SanDisk PLUS J26 240GBが届いたのでUSB3.0 HDDケースに入れて早速macOS sierraをSSDにクリーンインストール。macOS sierra が起動しているiMacにSSDを繋いで一旦電源を落とし、⌘+rで起動すればインストールできる。
起動後にiCloudにログインするかと聞かれるのでログインし、必要事項を入力して初期設定完了。今回はユーザ環境の移行をOFFにしました。作り直すためです。一番厄介で時間のかかるアプリケーションは移行対象としました(アクティベーションはそれぞれ必要)ので。だいぶ楽です(^^
で早速クリーンなmacOS sierraを起動して見ると・・・をを?! macOS sierraってこんな挙動するんだったんだ! 的な発見があちこちあったりして、やっぱり引き継ぎでアップデートしたOSとUserデータが壊れていたと確信。再起動や終了時にも英字のメッセージが出てたが日本語に戻ったしw そうそう、Safariはやっぱりダメ! 例のメッセージが出て止まります。これでSafariの不具合と断定。治るのを待つしかないですね。しっかし、SSDは快適ですねぇ(^^
WDグリーンと数値的には似たもんですけど、Sandisk Plus j26の方がだいぶ安定してますね。
さて。ユーザ環境を戻さなくちゃです。なんちゃってハイブリッドも化するのでやることは結構あります。どれどれ。。。
構成ですけど、起動ドライブとしてUSB3.0 SSD 240GB、iMacの内臓HDDが1TB。これをメインの環境とし、作業用サブのHDDとしてFireWire800の500GB HDD、TimeMachine用として2TBのUSB3.0 HDDという感じです。予めデータとユーザーディレクトリはサブHDDへコピーしてましたので、内臓HDDをデータ用にするために丸っとフォーマット。使えるようになったら色々と内臓HDDに移動。
メインのiMac、完全リフレッシュ計画。メッッセージ.appのデータは何処でやったようにメッセージ.appを手動で復元。フォントを手動コピー。iCloud経由で復元されるやつは一部注意が必要です(ちゃんと復元できない場合がある)。私の場合、Mail.appの動作がおかしくなってて(smptサーバを設定できない、フリーズするなど)、3つあるアカウントを全部一旦OFFにして、再設定しました。こんな時IMAPだと楽でいいです。
大量の一般のデータを内臓HDDへ移動し適宜デスクトップにフォルダのエイリアスを貼る。ホームディレクトリはライブラリやキャッシュデータなどがあって動作速度にも関係するので極力SSDに置き、特にスペースを食うものだけを内臓HDDに移動しましょうね。
Contents >>>>>>>>
Logic pro Xのライブラリデータ
かなりの容量なうえSampleTank3の音源を使う方が多いので、シンボリックリンク貼って内臓HDDへ移動。/Library/Application support/LogicにあるのでLogicフォルダをMac inner HDと名前をつけた内臓HDDにApplication Supportというフォルダを作ってそこに移動。ターミナルを起動してシンボリックリンクを貼る。
[code lang=”shell”]
$ sudo ln -s /Volumes/Mac\ inner\ HD/Application\ Support/Logic /Library/Application\ Support/Logic
[/code]
※ファイル名やディレクトリ名にスペースが入る場合は「\ 」を入れます。
これでOK。一発移動が不安だったら、元のLogicフォルダはフォルダ名を変えてバックアップとして残しておいて、ちゃんとシンボリックリンクが貼れたのを確認してからバックアップを削除すればいいです。
Musicフォルダ内のiTunesフォルダ
これも容量を食うので内臓HDDに移動。iTunesフォルダを単純に移動してからoptionキーを押しながらiTunesを起動するとどのライブラリを開く?と聞かれるので移動したライブラリを指定すれば以後そこを使うようになります。
写真ライブラリ
