初期の頃からずっと使ってきたデジタルステージのBiNDシリーズ。BiNDそのものもVer.9になってからソフトウェアの設計が「バカか!?バカなのか?!」という設計になってきている。作成したデータが特殊なことをしないと(エクスポートしてバックアップ)読み込めないのだ。「HDDなどがクラッシュした時にデータ保存フォルダがあれば、アプリケーションをInstallすれば元どおり」とは【ならない】のである。(後述※1)ちなみにBiND8まではそれができた。完全な改悪である。しかもデジタルステージ側は「動作を早くするために大幅な仕様変更」とか言っているが、実際には逆に遅い。しかも余計なクラウド機能(OFFにできない!)まで強制的につけてくれちゃって、疲れることこの上ない。それに加えて(これは元からなんだが)サポートが非常に良く無い。問い合わせしても返信が帰ってくるまで2-3日は当たり前。しかも何度となく書いているように、蒟蒻問答必至。
最近ではクライアントが気軽に更新してもらえるようにwordpressベースのサイトを構築することが多く、Adobe Dreamweaverで作業することはほとんど無いし、BiNDも過去にBiNDで作ったもののメンテの為だけに残してある状況だ。もうwordpressベースのごく小規模なサイト以外は若い元気な所にお任せしてウチはもういいかなとか思ってた所に、BiND9の出来とデジタルステージの迷走。デジタルステージ製品はもう完全に見限ります。はい。
でも何も無いのもアレなので今時は何があるんだろうとか探してみたら、Mac用のWeb作成ソフトの有名どころの一つ、かつてはACT2で販売していたFreewayがver.7になって大幅に改変してExpressはなくなり、その前のバージョン6のFreeway ExpressはFreeで公開してるじゃん! 知らなんだ。。。
ダウンロードしてみたら日本語化されてるし、macOS sierraでの動作も問題なさそう。ちょっと癖はありそうだけれど、無料なら文句は言えませんね。超簡単なのならこれで良いかも。
サポートから返信がきました。ただしその返信の内容のままでは出来ず、自分なりに解釈する必要はありましたが、結局復元することは出来ました。以下、その方法
- 0)既にmacOS sierraの「移行」でBiND9アプリ自体は移行済の状態。ただしアクティベーションは再度必要なのでしておき、BiND9を終了する。
- 1)ユーザディレクトリのbackupファイルがあるので、その中の「書類」>「DIGITALSTAGE」フォルダ内に、「MyBiND9_Sites」フォルダと、その中にさらにフォルダ(Siteフォルダ)があることを確認。
- 2)backupファイルの「MyBiND9_Sites」フォルダを新しいユーザーディレクトリ>「書類」>「DIGITALSTAGE」内に移動(もしくは差替え)。
- 3)ライブラリ > Preferences > BiND9フォルダとBiNDBoxフォルダも同様に差替え
- 4)ライブラリ > Application Support > BiND も同様に差替え
- 5)この状態でBiNDを起動。自分のサイトデータが開けたのを確認後、サイトデータをエクスポートでそれぞれバックアップ。
- 6)BiNDの認証解除
- 7)BiNDをDigital Stageのサイトを参考に再インストール。(ただし説明のうち「MyBiND9_Sites」は消さないように)
- 8)アップデータを適用
- 9)Macを再起動
- 10)BiND9を立上げアクティベーション
- 11) (5)のサイトデータのバックアップをインポート
以上です。(めんどくさっ!)