
届いてから2週間経ち、環境もほぼほぼ戻り、もしくは新しくし、落ち着いてきたので、ここらで2週間使った後の電脳-煩悩的な感想などを。
Contents >>>>>>>>
Mac Studio M2 Maxと比べて劣っていると感じることはない
です。ここ、まず大事。Mac Studio M2 Max Memory32GBとはSSD容量一緒、10GbEも一緒、なので違いはMemory容量とCPUとM/Bなので比較しやすい方なのだが、M4 Proではない無印のM4でも私の使い方では全然大丈夫だった。
スペック厨やベンチマーク厨のレビューやYouTube動画は横に置いておいて「実際に作業で、道具として使えるのか」と仕事で使っているのならコストも重要。もちろんコストのウェイトを機材に置く必要があるのか時間に置く必要があるのかでも変わってくるが。
私の場合
- 写真編集
- 紙ベースのデザイン
- WebSite構築、デザイン
- たまに4K動画編集
- たまにDTM
- Google Worspace
という感じだが、このぐらいならM4 Mac mini (512GB、Memory 24GB、10GbE BTOモデル)で充分すぎるほどのマシンだ。今のところメモリ不足を感じたこともないし、スペック的に足らないと感じたこともない。4K動画編集やDTMをがっつり専用にやるとか時間との勝負みたいな現場ならM4 ProのMac miniだったりM4 MaxのMac Studioの方がいいと思うがそうでないうちみたいなところならM4 Mac Miniで充分充分。
ただし、上記の作業をするならMemoryはやっぱり24GBにしといた方は良い。Webサイト構築も10GbEでアクセスできるとかなりいいのはいわずもがな。だが1-3の作業もたまーに、で、ほぼほぼOffice sweetアプリでWeb閲覧とかぐらいなら吊るしの一番安価なM4 Mac miniで全然いいとも思う。
32GBが間違いなく必要になってくるような作業の場合にM4 Pro Mac mini、もしくはMac Studioの方を検討するという、感じか。あと、たまーにいるが、何でもかんでも開きっぱなしにして作業する人(苦笑)。
ともあれ漫然とスペック厨やベンチマーク厨のレビューやYouTube動画を鵜呑みにするのはほんとお勧めしない。指標・参考にするだけにして、まずは自身の使い方をよーく考えて選ぶことをお勧めする。まぁ、お金が有り余っている人は好きに最上位スペック買えばいい。
消費電力も魅力
先の記事に書いた通り、M4 Mac miniは消費電力も魅力。だいたい通常時で20W程度ぐらいしか使わない。Mac Studio M2 Maxの消費電力との差でウチではその分オフグリッドで動かす機器を増やせて満足。
というか、M4 MacBook Proのモニターとキーボードが無いやつと思えばいい。持ち運ばず、モニター・キーボードは既にあるとかもっと良いのを使いたいとかいう向きにはピッタリだ。まぁモニター分消費電力は増えるが(^^; その分価格は半分だ!
使い方としては据え置きのMacBook Proという感じ
ニュアンス的にはそんな感じ。リソースに制限があるのだし、なんでもかんでも開きっぱなしで使う、みたいなのは向いてない。というか、そういう使い方自体改めた方がいいとアクティビティモニターを監視していて自身でも思った。そのためだけに馬鹿高い(CPUやMemoryに)コスト払うぐらいなら使い方を改めて解決するならそれでいいんだもんね。
私もこれまでGmailとMail.appを立ち上げっぱなしだったが、やめた。iPhoneやApple Watch、事務所に置きっぱのmotorolaスマホでメール、メッセージ、Google Chatの通知があるもんね。2重に通知がある必要もない。複数あるデバイスを効率よくより有効に使わなくちゃ、と、気がついた。必要なものだけ起動して、終わったら閉じて次のアプリのためにリソースを空けとく。ごく当たり前の事で、全く手間ではないし、単に意識の問題。まぁそれでも私の場合はターミナル、アクティビティモニター、そしてUSBオーディオインターフェースのAUDEINTのミキサーアプリiD Mixerの3つは(必要なので)常に立ち上げっぱなしだけれど、多くの人はこれらは必要ないだろうし。
そうやってMac Studioからついてしまった変な使い方の癖?を改め、それ以前の使い方(M1 Mac mini以前)に戻してM4 Mac miniを使っていると、超絶いい感じ。ていうか私にはMac miniの方があってるみたい(笑)
まぁ、この辺は、大型バイクより小排気量バイクの方が好きだとかいう性格もあるのだろうけれど。へへ。
てことで、全体的にM4 Mac mini、満足です(^^ 個人的にはデメリット一切なし!でした。
更に2ヶ月後(2025.5.25追記)
全く(もう一度言います)、全く不満無く快適に使えております(^^) 私にはぴったりだったみたいっすね。追記しようと思ったのは、Memoryのことを再度書いておこうと思ったから。
Mac mini M4の吊るしモデルの下2つは16GBなのだが、電脳-煩悩的には私が選んだ24GBのモデルを強くお勧めする。2ヶ月間ずっとアクティビティーモニターでCPUやMemoryを監視しているが、(私の使い方で)普通に使っていて13-16GBぐらいだ。WebブラウザはSafariとGoogle Chromeの2つを立ち上げたりして作業とかYouTube流してたりしている程度で、SafariでWebのメンテナンスだったり、サーバのアプリ動かしたり、Google ChromeでGoogle WorkSpaceとか使ってるぐらいで、軽めの作業だと思うが、その時で16GBぐらい使ってるのだ。Mail、Webブラウザ全て閉じた状態でターミナルとアクティビティモニターとバックグラウンドアプリだけで12-14GBぐらい。何を言いたいかっていうと16GBのモデルだと普通に使っていても物理Memoryは使い切っている状態だということだ。24GBモデルなら物理的に8GBの余裕がある。PhotoShop/Illustrator立ち上げたり、FCPやDavinci Resolveのために8GBは残しておける。8GBでもこの物理Memoryスペースの空きが快適度に直結する。使うアプリや同時に立ち上げるものだったりによってはもちろんその上の32GBも考えなくてはイケないが、その辺りの使い方になるとMac Studioの方が向いていると思うので、そこまででは無いなら24GBのMac mini M4はコスパ的にも良い選択になるかと思う。というより16GBモデルだと「あれ? なんか思ってたのと違う」と感じることが少なく無いかも知れないなぁ、と。2ヶ月間つかってみてそんな風に改めて感じたので、ね。書いておきます、はい。