ちょうど一年前書いた↑の、続編。全体として品質が悪くかなり評判を落としてしまっているCIO製品。日本の若者が立ち上げて、設計だけして中国の工場に発注というスタイルのスタートアップ企業。応援したい気持ちが大きかったのでその後も同じものもう一つ買ってみたり、クラファンで入手してみたりしてさらに1年使ってみたのだけれど、流石にこの品質ではムリ、と、自身で使うのも、人にお勧めするのもしないことにする。うん。
今現在手元に残っているのが冒頭の写真の3つ。Smartcoby Trio 65W 2000mAhの初代の(2台目)、白いのがクラファンで入手した次の世代のコンパクトになったSmartcoby Trio 65 20000mAh、真ん中のがCIO 壁挿し 電源タップ Polaris CUBE WALL USB PD 65W。他に2つは1年立たずに廃棄した。
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Smartcoby Trio 65W 20000Ahは実質1/4の5000mAhぐらいしか無くなった。そんなに使ってないに。
これは2台目。1台目は早々にダメになって、応援したい気持ちもあって同じものを入手。だが、やっぱりダメ。半年経たずにというかまだ充放電回数100回あるかないかな程度でこれ。ていうか最初からこれ、ほんとに20000mAhか?という感じだった。今現在で機器を繋げて放電してみると実質は5000mAhぐらいの容量しかない。ダメじゃん!全然ダメじゃん!
Smartcoby Trio 65W 20000Ah(コンパクトな現モデル)
こいつは今の所は(またしても)実容量に?なところがある以外は正常動作はしている。自然放電も少なめ(に見える)。が、ポートに相性があり、充電できない機器がある。いやPDに未対応な機器とかもあるのでわからないではないのだが、Anker製のだと機器側がPD未対応でも充電可能なのに、これはダメなのがある。20000mAhにしてはコンパクトなのでちゃんと使えればすごく重宝するのに、という感じ。
電源タップも要注意
これ、Amazonの「低評価レビュー」を読んでみてほしい。まさにうちのもそういう挙動をするので仕様だと思われる。至極間簡単に書くとつまりはあれこれ繋いでいた状態でどこかを抜き差しすると他ポートが一斉に一旦切れる、というものだ。それぞれのポートへの割り当てをしなおししているスイッチングが働いているっぽいが、瞬間的に切り替わらないので、一度一斉に切れるってわけだ。ダメじゃん。給電がとまっても問題ない機器を繋いでいたら問題はでないがそうでないなら、使えたもんではない。
こんな感じで信頼に値しない機器ばかり
応援しようとあれこれ入手してみて1年以上使ってみたが、どうにもこうにも使い物にならないものばかり。バッテリーのセルは低品質のものではないかと思わせるような状況、後手後手に回る品質管理、クラファンに味しめて低品質なものを量産しているような状況。これじゃ絶対にダメ。
価格が倍くらいになってもいいから、部材も組み立ても品質管理も全てMade In Japanクオリティのものを届けるというスタンスに変わらない限り、ダメじゃねぇかと思う。現状は安かろう悪かろうから抜け出せていない。少なくともAnkerにはまだまだ、UGREENにも追いついておらず、有象無象のよくわからん聞いたこともない中国メーカーとさして変わらない品質しか提供できてないように感じる。ほんとか?というスペックだけ並べて実物は「なんじゃこりゃ?」な安かろう悪かろう製品と変わらねーじゃん。6製品入手して全てダメなので100%の確率ってなかなかのもん(悪い意味で)。
どれもまだ購入して一年たってないが、まだギリ使える白いSmartcoby Trio以外は使用を停止、廃棄します。てことで電脳-煩悩ではモバイルバッテリーだけではなく、CIOの製品全般に対して「お勧めしない」評価に変えます。