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QNAP TS-262をUPS Master(サーバ)にしてubuntu serverをUPSスレーブにする。
Officeに置いてた4ベイNASのAsustor AS3304T v2を母屋に移動し、Officeにはよりコンパクトな2ベイのQNAP TS-262を置くことにしたので、UPSの設定をしなおしました。Asustorと同じくNUTです。
// ・・・って、アレっ?あんなに「違和感がある色」と感じてたGEEKOM A5のローズゴールドだけれど、QNAP TS-262と並べると違和感なくなったぞ? これならいいかもw //
さて、まずはTS-262をUPSマスターにする

「UPSネットワークサポートを有効にする」のチェックを入れて、通知する予定の(スレーブにする予定の)ubuntu serverのIPアドレスを入力。なんでIPアドレス必要なんだろ?とか思ったけれど、電源復帰時の連携とかの絡みとかQNAP NAS同士の絡みとかあるからかも。わからんけどw ま、入れろというので入れる。
ubuntu serverのNUTスレーブ設定
何はなくともubuntuにNUTをinstall。
$ sudo apt install nut
/etc/nut/にnut.conf ups.conf upsd.conf upsd.users upsmon.conf upssched.confが出来てるので、とりあえずnut.conf upsmon.conf の2つを編集(念の為編集前にコピー取っとく)。
nat.conf
MODE=netclient
upsmon.conf
MONITOR qnapups@[QNAP NUSのIPアドレス]:3493 1 admin 123456 master
※Asustorの場合のは前に書いたけれど、QNAPではこうだそうです。情報量多くて助かる。
nut-clientを再起動
$ sudo service nut-client restart
nut-clientのステータスを確認。activeが確認できれば動いているが、一応他のエラーメッセージがないかどうかも確認。エラーが出てればじっくり眺めて各所修正しエラーが出ないようにする。
$ service nut-client status

↑こんな感じね。最後にupscコマンドでサーバーと通信テストしてUPSデータが見えるか確認。
$ upsc qnapups@[QNAP NASのIPアドレス]

↑こんなのね。
接続が確認できたら、実際の細かい設定するのだけれど、Asustorの時も紹介したこちらのブログがよくまとまっているので(感謝再び)こちらを参照して設定すると良いかと(まるなげ)。
設定し終わったら、実際に連携してシャットダウンになるか、テストするとよろし。テスト。。。OK。無事連携してシャットダウンされるのを確認。
Asustor NASをRsyncサーバにしてQNAP NASのバックアップを取る。
これは簡単。まずはAsustorをRsyncサーバにする。「サービス」から「Rsyncサーバ」を選んで「Rsyncsサーバを有効にする」にチェックをいれる。SSHサポートにもチェックを入れる。

次に「モジュールのバックアップ」から「追加」を選んで

バックアップに名前をつけて、保存するパスを指定。認証に「はい」を選んでユーザを追加する。
QNAPでの設定は「HBS 3」を使う。HBS 3の「同期」を選んで「One Way同期(1方向同期ジョブ)」を選んでQNAPからAsustorへの同期コピーをするように設定。宛先サーバ、つまりAsustorへ正常にアクセスできるかテストできるのでテスト。無事OKが出たら進み

↑の画面にてコピー元のフォルダを指定、リモートRsyncサーバーの宛先フォルダを指定して「保存」すると

無事QNAPのバックアップがAsustorへ取れるようになる。あとは定期実行設定なりを好きに設定すればいい。簡単。