iPhone XSからiPhone 12に、iPad 6thからiPad 8thに替えたが、ひかり電話子機とAndroid検証用に使ってたASUS ZenFone MaxもGalaxy A7に替えた。
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2.4GHz帯にしか対応していないスマホだと、SIPフォンアプリがBluetooth機器がある環境だと切れまくり
最近AGEphone +ZenFone Max(Wi-Fiは2.4GHzのみ対応)でブチブチ音声が切れまくってまともに使えたもんじゃなくなってました。原因を探っていったらなんのことはない、Bluetooth機器がわんさとある環境だともろに影響うける様で、Bluetooth機器が少ないところだと影響は少なくなる、んでは、ってんで試しにiPhone 12にAGEphoneをInstallして5GHz環境で試してみるとがっちり改善する。そうかー、Wi-Fiが5GHz対応のスマホじゃないとダメかぁ・・・。そういえばそろそろAndroid 6環境では動作検証用としても心許なくなってきたし、買い換えるか・・・。
ZenFone系の安いのはまだWi-Fiが2.4GHzのみ対応、OPPO製が5GHz対応、Motorolaは一部対応、GalaxyはA7でも対応・・・と探してたら
samsung Galaxy A7入手
フリマでほぼ使ってない楽天版のGalaxy A7が9500円で買えました。ラッキー。初めてのsamsung機器です。嫌いなsamsungです(苦笑)。
起動時には「rakuten moblie」と表示しやがります(苦笑)。初期設定後に速攻で楽天のアプリはオール削除、Galaxy系のアプリは削除できるものは削除し停止できるものは停止して無印状態に近くした。使うアプリはほぼほぼGoogle系で統一。ふむ。これでよし。届いた時点ですでにAndroid10になってました。
ちなみにGalaxy A7の個人的な感想としては・・・Galaxy(samsung)にユーザ登録させてGalaxyオリジナルのクラウドを使わせようとするところがなんともいやーんな感じです。GalaxyオリジナルのアプリからGoogle Driveや他のクラウドに接続させるのが面倒だったり出来なかったり。基本の出来は良さそうなのに、この余計な機能・アプリ満載なのがアレですねぇ。ZenFoneもオリジナルアプリは結構入ってますが、それでもオリジナルアプリからちゃんと他のクラウドを使えたり、削除出来たり停止出来たりするんですがねぇ。やっぱりsamsung嫌い(苦笑)
ま、でも安いし基本機能は良いので我慢します。もちろん5GHzでWi-Fiに繋ぎます。
AGEPhoneの代替アプリを探す
さて、SIPフォンアプリだけれど、AGEPhoneは簡単だし、使い勝手も最高にいいのだけれど、そもそもこいつ、音質最悪なんだよねぇ。しかもバッテリーの消費が半端ない。なにか別なのを探しましょう・・・・。
って感じで色々試した結果2つに絞った。一つが「Zoiper」。意外によく聞くし評判もいいらしい。なのでInstallして設定して使ってみたら、問題なくひかり電話子機として使えた。なにをどう設定しても(というかひかり電話用の設定が出来ないのも中にはある)ひかり電話子機として使えないアプリもある中これは大丈夫。が・・・・、これ、UIが致命的に悪い。使いにくい。かっこ悪い、ダサい。許せない(苦笑)。で、残ったのが
Linphone
このアイコン・・・最初白いところだけみて、イルカ?とか思ったのだけれど、違うね、受話器マークだね(笑)。それに気がつくのに1日以上かかりました(爆)。どーでもいいことだけれど。
あまり使っている人がいないのかレビューなども極々少なく、情報も少ないが、これ、ちゃんと日本語化されているし、ちゃんとひかり電話子機として使えるじゃん!しかもAGEphoneよりZoiperより音質が良く、バッテリーの消耗もAGEphoneに比べりゃ全然いいです! 情報が少ないので使っている人が少ないのだろうけれど、一度使ってみるといいかも知れません。個人的にはお勧めです。
まずはPR-500KIの設定
うちはPR-500KIだけれど、ま、ほぼどれも似た様な設定なので参考にはなるかと。
- 内線電話設定にはいります。私は3番に設定しましたが、4番でも5番でもお好きに。すると「内線番号」はもちろん私の場合「3」が入ります。
- ニックネームはお好きに。
- 端末設定は私の場合「音声専用端末」にしました。
- MACアドレスは未入力でも構いません。私は明示的にこのスマホ以外からはかけられない様に入力しました。
- ユーザIDは自動ではいります「0003」でした。
- パスワードを決めて入力します。
- うちは電話番号を2つ契約しているので、どちらの番号を通知するのか、着信はどの番号をするのかを入力して「設定」を押し反映させます。
Linephoneでひかり電話子機にする
ちょいと分かりにくいので設定方法をメモっておきます。Installして起動すると下記の画面になります。
「SIPアカウントで使う」を選択します。下記のように設定します。
- 「ユーザー名」は内線番号を
- 「ユーザIDを認証」はユーザIDを
- 「パスワード」はパスワードを
- 「ドメイン」はルータ(PR-500KI)のIPv4のIPアドレスを
- 「表示名」は好きな名前を
- 「トランスポート」はUDPを
- 「プロキシ」は自動で入るのでそのまま
- 「プレフィックス」は国内でしか使わないのなら「+81」を消して空に
オーディオの設定
オーディオの設定にはいります。
コーデックの設定を
- speex 16000Hz
- speex 8000Hz
- PCMU
- iLBC
の4つのみ有効にしてあとはOFFにします。
ネットワークの設定
ネットワークの設定にはいります。
- 私のようにWi-Fiでしかつかわない場合、「Wi-Fiのみ」をON
- 「IPv6を使用する」をOFFに
拡張設定
拡張設定にはいります
デフォルトの上記の設定のままでOKです。以上の設定が終わると
ブチブチ音声が途切れてたのが無事解決!
上の表示が「Connected」となり緑マークがつけばOK。ひかり電話子機として使えるようになります。アプリはバックグラウンドで動作してるので起動していなくても受信可能です。
Bluetoothの影響を受けにくい5GHzのWi-Fi で接続+Linphoneでブチブチ音声が途切れてたのがなくなり、圧倒的に音質もよくなり、バッテリー消費も以前よりかなり抑えられて、バッチリです。広告が出るようなこともないし、Freeでここまで使えれば何も文句は言いません、はい。というかタイトルにもあるとおり、「すごくいい」デス。
参考まで。
2021.9.10追記
いまだに参照してくださる方がいらっしゃるので、追記しておきます。後日エントリー予定ですが、2021.8月以降の状態としてこの記事でお勧めしていたlinphoneの仕様が変わってしまい、ひかり電話子機としての使用ができなくなっております。
加えてAGEPhoneがバージョンアップして、音質を含め、意外(失礼)といい感じになってきております。
ひかり電話子機として使用する場合には2021.8月以降の場合には「5GHz Wi-Fi対応携帯端末」+「AGEPhone」の方が安定していて使い勝手もいい、と取り急ぎ記しておきます。
8月の更新から、ひかり電話の子機として利用できなくなり、参考にさせていただきました。
ひかり電話ルータから403の応答が返っていましたので、認証不具合と思い、UsernameとAuth idを同じにして(この例だと3)にして設定したところ、登録ができました。
エコーも少なくいいアプリのため使い続けたいですね。
linphone愛用者様、情報ありがとうございます。なんと、そこでしたか(^^~!
私もあとで試してみます! ありがとうございました!
捕捉します。
linphoneのUsernameとAuth idを同じにする方法は、
現在設定されているアカウントを削除し、Assistantで再設定しました。
settings/sip accounts/「アカウント」/Auth idの変更は、利用していませんのでご注意ください。
1.ひかり電話ルータのユーザIDの変更
内線番号 3
ユーザID 0003→3
2.linphoneのアカウント変更
①アカウントの削除
settings/sip accounts/「アカウント」/manage/delete
②アカウントの作成
assistant/use sip account
Username 3