HIDキットは高価だと思っていたら楽天やらヤフーやらで格安のHIDキットが出てきており、ヘタをすると高効率ハロゲンバルブより安いものまである(^^; バイク乗りの方々に関わらず、車好きの方々も後付けHIDキットを装着している方が増えている。
私も夜間の走行が車にしろバイクにしろある。車は高効率ハロゲンの明るさで充分に間に合っているのだが、KTM 125DUKEは明るさというより、配光の問題があって、夜間のカーブでカーブの先が見えない。車で言うコーナリングランプの様なモノがあれば多分ベストで、コンパクトなドライビングランプをフロントフォークに2つつけようかとすら思ったぐらいだ(笑
つい先日KTM 125DUKEのポジションランプが切れたので、ついでにT10タイプ5灯のLEDランプに切り替えた。ちなみにこれ。(もっと安いのもあったのだが、車用として良く聞くし、近くのホームセンターでも扱っているぐらいなので、まぁ、安心感を優先)
明るく白い光で且つ5灯なので広範囲に照射されて、ポジションランプとしては凄く良い。ところがこれが6500kなのでヘッドライトのH4バルブとの色が大きく合わなくなった。そこでHID化すんべぇか?!ともふと思ったが・・・。
実は個人的には後付けHID化は後付けが広まってきた頃から検討しては、その度に挫折してやめていた。(理由は後述)
バイクの多く、KTM 125DUKEヘッドライトは1灯。ハイ/ローの切替えが必要だ(私のSwiftも)。ハイ/ローの切替え機構はスライド方式とデュアルバーナー方式があるのだが、スライド方式はその名の通り可動部があり、その使われる部品や機構の設計の如何、光軸が変わりやすいなどの問題を抱えている場合が、特に安価なモノに多いと聞く。具体的には
1) ハイ/ローの切替えの時に光が安定しない、一瞬暗くなる、真っ暗になるのもある
2) 専用設計(リフレクター含め)では無いので、集光・配光がズレて、HIDによるバーナー自体の明るさはアップしてもうまく配光出来ていない場合もあると聞く。モノと組合わせによってはハロゲンより光量が落ちてしまう事もあるのだという。事実車検場などで計測すると光量が足りないと言われてはじかれる事もあるのだとか。
3) スライド機構の所為でバーナー後ろが40mm〜50mm程度出っ張っていて、取付に工夫・加工が必要な場合がある。またスライド機構の所為で光点がズレてうまくリフレクタを使えず(2)の問題が起きる事がある。
そこで最近出てきたデュアルバーナー。可動部が無いので可動部のへなちょこ設計・部品による不具合や、光点がズレないので光軸を出しやすく、ハイ/ローの切替えもスムーズだと言う。パッシングの様な瞬間的なモノはどうなのだろうとかは思うが、スライドタイプよりは良さそうだ。また可動部が無いので、バーナーの後ろもコンパクトでほぼハロゲンバルブと同等の大きさで済んでいるのも魅力だ。取付に加工が必要ないというのは、何かの時に元に戻す必要がある場合に有利だ。
が・・・。そもそもHIDが元々もっている問題がある。
4) 大量の紫外線を放出することによる、レンズ焼け・リフレクタ焼け。
最初からHIDを採用している車両ならその対策をしてあるのだが、後付けHIDはハロゲンバルブを元に設計・最適化されたレンズやリフレクタを使っているから、どうしてもその問題は起きる。最近は安価なHIDバーナーでも「紫外線カット」を謳っており、さも大丈夫かのように書かれいるが、例えばフィリップスのUVカットバーナーですらハロゲンバルブに比べればずいぶんと紫外線は出ており、対策されたレンズやリフレクタでは無いと焼けるとの記事は見つかる。であるなら、安価なバーナーの「UVカット」をどこまで信用すれば良いのだろう(^^; この問題は厄介で、ヘタをするとヘッドライトユニットごと交換を余儀なくされるという事である。。。(^^;;; 特にバイクだと夜間・日中に関わらずヘッドライトはずっとついている訳で・・・。 それと、街乗りが主なのと違ってツーリング主体だと・・・
5) これらの問題がツーリング先で、しかも夜間に起きると入手しやすいハロゲンバルブと違ってもうどうしようもない。
このあたりの事情というか、心配事があるので、「後付けHIDキット」に中々手を出せずにいるのだ。つい最近も必死になって色々と調べてみても「あぁ!これだ!」というのが見つからない(^^; 2万円台のも、5万円台のも、不安にさせるユーザレビューを見つける事が出来る。HID化したよという記事を見ると「良いなぁ、羨ましいなぁ、明るいんだろうな(羨)」というのと「大丈夫かなぁ(心配)」という思いと両方が浮かぶ。
バイクや車が2灯以上で、ハイ専用、ロー専用があるなら(4)な問題はあるものの、ロー側をHIDにするんだが(^^;
これなら、良いよ!という情報をお持ちの方は是非教えて下さい(^^;;; という事で、いまの所検討しているのは下記のプラン。
A) 諦めて高効率ハロゲンバルブでガマン。
B) ハロゲンバルブ+ドライビングランプ
C) 対策された専用HIDキットを待つ。
D) リフレクター部分とレンズ(カバー)がバラ売りしているかの確認と、その価格を調べて、焼けるものとして予備に調達して置き、安価で評判の良いデュアルバーナーHIDキットを装着。(評判の良い、が中々見つからないのですが(^^; )
E) 次世代 LEDヘッドライト(ハイ/ロー切替え付き)が出てくるのを待つ。
(C)と(D)はコストがかかる事を念頭に置かなければならない。意外と(B)の方が安価に済むかも知れない。と、ここで、元々の問題に立ち返ると、KTM 125DUKEのヘッドライトを高効率ハロゲンバルブに替えても個人的に満足していないのは光量ではなく、配光の問題。コーナーでの配光が今一つでコーナーの先が見えないという事だ(^^; 直進時の光量には高効率ハロゲンバルブで個人的に不満は無いのだ。それとポジションランプをLEDにした事による色違いの問題。
とりあえず、レイブリッグのレーシングクリアだったのをちょっとでも色温度の高いホワイトサンダーSか、もっと色温度の高い高効率ハロゲンバルブに替えるかな、と。それと配光の問題は何らかの省電力ドライビングランプを足す(B)プランの方が個人的には満足度高そうだ(だが今度はバッテリー消費の問題も出てくる)、となる(^^;;; → 振り出しに戻る(笑
・・・でも、HID化した明るーいヘッドライトはやっぱり羨ましくもあったり(笑
んー、ビッグレーサーレプリカのH1バルブのバイクよりかは、明るいと思いますよ。
固定じゃないから、曲がる方向光が向くし・・・。
んんんん・・・・どうしたらいいかな・・・
考えときます。
自分は、ヘッドライトマスクキットに交換した時、35wが付いてるので、
それを、舶来品外販KTM用のHIDをどうやって、輸入しようか悩み中・・・金欠も、ありますが・・。w
hidekyoさん、こんばんわー!
PIAAの002Sを2つつけちゃうか? とか、いっそ、ヘッドライトマスク買って、加工して、PIAAのP3000とかP4000に取り替えちゃって見た目カスタムと同時進行しちゃうかぁ?とか、考えて(妄想)おりますw 妄想してたらヘッドライトマスク+PIAA P4000は危なくポチりそうでしたが、気を取り直して、とりあえずケルビンだけちょっと上げて青すぎず実用性も加味して、使ったことがないベステック(シビエ)のDay Light White HID-R 4500K h4バルブを発注してみました(^^;