さて、El Capitanにアップグレードしてからしばらく経つが、一部を除いては概ね快適に使えている。その除く一部だが・・・。
Safariがおかしい。
これはどうもずっと愛用してきた「かわせみ２」とESETが絡んでいるっぽい。かわせみ２はEl Capitanr対応版が出たのだが、El Capitanの新しい日本語IMの出来が思いの外いいので、本気ではずそうか思案している。もう少しEl Capitanの新しい日本語IMを使ってからでも遅くはないので、かわせみ２はInstallはしているものの、起動しないようにしている。ESETはメーカーサイトで現バージョンは「El Capitan未対応」と明記している通り、一部でおかしな動作をすることを確認。ZIPファイルダウンロードのチェックに数分かかりその間Finderが操作不能、HuluやAmazonプライムビデオなどのストリーミングビデオが回線速度が十二分に確保できているにもかかわらず、ちょくちょく引っかかる。などだ。
これは未対応を明記している以上どうしようもない。一旦uninstallして、El CapitanのfirewallをONにし、AntiVirusにはウィルスバスター For Mac体験版を入れてしのいでいる。（後述）定番メンテナンスツールのOnyXがやっと対応版が出てきたので、とりあえずメンテ。キャッシュやらをきれいにして、余計なPlistも手動で削除。
これで大体治ったが・・・一つ大きな問題が残った。USBスピーカーである。うちのiMacはMac OS Xの警告音は内蔵スピーカーで、他のサウンドはUSB DAC（FOSTEX PC100USB）経由でFOSTEX PA-2で鳴らしている。これが何かの折に突然に音が鳴らなくなる。USBから接続が消えるのだ。不定期に、規則性もなく、何がトリガーになっているのかさっぱりなので原因がわからずじまい。一度USBコネクタを抜いて挿しなおせば復帰するのだが、数分後だったり数十分後だったりにまた不意に音が鳴らなくなる。他にもUSBがらみで何やら不安定な感じ。
この手の問題はPRAMクリアが一番効果的なので、まずPRAMクリアをする。念のためSMCリセットもする。が、変わらず。El Capitan特有の不具合かもと思ってググってみるも、同様の症状で困っていると訴えている記事は一件だけで、そちらはドライバ絡みの様だった。
こうなると、怪しいのはたった一つ。El Capitanのアップグレードに一部失敗している可能性だ。これは過去にも何度か経験がある。OSのアップグレードに一部失敗していると、よくわからん不具合に見舞われる事がある。やることやって、ダメな場合は最終手段のOSのクリーンインストール（再構築の手間がかかる）をやる前に、OSの再インストール（再構築の手間はかからない）を試してみてほしい。
やり方は簡単。ネットにつながる状態で、一度Macの電源を切り、電源ON時に⌘＋Rで起動すると、OSメンテナンスモードで起動するので、そこから「OSの再インストール」を選べばいい。多少時間はかかるが、最初のアップグレードで一部失敗している場合には治る可能性は高い。注意点は一度めに失敗している場合、周辺機器をマウスとキーボード以外は外すこと。マルチディスプレイで使っていれば外して本体だけにすること。
てことで、シンプルな状態で再インストールをする。45分程度でOSの再インストールが終わったので、早速テスト・・・。
ふぅ・・・やっとUSBスピーカー問題やっとクリア。
ちなみに書いておくが、これはOSのバグでもOSのアップグレードプログラムが悪いのでもなんでもない。アップグレード時に周辺機器をわんさとつけている、アップグレード時になんらかの問題（大小問わず）を実は抱えていた、きちんとメンテされていない状態であった、など、アップグレード時のそのマシンが問題なのである・・・。私の場合は周辺機器をわんさと・・・（略）w
ともあれ、普通にUSBスピーカーが使えるようになって、一安心である。
【2015.10.22追記】
体験版で入れたウィルスバスター for Mac（El Capitan対応版）ですが、本日外しました。ダメっすね、全然(^^; ESETより安定しておらず、本日完全にMacがフリーズしました。個人的にもともとウィルスバスターは信頼していないのでアクティビティモニターやMenuMetersなどで監視しながらの試用でしたが、ウィルスバスターが暴走したのを確認。未対応のESETの方がまだマシなぐらい(^^;