Thunderbird 3.0 beta 4

Thunderbird beta 4が先月末にリリースされてしばらくメインで利用してますが、非常に安定していますね。私はSnow Leopardで利用していますがMac OS Xの当初からMailソフト(以後MUAと表記)には標準のMail.appはほとんど使っていません。理由は

  1. 日本語の扱いが今ひとつ。
  2. それに絡んでWindowsユーザとの文字化けが出る場合がある。
  3. GMailの扱いが今ひとつ。

特に2番が問題なんですが、まぁ一般的な模範解答としては「文字化けを起こす可能性のあるメールを送る方が悪いのだから、相手にその都度注意喚起して、問題を起こさない様にするべき」ですが、ビジネス的には相手がクライアントだったりする場合そうも言っていられず、どうしてもこちらで対応するのがスジって事も当然あります。問題を分かった上で黙ってこちらで対処するのがプロ、と。そーなるとMail.appはSnow Leopard付属のバージョンになっても(未だに)心許なく、仕方なく別なMUAを使うことになるわけですが、これが選択肢が無い(笑)メジャーどころでいうとThunderbird 2,Entourage, GyazMailの3つしかない。EntourageはMS Office付属だから私の場合まず選択肢からはずれる。のこる2つもThunderbird 2はSpotlight未対応、Addressbook.app連携不可、GyazMailはAddressbook.app連携は出来るもののSpotlight未対応。Spotlightによる検索はユーザにとって非常に便利且つ有効なのでこれに対応していない時点でMac OS X用のMUAとしては失格だと個人的には思います。

そこで、開発中のThunderbird 3となるわけですがbeta 4の現時点で

  • Spotlight対応
  • Mail.appの様なスマートフォルダによる表示が可能(以前のアカウント毎の表示も可能)
  • Addressbook.appとの連携
  • GMailも問題無し
  • 日本語の扱いも特に問題無し、当方での利用で文字化け問題が出たことは今のところ無し。

唯一の不安要素はβ版だって所ですが、少なくとも当方で利用している限りは問題ありません。もちろん自己責任ですが、Mail.appに不満をもったならThunderbird 3 beta 4を試してみる価値は充分にあると思います。正規版を心待ちにしているアプリケーションの一つです。

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