Ploom Sを一年使ってみた正直な感想。

久々のPloomネタ。いろいろなメーカー試してのち、既に1年ほどPloom Sにおちつき、今は完全にこのスタイルに落ち着きました。1年使ってきたのでここらで改めて周辺機器も合わせて私なりに評価したいと思います。

1年使ってきても全く吸わない家人から「臭い」と言われることは皆無

ここが一番のポイントです。gloやicosと大きく違う部分。吸い殻は放置しておくと多少臭いますが、その程度です。icosを試した時には即、大ブーイングでしたからね。

2台持ちだが、いずれも1年間壊れることはなかった

これも評価すべき点。バッテリーは1年経った現在でも、スペック通りのままです。新品状態では大体14本ぐらいまではいけたのが現在12本程度、とかそのぐらい。スペック的には10本ですから、ね。これがJTの良心でしょうね。分解したわけじゃありませんけど、結果から判ることは良いバッテリーを採用しているのだと思います。gloは1年で4回故障で交換しましたし、謎の茶色い汁でシャツを汚しましたし、その汁で本体下部の蓋が溶けましたし。icosも故障や破損の話を聞きます。が、Ploom Sも予備で使ってるPloom TECH +もPloom TECHも壊れません(正確にはPloom TECHのバッテリー異常が一度あったので交換)。品質が良いと言って良いかと思います。というか他社と雲泥の差、かなと思います。さらにPloom Sですが、実質掃除要らずです。たまにブラシで掃除しますが、それすら「要らないんじゃないか」と思うほど汚れません。汚れないと言うことはそれだけ壊れにくいし、汚れる様なものを出していない事になります。

Ploom Sのメリットを再確認

  • 匂いが本当に少ない
  • Ploom TECH/+と違いタバコらしい味わい
  • 壊れない・汚れない
  • 1本あじわって終えるという、紙巻きたばこと同じプロセスよる満足感。

次世代のタバコの代表と私は感じます。更に他のPloom製品との比較ですが

  • Ploom TECHは一箱に1本の割合で発生する金属製カートリッジを捨てる時に困る。正直、どうすれば?と思う。
  • Ploom TECH+は上記の問題は無いが、Ploom Sより匂うと家人から不評
  • Ploom TECH/+どちらも、際限なく吸えてしまうため「1本を愉しむ、味わう」というプロセスが無く大きな違和感

と言う感じで、デメリットは無い。が、Ploom Sも他のPloomもまたgloもicosも同じく、喫煙した後も口が一切無臭のままってわけでは無い事は変わりありません。匂いの強さの違いはあっても、です。もちろん紙巻きたばこと比べれば圧倒的に少ないですが、エチケットには注意すべき事には変わりありません。

たばこスティックにもメリット

現在MEVIUS4種類、そして新たにキャメる?(違)CAMEL2種類展開のPloom S用スティックですが、現時点で個人的にはCAMELがお気に入りです。それまではMEVIUSメンソールとクールエフェクトが80%でたまにレギュラーでしたが、今はCAMELのレギュラーとメンソールを1対2の割合。CAMELのレギュラーがなかなか良い味わいです。

しかもCAMELってば一箱460円です。他のスティックが490円、Ploom TECHのカプセルも1箱490円、Ploom TECH+に至っては1箱500円ですから、40円安い!(笑

ほぼデメリットが無いPloom Sへの要望

  • やっぱりバッテリーは1箱持つ様にして欲しい
  • もう少し小さくして欲しい

この2点でしょうか。icosやgloでは予備で2台持ちなんて強者がいますが、Ploom Sの場合は1台での本数が少ないため必然的に2台持ちが必要な人が多くなります。その分、当然持ち歩く質量が増える。他メーカーが小さくより持つバッテリーなので、そこを本当にどうにかして欲しい、と思います。ま、Ploom S本体が3480円(税込)に値下がりしたので2台もちしやすくはなったんですが、ね。

ケースについて

2台持ちなのでケースが必須になってきますが、試したケースはキャリーケース、タブポーチ、価格がタブポーチの10倍する(w) Ploom スクエアポーチ by Felisiの3種類。

キャリーケース
タブポーチM
Ploom スクエアポーチ by Felisi

まずキャリーケースですが、しっかりした作りなのでどうしてもガサも重さも増えます。無駄に。そして比較的早めにヘタってみすぼらしくなってきます。まぁ、値段なりというところでしょうか。ついでタブポーチMですが、布製なのでキャリーケースより安く、ヘタリの心配をする必要が無いのが良いです。基本的にただのポーチなので中は自由度が高く、本体自体も軽いのが大きなメリット。最初の選択肢としてお勧めです。で、私はというと最後のPloom スクエアポーチ by Felisiに落ち着いてます。価格は高いのですが、これ、とても良い!質感がとてもよく上品で大人なケースという感じがちゃんとします。中もちゃんと考えられててPloom S専用になっており

