ずっと、書こうかどうか迷ってた事がある。別にほっときゃいいかとも思ったが、３日ばかり考えてやっぱり書く事にする。
なにかってぇと納豆だ。批判だが、ちゃんと意見を言うので実社名で書く。グリーンパール納豆本舗の超高級？納豆。宮城県は村田町の納豆屋さんだそう。第一回全国納豆品評会金賞受賞とかそういう所らしい。おめでとう。それは別に良い。頑張った甲斐があって受賞したのだろう。
問題は今販売している納豆だ。なんと5パックで1600円する。1パック320円。量が市販の2倍の量が入っているとは言えそれでも超高い。
（以下、批判なので読みたくない方は開かないように(^^; ）
私の地元も今は名残もないがかつては納豆で有名だった。家族みんな地元の藁苞（わらづと）の納豆が大好きだった。地元の納豆屋が店をたたんでしまったあとも、近隣に工場がある、大手のおかめ納豆が毎日食卓に欠かせない。納豆は庶民のモノだ。安くて美味しくて、ヘルシーで健康に良くて。
そこへ来て、件の納豆は320円する。超豪華なパッケージに入りビニール袋にいれられ、更に一個一個化粧箱に入っている。折り畳んだ状態が約ハガキサイズのDM折り両面カラーの立派なリーフレットまで入っている。リーフレットには三代目が訝しげな顔でこれ見よがしに写っている。
なんだよそりゃ？
で、味の方だが・・・いやまずくはない。美味しいのだと思う。だが、先述の大量生産のおかめ納豆とそこまでの価格差があるほど美味いのかというと否、である。てことはコストの半分以上パッケージとリーフレットじゃねぇのか？ と、勘ぐってしまうわけだ。なんでそんな自己満足のリーフレットと化粧箱に消費者が無駄なお金をはらわにゃならんのだ、と。
件の納豆、納豆好きな家人全員とウチの親戚達から反感を買った。家人全員の意見は「おかめ納豆で良い！」だった。
そんなに美味しいのなら、余計な事せずに味で勝負しろよ！と。その方がどんなにカッコいいか。「どうだ、オレ格好良いだろう、ものすごく手間ひまかけて作ってるんだぜぇ、美味くないわけないだろう！」的な事を言われても、まったくそんなものは求めては居ないし見たくもないし聞きたくもない。評価するのは消費者なのだ。ただただ美味しい納豆が食せればいいのである。より多くの消費者に届けるために少しでも安くなる事を考えてくれよ。納豆は納豆だよ。それ以上でもそれ以下でもない。まじめに納豆に取り組んでればそんな派手な事しなくても消費者はついてくんだろうよ。例えば「こけし」に趣味の悪い18kのメッキして桐の化粧箱に入り、作者のプロマイドカードとサインがついて普通のこけしの数倍の値段で出されているようなもんだ。要らないって！ 素朴で味のある「こけし」が良いのであって、こけしの良さをまるっきり台無しにしてるって。どんなに良いこけしだって、それで台無しだって。それとおんなじだって。
田舎のじいさんばあさんがひっそりと作っている人知れず人気の、昔ながらの豆腐なんてのは人気が出るもんだ。口コミで広がる。だがなんだ、これは。「オレはやるぜオレはやるぜ。オレはやったぜオレはやったぜ」感が超うざい。
はぁはぁはぁ・・・。
なんか、勘違いしちゃったんだろうなぁ。。。HomePageとかでやるぶんには良いんだがこれをパッケージにいれられちゃぁなぁ。10箱いりのパッケージだと、10枚のリーフレットだぞw 5箱入り、10箱入りに１枚のリーフレットだったならココまで書こうとは思わなかったかも知れない。ちょうどMicrosoft的というか。Mac的なそぎ落とす方向でかんがえられなかったのかねぇ？ 化粧箱のあのダサいタイトルもなにもなく、単に納豆の、せめて入れ物だけで勝負！でよかったんじゃないのか？
当人がこの記事を読む事はまぁないとは思うが、万が一目に付いたらもう一度良く良く考えて欲しいと思う。くもりなきまなこで良く周りを見て欲しい。もう曇りまくりじゃねぇか。
（異論がある方も当然いるとは思うが、これが私のまわりの人たちの意見ですので、異論を言われても議論をするつもりはまったくありませんのであしからず）
（と、こんな事書くと逆に興味が湧いて買う人もいるかもねwww 逆手法の宣伝？ w ）