IKEA TRÅDFRI トロードフリ ゲートウェイが国内販売されたので色々入手してみる。

Amazon Echo Spot追加。(IKEA TRÅDFRI トロードフリ ゲートウェイがやっと発売されたよ)でチラッと書いてましたが、今日届きましたので早速設定して使ってみました。今回入手したのは以下。

  • IKEA TRÅDFRI LED電球 1000lm(電球色・調光) 1799円 x3(写真左)
  • IKEA TRÅDFRI LED電球 1000lmの調光キット 2499円 x1(写真中後)
  • IKEA TRÅDFRI LED電球 980lm(電球色/昼白色・調光) 2499円 x4(写真右)
  • IKEA TRÅDFRI ゲートウェイ 4499円 x1

です。うちのOfficeにはこういうのが2台なので必要な電球は8個。

あちこちググってみてもどうも良く分からないことが多いので、ほんと実際に試してみなくちゃな部分が多いんですよね。とりあえずゲートウェイを開梱して眺めてみる。

 

IKEA TRÅDFRI ゲートウェイ

こんな感じです。カバーを外すと機能自体の本体は一回り小さめだけど、まわりに余ったコードを巻きつけてカバーで隠す構造。これは中々スッキリでいい感じ。背面には

壁面に取り付けられる穴もちゃんと空いてます。壁に取り付けてみるとこんな感じ。

ね、コードを巻きつけてこの上にカバーをすればスッキリってわけです。

1000lmの方の調光キットのリモコン

トロードフリ用のリモコンは2種類。こんな感じのボタンがいくつかあるものと

こんな感じの超コンパクトなマグネットで貼りつけておけたりもする(壁付ももちろんできます)シンプルなもの。

情報だと「ゲートウェイに登録するには最低でも一つ必要」とあったので、とりあえず、と、安い1000lm用の方を選び、単体購入よりキットの方が当然安価なので1000ml調光キットを1つと、1000lm LED電球を3つで合計電球4つ。これを防音室の方へ。電球色から昼白色へとケルビンを変えられる980lm LED電球4つはOffice側へ、の予定でそのように用意。

とりあえずリモコン見てみる

当然黄色いの選びました(笑)。 で、黄色い方が本体で白いのは単なる台。マグネットでくっついます。本体の黄色い方を開けるとこんなん。

この、中の白いのがリモコン本体です。これをマイナスドライバーなどで外して付属電池を入れて戻せば使用スタンバイ。で、これ、カバーするとスイッチも何にも無くなりますがモーションセンサーなんでしょうか?手に持った状態でくるっと回すアクションするとついたり消えたり明るさ変えたり、できます。中々おもしろいです♪で、

とりあえず単なるリモコンとして8個のLED電球登録してみる

このまますぐに設定に入ってもよかったんですが、リモコンが中々面白い構造だったんで、とりあえず8台全部登録するとどんな感じ?というのが気になってトライ。こんなのを用意。

これにトロードフリ電球差して一つずつリモコンへの登録をします。IKEAの説明書ではやり方の解説は図のみ(笑)

挿した電球の5cmのところにリモコンを持って行って、中のリンクマークのついたボタンを10秒押す・・・と、書いてますが、これだと失敗することがあります。ボタンのまわりに「CEマーク」がありますが、その「E」のところに確認ランプがあって、そこを確認した方が確実です。5cm以内のところに近づいてボタンを押して待っているとEのところの確認ランプが点灯点滅しはじめ(このし始めるタイミングがずれるので1律10秒ではうまくいかない)、確認ランプが消灯すれば登録終了。次々と登録していき8個登録したところで照明器具につけてみて操作してみる・・・。をー! 一気に連動するー! で、わかったことも一つ。反応がいい場所と悪い場所もあるようで、いい場所を探す必要はあるようです。ウチのように2台の照明器具、のような場合はその間じゃないと片方しか反応しないとか場合によってはありそうです。でも、この手に持ってアクションってのはなかなか新鮮(^^ (手動で音楽とあわせて・・・(バカか(笑))