これも容量を食うので内臓HDDに移動。写真ライブラリを単純に移動してからoptionキーを押しながら写真.appを起動するとライブラリが選択できるので移動したライブラリを指定すればよし。
SampleTank 3のライブラリ
/Users/共有ディレクトリに35GBばかりあるんだけど、これは切迫するまでそのままに。
ホームディレクトリのダウンロードフォルダ
これが、ハマりました。何度やってもシンボリックリンクを貼れず、結局まだ出来ていません。macOS sierraになってなにか変わったのかもしれませんね。仕方がないので、内臓HDDの方に作ったダウンロードフォルダのエイリアスをドックに貼り付けて、Finderのサイドバーのダウンロードフォルダもそちらを表示するように。且つ各ブラウザの設定でダウンロードフォルダの設定をし直しして逃げました。ま、結果は同じ事だし。
これで現在残り127.5GB。ま、これだけ空き容量を確保してあれば色々と大丈夫でしょう。120GBじゃ全然たりませんでしたね(^^; SampleTank3のライブラリを移動すればさらに35GB開くのでいよいよやばくなったら移動するか、SSDをもっと大容量のものにするかしましょうね。うん。
で、システムとホームディレクトリを置いた240GBのSSDと、外付けHDDより倍ぐらい速い内臓HDDにホームディレクトリの一部とその他のデータ、というなんちゃってハイブリッド構成のiMacは超快適ですね(^^ SSDは基本、読み込みさえ速けりゃ良い構成にしているので、尚更です。
バックアップはUSB3.0の3.5inch 2TB HDDをTimemachineでSSDと内臓HDDの一部をバックアップ。作業に使った2.5inchの500GB FireWire800接続のHDDはフォーマットしてバックアップ用にして内臓HDD(つまりシステム以外)を超定番Sync!Sync!Sync!で定期的に同期コピーするようにしました。
あ、そういえば、SSDですけどUSB3.0のUASPモードで接続されているかどうかの確認するためシステムレポート→ソフトウェア→拡張項目「IOUSBAttachedSCSI」を確認してみると「いいえ」となってます(ここが「はい」になっているとUASPが有効になっているという事)。が、実際には「いいえ」となっていてもUASPモードで接続されているのと同等の速度が出ています。HDDケース等のメーカーのセンチュリーのサイトでも同様の事が書いてあります。この事からmacOS sierraでは「IOUSBAttachedSCSI」が「いいえ」つまりkextが読み込まれなくても標準でUASPに対応しているって事なのかもです。これに関してはUASP未対応のHDDケースを持っていないので試しようがないので、ま、いっか、ですw
Sandisk Plusでこの感じだとSandisk UltraIIならシーケンシャルWriteとランダムもさらに速いのでもっと快適でしょうね。でもWriteが速いのの恩恵を受けるには良く書き換えが起こるデータもSSDにおかなくちゃなんで最低でも500GB、やっぱりできれば1TBとかが欲しくなりますねぇ。もっと価格下がらんかな。。。
【2017.3.17追記】
ところで、Trimだが・・・。USB接続だとTrim命令を有効に出来ない(ThunderboltだとOK)のは既に書いた通り。だがそもそもTrimってなんぞやを知っている人は少ないように思う。あまつさえ「Trimが有効に出来ないSSDだとOSを入れるのは危険でしょうか?」なんて質問している人までいる始末。Trimに関してはLogitecのこの記事が詳しいので是非読んでみて欲しい。「Trim命令の功罪」
Trimの必要性と有効性がわかると、USB接続でのシステム領域の運用方法がわかる。つまりはUSB接続でTrim命令が有効に出来ないSSDでも、空き容量をきちんと確保し、且つ適宜特殊なフォーマットで元に戻してやれば良い、です。自動で出来なけりゃ手動でやりゃ良いって事です。但し調べた限りではMac用のSSD(特殊)フォーマットが出来るユーティリティーは見つからないのでWindowsマシンを使う必要はあります。何れにしても方法が無いわけでは無いし、少なくとも「OSを入れると危険」なんて事は無いですw
↓次はUltraIIなこれかな。