それぞれ専用のポケットがあります。それでいてコンパクト且つ軽量。価格は高いですが、それ相応の品質はもちろんあります。単にブランド料金ってだけで無い、使ってみないとわからない、すんなり馴染む上質な小物、という感じ。filofaxのシステム手帳の様な、というか。個人的には金額が許すならこれを一押しします。

他、アクセサリーについて

要らないもの、お勧めしないものもちゃんと書いておきます。

  • デバイスカバー
  • デバイススタンド
  • Ploom S用モバイルバッテリー

の3つです。

まず、デバイスカバーはつけるとクソダサくなること請け合いです。Ploom Sのデザインコンセプトを台無しにします。だったらPloom Sレザーカバーの方が遥かに良いです。というか、Ploom Sはカバーの必要性を感じません。1年そのまま使いましたが、大きく汚くなったり擦れて色が剥げたりなんてことが無い。かっこ悪く無駄に大きくなるカバーはどうなんだろう?と。だったらレザーにカラビナつけてそのまま持ち運べる様なものになぜならないんだろうと、不思議。そちらの方がデザインコンセプトに合うだろうに・・・。

デバイススタンドは、意味がわかりません。立てたところで、なに?という感じがします。だって、立ててもグラグラすんだもん。立てた感じもカッコよく無い。利便性も良くなってない。置くスペースが小さくなる?末広がりのスタンドなので実際のところなりませんね。単にPloom Sを普通に横におけば転がりませんし、全く必要性を感じません。

そして絶対に買って「失敗した」と思うこと請け合いなのがPloom S用モバイルバッテリーです。これ、600Ahしか容量がありません。Ploom Sを35%しか充電出来ません。そしてPloom Sに装着した見た目がクソダサい。重い、そして先述の通り実際に使える様な容量でない、極め付けはそれで2980円。以前にも書きましたが、3000円なら普通にAnkerのモバイルバッテリーを用意する方が遥かに良いです。と、なにも良いことがありません。お勧めしないアクセサリーの1位です。

  • モバイルスティックケース
  • スタンドスティックケース

これらは使ってます。持ってても良いかと思います。ただ、モバイルスティックケースに関しては、真っ黒なデザインがどうも・・・です。もっと自由な、古き良きアメリカの缶ケースの様な、そんなデザインだったら良いのに・・・。

そしてスタンドスティックケースですが、これに関しては以前も書きましたが、蓋が欲しい。これ、使用済みスティックをストックする都合上、匂いを発生します。丸一日放置して翌日部屋に入ると匂いがします。私はスタンドスティックケースの中に竹炭を入れて、更にこんな感じに何かで蓋をしてます。

それだけでもだいぶ違いますが、更に左のオゾン発生器で匂いを抑えると、一切匂いがしません。そう、もともと、蓋があれば良いんです。周りをファブリックでデザインする気遣いがあるなら、まず蓋を付けろよ、と言いたい。ちなみにオゾン発生器はシャープのプラズマクラスターにバージョンアップする予定。

とまぁ、いろいろと書いたけれど

トータル的にはPloom Sは個人的に満足度高いです。アクセサリーに関しても色々と書いたけれど、メーカー純正アクセサリーがここまで豊富なのもJT頑張ってるな、と好感が持てます。

一方で全体のすべてのデザインを決定する人にもう少し権限を持たせるなり、ひとりに絞るなりして全体のデザイン、イメージを統一すべきかなとも思います。バイクの話ですが例えばKTMはすべてのデザインを統制してブランドイメージを確固たるものにしています。Appleもそう。ちょっとこう欲をかいて変なものをだしてブランドイメージを下げなきゃ良いのに・・・的なものも見受けられるのはその辺りがうまくいってるところとうまく行ってないところがあるのかなぁと勘ぐったりします。

これからすぐにタバコは根絶すべし、とは個人的には思いません。あくまで大人の嗜好品です。とやかく言われたくない。でも、とやかく言いたいのも十二分ににわかります。一人でバーボンをゆっくりと楽しむとと同じで、絶対にパーソナルなもので、個人が独りで愉しみ、周りに匂いでも迷惑を掛けない、自己責任のものであるべきと個人的は思います。本体の開発にしても、スティック、カプセルの開発にしても、バッテリーの開発にしても、アクセサリーの開発にしても、その点をしっかり抑え、喫煙者もしっかりとマナー・エチケットを守り、二次的三次的な匂いや流動喫煙を防ぐ努力をすれば、タバコを嗜好品として存続させられるかなとも思います。そこにより近いのはJTかなと思います。そのためのデザイン統制を強く敷くべきではないかと(中途半端なものは出さない)。ま、JTの方がみてるとは思いませんが、ね(苦笑

てことで、Ploom Sは個人的にオススメです、ってことで(笑

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