さて、トロードフリ ゲートウェイ

説明書をよくみる。まずはトロードフリアプリをiOSに入れろと。iPhoneにトロードフリアプリをInstall。起動するとまずはゲートウェイを付属LANケーブルでRouterに繋いで電源繋げ、と言われるのでその通りに。すると「ゲートウェイを見つけました→登録されました」となる。次りリモコンを登録し、やっとデバイス(電球)の登録。ここで・・・どこのサイトでも書いてない重要な事実が判明。

「ゲートウェイは、単体では光源を追加することはできません。追加する場合はトロードフリ ステアリングデバイス(リモコンやモーションセンサーなど)が必要です。」

・・・。ん? てことはつまりはLED電球を単体で個別制御するんじゃなくてリモコン経由して制御するって事かなのか?(疑問)。てことは一個のリモコンしかない場合は8個登録すると8個が一気に反応するって事か? 且つ、リモコンも登録した8個が反応するところに置いとかないとダメってことか? 特殊な事情では無い限り操作する照明器具一つにつき一つのリモコン等が必要ってことか? 例えば照明器具が2つでも8個のLED電球を個別に制御しようと思ったらリモコンは8個必要って事か? まぁ、そんな使い方しないけど。そうなのか? (Hueブリッジは個別に登録)

基本的に、リモコンを登録って事で、リモコンの機能に左右されるのか?

よく分からんまま、リモコンは簡易タイプ一個しかないのでとりあえず8個(2種類)のLED電球を簡易リモコン経由でゲートウェイに登録してみる。

登録してある最中でスクリーンショットのことを思い出したので途中から。なので「別のデバイスを追加します」となってますが、最初は「デバイスを登録します」となるのでタップ。

デバイスの選択。電球を選択。

デバイスを探すモードになるんで、コントロールデバイスを選択。私の場合は左上のリモコンを選択

下の画面になったら、リモコンを電球に2cm以内に近づけてボタンを押す。ここでも10秒とあるがそれよりもボタンを押して「CE」の「E」部分の確認ランプが赤く点灯点滅し、消灯するまで押す、方が確実です。

ここでふと心配になる。そうか、簡易なリモコンでは明暗とオンオフだけなので、980lmのケルビンを変える機能はつかず、トロードフリアプリでもリモコンをコントロールって事なので、無理なのか? ・・・。

それは大丈夫でした。

ホッ。。。

こんな感じに8個、全部を個別に制御できます。

「8デバイス」をタップして開くと

こんな感じ。で、それぞれに制御もできます。一気にやることもできます。

色を一気に指定すると1000lmの方はケルビン変更には対応していないので基本そのまま。ま、でも使えないこともない。

ここで気がつく人は気がつくと思うが、グループ化できないので、部屋を分ける(名前をつけて分ける)ので、その場合やっぱり照明器具一つにリモコン一つ、部屋一つにつきリモコン一つあった方が便利ですね。私の場合はボタンのついたタイプのリモコンを一つ追加した方がやはり良さそうです。

さて・・・Alexaへと思って大きな問題にぶち当たる

トロードフリアプリにはAmazonへの登録がONにできてログイン状態とはなるのだが・・・肝心の「トロードフリスキル(日本版)」がまだ無い!のだ。米国のサイトにはある。が、日本には無い。そのうち出るのだとは思うが、今現状は無い。あちゃぁ・・・早まったか。比較的早めにスキルを出してくれそうな気もするし、また一年ぐらい待たされる気もするし。。。むぅ。。。困ったなぁ。。。というか、どうにもならない。解決方法は2つ。

  • IKEAのゲートウェイをとりあえず諦めてHueブリッジに変える
  • IKEAのトロードフリスキルが出てくるまで待つ

うーん・・・・(悩

現状できることはトロードフリアプリでの操作のみ・・・って、あ! Apple HomeKitがあるじゃん! Siriさんに頼むってのもあるじゃん。

2018.10.20にIKEA トロードフリスキルが出ました

Apple HomeKitを初めて設定してみる

・・・できたっ!(まるっと省略(笑))

