買わないッすw 興味がないし、必要にも迫られないから。Appleファンと思われがちだが、そもそも、違うw
単にWindowsマシンやAndroid端末と比べて道具として使いやすいからMac/iPhoneを使っているに過ぎない。盲目的なAppleファンでは無いwので、Wi-FiアンテナはNECだし、Apple TVも買おうと思った事すら無い(きっぱり)。
さて、表題のApple Watchだが・・・。
まず時計として考えたときに、腕にふと目をやると真っ黒な画面って、そもそも時計として駄目だろ。だったら、Swatchの方が良い。健康管理に使う・・・いらん。iPhoneの手元のリモコンとして・・・車でもバイクでもBluetooth ヘッドセット使っているのでSiriと本体だけで良い。なのでiPhone 6sのSiriの音声起動は大歓迎の機能アップだったのだ。
残るは・・・よくあちらこちらのライターが書いている「iPhoneの束縛からの解放」って事だが・・・。つまりSNSやメール、TwitterのチェックをするのにいちいちiPhoneを取り出さずに済む、必要なmessageをよりすぐって必要なモノだけ、緊急性のあるものだけ返す、結果ついでにとiPhoneでSNSをじっくりとみたり、何かをついでにしたり、という事が少なくてすみ、リアルな生活を重視する事になる・・・とか言われている部分だが、少なくとも現時点では正直アホか?!と思っている。中には「車で使うのに最適。iPhoneを見るのは危ないがApple Watchなら安全」なんて書いているライターすらいる。目線を外して文字認識する時間をとられるんだから、危ないのに変わりないじゃん!バカか。車やバイクでは目線はそのまま、Siriに限る。最新のメッセージぐらいなら読み上げて、返信する事ぐらい出来る。
確かにiPhoneやらのスマホ・タブレットに振り回されている生活を送っている方も多いだろう。が、それの解決はApple Watchで凝縮して/選択してみることでは無い、と、思う。
結局アナログなやり方で無くては駄目なのだ。iPhoneをハッキリと部屋や車に置いて、思う存分なにかを楽しむ。そういう事ではないと駄目って事だ。SNS依存が激しい現代においてはSNS依存を減らせよ、と言いたい。繋がりすぎだろう。ちょっと前の状態維持が一番バランスが良いと思う。普通のメール、プッシュ通知をOFFにしたFaceBook。それで良いのだ。やりたい事に没頭し、時間があいたらやっとメールやFaceBookをチェックする。緊急の用件はiMessageだったり電話だったりする。一発で電話に出られないからと起こるヤツはいない。電話はSNSと違いリアルな世界そのもののエチケットがある。
そもそもiPhone・スマホが束縛しているのでは、無い。バーチャルな世界が束縛しているのだ。それを遠ざける・一定の距離を置く事こそが本来の開放だ。SNSとのつながりを細くするだけのApple Watchと、SNSとのつながりを完全に自分で制御するアナログな方法とどちらが開放なのか。。。
Apple Watchを買うとしたら、Apple WatchがiPhoneの代用となるようなモノになったら、言い換えればApple Watch型のiPhoneになれば必要に迫られて買い替えるだろう。腕時計型携帯SNS専用端末なら要らない。
それに、iPhoneなら打合せや誰かとリアルに話し込んでいるときにはマナーモードにしてポケットにしまったままにて会話に専念する。話ながらiPhoneをチラチラ見るような失礼な事は多分だれもしない。一方、Apple Watchだと、ついチラチラみる事になるのは必至w いちいち、外すか? 絶対に見ないと精神を固く保てるか? 極論かも知れないが、Apple Watchを使っていない会議に参加している人、一緒にいる人はイヤな思いをするかも知れない。
それよりもやはりリアルな世界に情報を重ねられるGoogleグラスのようなAppleグラスとかなら圧倒的に欲しいのだが。歩いていても後ろが見える、ウィンドウショッピングでバーコードを見て目をぱちりとやると通販での価格やレビューが見られる、目の前の史跡の情報が表示され説明される、作業するときにマニュアルを傍らに表示しておけ、両手がふさがっていてもページがめくれる・・・等々・・・、リアル世界のサブディスプレイ。
ライターが書いているApple Watchの世界は「どう使うとどう便利か」に過ぎない。私がものを判断する基準は昔も今も同じ「道具としていかに使いやすいか、優れているか」だ。そういう視点からみるとApple Watchは(Apple TVも)あれば楽しく便利なガジェットではあるが、少なくとも私にとって(生活や作業に役に立つ)使いやすい優れた道具では、まだ、無い。