遠近両用眼鏡を眼鏡市場で作ってみた。

遠近両用眼鏡をなめちゃぁいかんの巻でITOレンズの遠近両用レンズダメダメさ加減に呆れてnikonの上級グレードNIKON VARILUX ELLIPSE DSに作り変えてもらった経緯があるので、安いレンズで遠近両用なんてつくるもんじゃぁ無いなぁと思ったのが2009年。あれから3年が経ち、つい先日お気に入りのチタンフレームが折れてしまった。修理に出しても良かったのだが、チタンなのでちょっとかかりそうだったのと、KTM 125DUKEに乗る時用に新調した眼鏡市場のi-ATHLETE(単焦点、ツアイスレンズ)が意外と良かったのと、眼鏡市場が最近宣伝している遠近両用の内面累計設計で歪みが少なく見える範囲が広いMIプレミアムレンズを試して見たかったのと、レンズ込みで15750円の所、初売りの商品券を使うとさらに安い12750円でできちゃうので、ネタにもなるかなと試しに作って見ることにした。
正月で混み合ってますとの事で通常1週間出来上がりが2週間ぐらいみてください、との事だったが、10日ぐらいで出来上がったと連絡が入り早速受け取りにいく。
選んでいたフレームは上の写真の通りFREE FiTの2012モデルのFFT-015。これにMIプレミアムの組み合わせだ。

レンズはNikon製だった。私は遠近両用かけ始めて3年は経っていて慣れていることもあり大きな違和感は皆無。店内で棚を見渡したり、首を縦横にふったり、首を傾げてみたり、店内を歩いて見ても大丈夫そう。そのまま掛けて帰りの車の運転を試して見た。視線の移動での違和感もない。ユレ、歪みも感じない。調子に乗ってそのままかけていたら1日目にはちょっと気持ち悪くなって2時間ばかり横になったが、それきりで、あとはすぐ慣れてしまった。

うん。これ、コストパフォーマンス良いんじゃないだろうか。悪くないです。一度物凄い悪いのを経験しているので、なおさらそう思います。全然いけます。
これでフレームとレンズで15750円は凄い、と素直に思います。次も眼鏡市場で作ります。

但し。。。

慣れていても1日目は酔ったのでこの見え方だと、本当に遠近両用眼鏡が始めての方は、多分、信頼できる一般のメガネ屋さんで相談しながらもっといいレンズで作ってもらった方がいいかなぁとも思います。老眼鏡自体が初めての方は一気に遠近両用に行かずに老眼鏡の見え方に慣れた方がいいです。慣れている方の買い替え候補として、2本目としてはオススメです。

他のブログで眼鏡市場のはダメだと書いている方ははじめての遠近両用だったり、老眼用自体が初めてだったりする方の記事もみうけられますが、そりゃぁ違和感ありまくりで当然です。通常2週間ぐらいかけてゆっくりならして行くんですから。。。中には一気に老眼鏡部分を+2.0で作った方も。そりゃぁ、慣れにくいでしょうて。。。眼鏡市場のレンズのせいじゃありませんってば(^^;;
最初は+0.75ぐらいでいい時に作って、慣れて行く方がオススメです。無理してギリギリまで我慢してから強めの遠近両用を作ると最悪慣れないなんてこともありそう。。。我慢すりゃいいってもんじゃないってことですね(^^;;

それでもダメな場合はフレーム選び自体が間違っていることもあります。デザイン重視で幅が広く、且つ顔にそうようにカーブがきつい設計のもあります。欧米人のような頭の構造なら良いのですが、そうではない場合、出来るだけ上から見てカーブが少ない方が見えやすく、歪みやユレは少ないです。っていうか、カーブがきついものは単焦点でも酔います(笑
レンズの高さが極端に低いものも慣れていないとダメですね。FREE FiTではある程度の高さは確保してあるようなので大丈夫ですが、中にはそういうのもあるので注意、です。

ちなみにJiNSやZoffのは価格から言っても、詳細を公開していないところからしても、遠近両用は怖くてつくれません。が、眼鏡市場ならオススメ出来ます。