直前のエントリー「ウィルスバスター 2010 for Mac の使い心地」なんて書いてたら、なんと今度はKaspersky Anti-Virus for Macが11/13日発売。先のエントリー後にしばらくウイルスバスター2010 for Macを使ってみて?と思った部分も実はあって、こりゃぁ大本命かも。てことで発売元のJustSystemに行って15日体験版をGet!
早速Installしてみる。なんかサクッと終了。ウィルスバスターと比べてインストールが非常に分かりやすい。ウィルスバスターはWindows的な感じがぬぐえない操作感だがこちらはよりMac的な感じがする。
で、使用感だが先ほど入れたばかりなのでちょっと試した感じでしか無いけれど、私感ではウィルスバスター2010 for Macよりも良いかも。ていうか一番良いかも。動作がちょっとアレげなNorton AntiVirusとWindowsのVirus検索が今一つなIntego VirusBarrierはちょっと置いといて、新規参入のMac用セキュリティソフト2つのメリット・デメリットを私感でまとめてみると
【ウィルスバスター 2010 for Mac】
- 一つの製品でWindows/Mac混在で3台にInstall出来る【○】
- Finderの動作が引っかかる時がある。Thunderbirdの表示も同様に引っかかる時がある【×】
- Networkの速度が遅くなった。入れているときと入れていない時とで体感できるぐらいの違いがある。Safari, Firefoxでの表示もちょっともたつく。【×】
- 上と関連しているが、ウィルスバスター2010 for Macにはフィッシング詐欺対策がある。【○】
【Kaspersky Anti-Virus for Mac】
- 一つの製品で1台にInstall【×】
- Finder, Network, Safari, FireFox, Thunderbirdどちらもウィルスバスター2010 for Macのような事は無い。普段はIntego VirusBarrier並にMacを動作させられるようだ【○】
- ウィルスバスター 2010 for Macにはあるフィッシング詐欺対策は無い。【×】
- ウィルスバスター 2010 for Macよりスキャンが高速【○】
うーん。。。こうしてみると、ウィルスバスター 2010 for Macはまだベータ版の域を出ていない感じがするなぁ。個人的に今の時点でどちらを選ぶかと言われたらWindowsではNOD32を使用していることもあって、MacはKaspersky Anti-Virus for Macを選びます。コスト的には圧倒的にウィルスバスター 2010なんだけれど、実際に動作させて比べてみるとWin/MacそれぞれにコストがかかってもKaspersky Anti-Virus for Macの方が精神的にも良いなぁと。15日フルに体験してみてまた感想を書く予定ですが、現時点ではKaspersky Anti-Virus for Macの方がトータルでは勝っている感じがします。