MACKIE MIX5への個人的不満。。。で候補に上げたアナログミキサーYAMAHA MG06。リバーブなどのFXがついたMG06Xなどもあるが、私の場合はMG06で充分。ほんとにこれで良いのかYAMAHAのサイトで確認。
図面が入手可能なので図面をみてみる。
を! 他社のコンパクトミキサーはどれもPhoneのボリュームはメインMixを通った後につながっているが、YAMAHA MG06はそもそもMain MIXという概念はなく、各チャンネルのバランスをとった状態がMIXということで、Stereo OUT / Phoneがそれぞれ並列してボリュームがあり、これは単にそれぞれの出力の大きさという事ですな。Stereo OUTもXLRとTRSフォン(バランス)の2つの出力用端子があるが単に分岐しているので両方使えるってことですね(2つ繋ぐと音は小さくなるでしょうけど)。
ちなみに、MACKIE MIX5は
これ、MACKIE MIX8もMIX12同じで、MIX8/MIX12にはMain OUTの他にCR OUTもあるので、普通に考えると例えばステージのスピーカー出力のMain OUTをゼロにしておいて(客席側には音出さないでおいて)CR OUT/PhoneでミキシングバランスをとってからMain OUTをあげるとかすんじゃねぇか?と思うんですけど、Main OUTの出力はMain Mixボリュームのみで、かつ、CR OUTもPhoneもMain Mixを通ってから、なので、Main MixをゼロにするとCR OUTもPhoneもゼロになっちまうという。CR OUTの意味ねぇじゃん? MACKIEのミキサー使っている人どうしてるんだろう? Main OUTに刺さないでおく、とか?
ベリンガーのCTRL ROOM OUT/Phoneってどうなってんだろ? ま、ベリンガーは買うつもりはありませんけど(^^;;; inMusic扱いのALTOの安価なアナログミキサーもCTRL ROOM OUT/Phoneがありますけど、ベリンガーかALTOかどっちかはできそうですけど・・・。どちらも図面がないので確証持てず。。。
さらに、ALLEN&HEATH ZED-6は
でMIX5/8/12もZED-6もMAIN MIXした後にPhoneのボリュームに行っているので私の用途には不向き。
が、ミキサーとしてはちょっと不思議なYAMAHA MG06だけど私の用途にはバッチリだし、確実って事ですね。
何度か書いてますけど、私の用途というのはUSBオーディオインターフェースのモニター出力とモニタースピーカーの間にミキサーを入れて、
- モニタースピーカとヘッドホンの音を制御したい
- DAWでミックスした音やMacの音を、別な何かと更にMIXして鳴らしたい
- たまにMacを起動してなくても音楽ソースとマイクを使いたい
という、セレクターともちょっと違うしモニタースピーカのボリューム要素だったり、ミキサーの要素もあるしでちょっとイレギュラーな用途。オーディオインターフェースと連携してつかう録音用のミキサーではなく、モニター用のミキサーというか。ごちゃごちゃ機材をつなげれば出来るんですけど、あまりごちゃごちゃしたくないのでそんなんが出来るコンパクトなミキサーはないかなぁと。一番最初の検討時点でちょっと普通のミキサーとは違ってて「これは違うかなぁ」と排除したYAMAHA MG06がまさかぴったりだったとは(^^; 逆に色々と使える面白い仕様だったってわけっすね。
失敗。。。やっぱり入手せねばね(^^;;;
(だめ押しでYAMAHAのサポートにその旨質問したら、私がしたい事ができるとお墨付きを頂きました)