して、別SSDを挿してubuntuを使える。

いいところと残念なところ

いいところは

  • 安価(2万円を切る)
  • 手持ちのMemory、SSDがあれば尚更
  • 超コンパクト
  • 静か
  • Intel N150で超省電力

残念なところは

  • Ethernetが1GbE
  • USB-Cがない

の2つ。他にもWi-Fi6ではない、Bluetoothが4.2などもあるが、まぁ私は使わないのでどうでもいいが、そこが残念ポイントになる人もいるだろう。

Aoostar G5があるのになぜ追加?

実機のテストマシン、評価機として貸し出すとかに使えるなぁ、と。

私の場合は一部で話題のプリザンターを入れて、キントーンとか検討しているところに持っていって「どうよ?」と試しに使ってみてもらうのにちょうどいい。キントーンもプリザンターも契約するとそこそこの価格になるけれど、プリザンターはオンプレミスサーバなら無料で制限なく使えるのだ。せっかくubuntu serverを設置しているような顧客のところでならコストを超抑えて使えるじゃん!てことで、評価機にするのに中古のNotePCを用意するより安価だし、NotePCよりコンパクトで軽いし。と思い至った。

他にも普段はAoostarに入れたubuntu serverの仮想マシンで色々できるけれど、実機でやりたい時もあるので、ね。もろもろ使い回しできるサブって感じ。

そんなだから一番安価なのでいい。CPUはN100かN150ぐらいでいい。と絞っていったら1GbEなのとUSB-Cがないのがちょっと・・・だったが、ま、現状ではサブなら実質そこまでデメリットにもならんか、と、これになった、てわけだ。

/* どうでもいいが、ubuntu serverと書いたが、これにはubuntu Desktop版を最小構成で入れてserverとして使う。いくつかのところでもそうしているが、そこまで高負荷がかからないような使い方のところで(file serverだけとか)、且つ何かのときに詳しくないものでも管理(シャットダウンするとか)しやすいDesktop版の方がいいかなってケースがあるので、server用途だからserver版だとか拘らず使いやすい方を選択している。
*/

同様にサブ的なmini PC、居間や寝室でテレビに繋いで使うとか、普段はスマホやタブレットで間に合うのだけれど、たまーにPC使いたいぐらいなんて向きにはちょうどいいかも。ただし、先述のようにVL版ライセンスなので、Windows11として使うにはライセンスをどうにかしないといけないのと、ちゃんとしたライセンスでクリーンインストール必須だけれど。

それと、セットアップ中(Windows11再インストール中)ちょっと不安定なところがあった。たまたまなのかどうかまではなんせ使用期間が短いのでまだ定かではないが、Aoostar G5が劇的に安定しているのと比べるとちょっと不安な要素が一つ。まぁ、これはサブ機てテスト機で貸出機なのでいいっちゃぁいいんだが、ミニミニPCの弊害か?もう少し使い続けてみないとなんともだが、ubuntuでも不安定なところが出たら使用をやめるかも(今のところubuntuでは不安定な部分は出ていない)。

mini PC 3台になったw

M4 Mac mini、Aoostar G5、そしてこのACEMAGIC vista min iv1と3台(他にubuntu DesktopのThinkPad X13、iPad Airもある。他にAsustorのNAS)になった。

こうやってみると(使い方にもよるが私の場合)一点豪華主義よりそこそこのものを複数用意して用途で分散させた方がやっぱ効率いいかも。消費電力も抑えられるし。

中華製miniPCを色々検証してみたくてこれまでTrigKey、Beelink、GMKtec、Aoostar、ACEMAGICと使ってみたが、一番良かったのが使っている人がそう多くなさそうなAoostarだなぁ(ただし、Windows11マシンとして使うには一番難易度は高い)、ハードウェア的な満足度が高い。逆に使っている人が多そうなGMKtecはハードウェア的には個人的にはそこまで満足度は高くなかった。あくまでハードウェア的な(つまりWindows関係ない話)満足度でいうと

Aoostar > Beelink = GMKtec > ACEMAGIC = TrigKey

かな。ここに「最初からちゃんとしたWindows11ライセンス」というのも加味すると、個人的にまだ触ったことはないがminisforumとかGEKOMとかになるのだろう。Aoostar G5は当初予定のASUS Nuc essential 14がなかなか入手出来ないので代替としてとりあえず入手したのだが、逆に気入ってしまってるし。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA