Bacchus BST-350を買ってみた。でプチ改造してみようと発注していたパーツがそろったので、プチ改造をしてみました。とりあえず、バラす。このBST-350は22F仕様でフレットが庇のように飛び出ていてネックを外さないとピックガードが外れないので、ネックも外して、ピックガードも外した状態が左。あれ? BST-350はザクリが弁当箱ザクリだと聞いていたのだが、ウチのはちゃんとストラト用のザクリになっていました。ちょっと嬉しい。でも導電塗料が塗ってあるという話も聞いていたのだが、それは無し(泣)。裏側のスプリングがある方にはそれらしきモノは塗ってありましたが、表は無し。高い導電塗料なんて使う気はサラサラないので100円ショップのアルミテープで代用することにしました(^^;
しかし、どーもロットによって造りが違うのか、それともOMEの工場がその時々で違うのか。世にあるBST-350の話はそれぞれにその個体の話って事になりそうですね。全部まとめてBST-350としての話とはならないかもです。
そーいえばどうでも良いのですが、ヘッドのロゴ部分もちょっと違ってました。Bacchusのロゴがシルバーで立体感のあるキラキラ光るタイプでしたし、universal seriesの部分も黒地に抜き文字ではなく、黒い角ゴシックの文字でした。こんな感じ。これはこれでちょっと嬉しかったりしましたけれどね。そんなに「universal series」が目立たないので。
さて、今回手を付けるのは電装周り。定番の250kのCTSポットを2つと、コンデンサはオレンジドロップ。配線はBelden #8503に取り替え。スイッチとジャックはどうしようか最後まで悩みましたが、一回にやると楽しみが減るので、次回にすることに。なんでストラトなのにポットが2つなのかとゆーと、1ボリューム、1トーンに変えるからです。使わないんです、2つもトーン。しかもストラトのトーン回路ってフロントPUとセンターPUしか効かないじゃないですか。全部のPUでトーンを効かせられればそれでオッケーなのと、シンプルになるので良いかなと。それからブリッジミュートするときにブリッジに極近い位置にあるボリュームにさわっちゃってしまうってのもあります。て事で位置的には標準のストラトのボリュームを取っ払って、2つのトーンがあった所にボリュームとトーンとしようって訳です。完全に自分仕様ですね(^^
で、ばらしてみて、まぁ想像はついていたんですが、あまりのポットの大きさの違いに改めてビックリ(笑)。CTSのがっちりしたモノ(写真上に転がっているのがそう)と標準で付いていたモノでは倍ぐらい大きさが違います(^^;
これらの標準のポットを全部とっぱらい、CTSポットの取り付けからですが、標準のはミリサイズで7mm。CTSポットは9.5mmですからピックガードに穴開け直しというか拡大します。ポットを固定するための小さい穴も位置が違ってくるので開け直し。はめ込んで配線し直し。し直し。し直し。地味な作業です(^^; ハンダはあんまり上手ではないのでお見せすることはしませんが、気をつけたことは前のハンダは綺麗に吸い取って、新規の配線時には線がきちんと接触していること。ポットの穴が開いている端子にはきちんと線を通してひと絡みさせ、ハンダはあくまで接着剤として使うように乗せました。と、ここで「そーいえば、ポット換えたんだからコントロールノブも換えなくちゃだよなぁ」と今更ながら気がついたり(^^; そーです。CTSポットのシャフトはインチサイズなので、BST-350についてたコントロールノブは使えません。作業中にとりあえず、ボリュームとトーン1個ずづ発注。で、またハンダ付け・・・。ちなみに配線はこのように変えました。
配線終了したので、ジャックにシールドをつないでアンプに繋げてセレクタやボリューム・トーンを弄りながら、各PUにドライバーの先を付けてテスト。うん、良いようです。早速組立。ネックを付けて弦を張って各チューニングをすませて、音だし。。。
ぉぉ! 全然違うじゃん、音(^^ スイッチとかジャックとか、当然PUとかも考えてたりしましたが、私の遊びのお供にはこれで充分です。
- Belden #8503:3m 540円
- CTSポット 250k 650円 x2 1300円
- オレンジドロップコンデンサ: x1 760円
- コントロールノブ、ボリューム・トーン各1個: 200円 x2
しめて部品代は3,000円でした。(^^ (送料別)
※ 2012.4.24追記
画像のリンクがなぜか切れていたんで再度アップ
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