何の問題もなくサクッと設定できました。部屋ごと、照明器具ごとに分けて4個ずつとかにグループ設定できるのね。写真では「スタジオのライト」と「Officeのライト」と4個ずつをグループ化。同じWi-Fi内にいればSiriで操作できます。ただ・・・同じWi-Fiっていう条件が仇となって違うWi-FiだったりWi-Fiが一度切れるところにいって帰ってきたりした時には復帰しないことがあったりすることも。一度iPhoneのWi-FiのOn/Off(設定からしかダメ、ショートカットでのOn/Offでは無反応のまま)が必要だったりと、なんかスマートでは無い部分が残ってたりするのが、ちょっと。。。それさえなければ中々使えそうなんですけど、ホームハブがないのが難点なんでしょうか、それともトロードフリゲートウェイのファームウェアの問題なんでしょうか(未検証)。かといってApple TV買う気もないし、HomePodも買う気が無いし。置いたままのiPadがあればホームハブとして利用できるそうですけど、現状では持ち歩くiPadしかないし。ま、使えるってのがわかっただけでした。むー。

iPhone XSをiOS12.0.1にアップデートしたら今のところ安定してます。SSIDが違うWi-Fiに入っても同じネットワークにいれば大丈夫みたいです。一度Wi-Fi切れても大丈夫。バグだったんでしょうか?もう少し様子をみますが、ハブがないので外からは制御できませんがSiriさんでトロードフリが使えるなら、まぁ、とりあえずいいかな、とか、思ってみたり。(Hey Siriより、Alexa、の方が言いやすいのと、慣れたのと、そもそもHomeKit対応製品がAlexa対応製品に比べて少ないのと、スキルの多さでできればAlexaをメインで使いたい)

日本版トロードフリスキルが出るまでまとうね、うん(でました!)

なにやらいろいろ使えそうなことは試せたのと、特にメイン照明の音声制御を急いではいない(いままで待ったし)ので、このままスキルを待つことにしました。Siriで使うって手ももうちょっと探ってみたいし。

あちこちのブログや記事でIKEAのトロードフリゲートウェイがでたので、これで使える!的な記事やらが引っかかりますが、実際に試してみるとまだ使えなかったり、トロードフリアプリの出来が今ひとつ。Apple HomeKitでは可能なグループ設定がなく、1つのリモコンで関連づけている場合には8個全部か1個1個個別に制御するしかありません。照明器具ごとにわけるには(グループがない)部屋を分けるしかありません。部屋を分けるにはリモコンがもう一つ必要。

これがホームスキルが出てAlexaで制御できるようになるとどうなるのか、ですねぇ。今の現状ではApple HomeKitとSiriで制御する方が便利。ま、しばらくは物理的な壁の照明スイッチも併用して使うことになりそうですけど。

2018.10.21追記

昨日20日にトロードフリスキルが公開されました。約2週間で出ましたねぇ、翻訳もせず英語のままで(笑)。バージョンアップの時にでも翻訳は回してとにかく早く出そう、ってのが見えて、これは好印象ですね。Alexaでグループ化も出来るので良い感じ、です。

早速使ってみましたが、他の製品やApple HomeKitでの制御に比べて反応速度に若干のタイムラグがありますね。1-2秒くらい? 仕組みの所為なのか、今後もう少しどうにかなるのかはまだ不明ですけど、実際にはもともとパッとつかずホワッとつく感じなので、気になりにくいかも。

AlexaではApple HomeKitと同じくグループ化できます。上の写真ではApple HomeKitの時と同じく4個ずつをグループにしたところ。さらにAlexaでは他のグループに使ったものでも別なグループに属することができるので、8個の電球一気に、4個ずつ、ピックアップして2個 x2グループで更に照明を落とす的な事も出来てなかなか便利。Apple HomeKitではハブがなくて外からは制御できませんでしたが、Alexaのホームスキルが出た事で外からも制御できるようになりました。

結論としては

Hueより安価だからと私のようにすぐに飛びついても、

Alexaで使う予定なら、2018.10.6時点では、IKEAゲートウェイはAlexaでは使えず、未だHueブリッジを使うしかない。(Apple HomeKitでは安定して使える)

です。みなさん気をつけてくださいまし(泣)

個人的には「あちゃー、早まった」と思ったものの、かといって激安中国製品のハブ無しのすべて個別に中国サーバ経由し電球自体もイマイチ感アリアリのにするのよりは遥かに安心感あります。ハブ必要無しのではmeross製が今の所信頼度はありますが、merossの照明もまだ日本で扱ってなくて、他に良さそうなのはLED電球一個3-7千円したりしますからねぇ。。。IKEAのLED電球自体安くて明るくて、色味もいい感じで気に入ってますし、Apple HomeKitで使えてるので、私はこのままゆっくり待ちます。リモコンもそのまま使えるし。

この件、すぐにIKEAに問い合わせてみました。当該部署へ問い合わせてくれて、回答をいただけましたが「すみません、1年以内に出すのは間違いないのですが、それがいつとは現時点でまだご案内できない状況です」との事。

・・・でしたが、先述の通り約2週間後の20日には出ました。外から使えるし、柔軟なグループ化も出来るのでやっぱりAlexaでの制御が一番いいです。で、トロードフリの利点としてはAppleHome Kitも使えるのでMacからもiPhone/iPadからも「Hey siri」で制御できる、Echoを置いてない部屋でも音声で使えるようになる、っての利点の一つとして上げていいかと思います。もう一つ、登録に必要な物理リモコンが、登録後もそのまま使えるってのも登録時は「面倒だなぁ」と思ったものの、あるとやっぱり便利。Hueだとありますけど、そうじゃないのはiPhoneかAlexaが必要ですからね。

価格は高いけれど、安定してより色々なことができるHue、多くのことはできないけれどぐっと安価でベーシックなことはできるIKEA、ハブも要らないTP-Linkやアイリスオーヤマ。色々出てきて、良い感じになってきました。日本でEchoが発売されてから約1年、ようやく日本のメーカーもクッソ重い腰を上げてきたって事かな。

あ、IKEAの記事でした、この記事(笑 そうそう、IKEAのトロードフリLED電球はTP-Linkやアイリスオーヤマ、そしてHueと違うところがもう一つ。明るさです。他のは800lm前後で60w電球相当ですが、IKEAは980/1000lmで70w相当ともう少し明るくなっています。機能を絞ることで電球自体の価格もぐっと抑えられているのが何よりの魅力。無事スキルも出たので、選択肢の一つに加えて良いかと思います。

4 thoughts on “IKEA TRÅDFRI トロードフリ ゲートウェイが国内販売されたので色々入手してみる。”

  1. いろいろ調べてこちらのサイトに行き着きました。喜び勇んでgatewayを買ったらalexaに対応してなくて途方に暮れている被害者仲間です (ノ∀`)

    パッケージにはworks with alexaって書いてあるのに困ったもんですね

    1. > パッケージにはworks with alexaって書いてあるのに

      ほんとほんと(苦笑 ま、でも、早めに出してくれるでしょう、多分・・・きっと・・・いや、たのむしー(泣

  2. とても参考になりました。
    今日イケアで買おうか迷っていたのですが、1つのリモコンにぶら下がっているライト全部が同じ挙動?と思い、購入をとどまったところでした。
    Google HomeかAlexaで操作してみたいのですが、現状ではハードル高そうですね。

    1. こんにちは。

      > 今日イケアで買おうか迷っていたのですが、1つのリモコンにぶら下がっているライト> 全部が同じ挙動?と思い

      そそ、そこ気になりますよねぇ(笑)。

      IKEAのアプリの場合
      全部同じ挙動 / 個別に制御 / リモコン足して「部屋(というかリモコン)」分けてグループ化(のような感じに)

      Apple HomeKitの場合
      全部同じ挙動 / グループ化していくつか好きにまとめられる / 個別の制御

      です。Apple HomeKitはハブがないので当方では外からは使えません。Google Homeは持ってないので試せませんので、何とも、です。まぁ、もうちょっと待つか、TP-Linkやアイリスオーヤマからハブ(ゲートウェイ)のいらない電球とか出ましたのでそちらを選ぶというのもアリかと。

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