FUJIFILM X-E4を誕生日にポチった。

の、続き。

誤解されやすいが、FUJIFILM X-E4はビギナー向けではない

それから悩みに悩んで、上の写真のとおり結局FUJIFILM X-E4に決めて、自分へのご褒美(なんの?)だってことで誕生日にポチった。

初めにちょっと書いておきたいのだが、このX-E4に関しては見た目や軽さからSony α6000シリーズとも良く比較されているようだけれど、そもそものキャラクターがまるで違う。YouTube動画やブログなどで「初心者や初めてミラーレス一眼を買おうという人にお勧め」とかカッコだけで「お勧めのかっこいいミラーレス」とか溢れていて、且つしばらく使った後に「使いにくい」とか「手放した」とか言っているやつも多い・・・。

ガッカリだし、ウンザリだ。

このインタビュー動画を参考にしてほしい。

そう。開発担当者も「なんでそうなる?」と首を傾げている(苦笑)。価格帯からα6000シリーズの一番安いモデルと比較されるが、例えばα6400はビギナーをも対象としているのに対して、これは玄人向けのミラーレス一眼だ。もっと言えばフィルム時代のカメラ、マニュアル操作をしてた人に向けて開発された、と、はっきり言っている。RicohのGRシリーズと同じ路線の、FUJIFILM X100Vと同じ路線のカメラであって、APS-Cフォーマットというだけでα6000シリーズと比較するのは違う。大体X-E4には手ぶれ補正ついてないし。安いから搭載されていないのではない。不必要な人向けなのでついていない、のだ。α6000シリーズと比較するならFUJIFILMならX-S10とかX-T200あたりだ。X-E4と価格帯の似ているX-T30IIやX-S10と比較しているところもあるが、キャラクターが違うし想定している層が違うので使い勝手の比較をしたところであまり意味はないような気がする。

いや、ビギナーが全く使えないカメラかというとそんな事は決して無いし、すきなの買えばいいじゃんとも思うし、スタイルに惚れて初めての一台として買ってニヤニヤしながら使い始めても全然問題ないし、そもそもそれに関して他人がどうこういうことでもない。ないのだが、お薦めするという立場ではもう少し考えて欲しい、とも思うわけだ。んで、薦めといて本人は「使いづらいから手放した」とかどうなんだよ、と。

X-E4は右も左も知らない人やその手の人に一押しするカメラでは無いと思うのだ。最高のスナップカメラの一台とは言えるが、私なら動画もスチルもってんならα6400を薦めるし、レンズ交換式の動画カメラならZV-E10を薦める。まずはいろいろ撮ってみたいってんならCanonの安いレンズキットを薦める。

私感ではX-T30IIはX-T4機能縮小版といった感じの硬派向けスチル寄り且つズームとか望遠も使う人向け、X-S10はビギナーをも対象とした全部入りオールラウンダー、X-E4はバッサリといろいろ省いた「撮りたいイメージがちゃんとある」玄人向け且つ大きいレンズ使わない人向け、かと思う。加えて、形から単に「スナップカメラとして軽量で簡単な初心者向け」とかカテゴライズしてはいけない気が、とてもする。E-4の面白さは特にマニュアルフォーカスのレンズを付けると良くわかる。そういうカメラなのだ。そういうのを目指しているビギナーならいいのだが、スタイルだけで選ぶと・・・となるかもなのだ。レンズも色々と欲しくなる。少なくともこれのキットレンズは私は要らないし、そもそもこれのキットレンズ1本で間に合うようなら、X-E4でなくとも・・・と思う。

まぁ、シンプルでスキッとした見た目とカメラ然とした佇まいは素敵なことは間違いないので、決してビギナー向けモデルではないというのを分かった上で「本人が選ぶ」には全くもって問題ないというか、いいぞ、買え買え!って感じなのだけれど、ね。

X-E4は、軽くてコンパクトな単焦点レンズがよく似合う

これも完全に私感だが、望遠レンズを使おうと思っている、高倍率ズームを使おうと思っている、マクロ撮影をしようと思ってならX-E4はやめておいた方がいい。X-E4の持ち味の使い勝手が悪い方向に行く、と、思う。そもそも似合わないし。FUJIFILMなら素直にX-T4を選んだ方がいいし、望遠や高倍率ズームやマクロを必要としている人は(写真の方向性から)FUJIFILMよりCANONやSONYの方がいいと思う。

こいつにはやはり軽くてコンパクトな単焦点レンズ、AF付きでもいいし、マニュアルフォーカスの安くて味のある単焦点の中華レンズという選択肢もあるし、マウントアダプターを介してオールドレンズを使うのもいいかと思う。

そんな今時のミラーレス一眼とは毛色の違うX-E4をなぜ選んだのかというのは前の記事でも触れた通りだし、撮りたい画がハッキリしていてX-E4が向いている、とハッキリ思えるからだ。

撮りたい画がハッキリしているということは欲しいレンズもハッキリしているわけだ。私が一緒に購入したのはとりあえず2本。

FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR

単焦点レンズ、最初の1本は私にとってのオールラウンダーだと思われるXF16mm F2.8 R WRだ。

35mm換算24mmのF.2.8のレンズ。ちなみにiPhone 13のカメラは広角側は35mm換算だと26mmぐらいで、超広角側はなんと14mmぐらい(すげー)。35mm換算27mmになるXF18mm F2.0ではよりコンパクトで軽いものの、個人的な趣味趣向で画角が足りず、XF16mm F1.4では重くて設計が古いのでAFモーター音も大きいことから選択外。てことで、残るのがXF16mm F2.8ってわけだ。こいつはAFも速くて静かなので動画撮影時に全体を撮影するにもジンバルに乗せて使えるし、スチルの時にも広角として普通に使える。

7artisans 35mm F1.2 V2.0

もう一本は7artisans 35mm F1.2 V2.0にした。実はかなり悩んでこれに決めた。候補は

  • 7artisans 35mm F1.2 V2.0
  • 7artisans 35mm F1.4 mark2
  • TTArtisan 35mm F1.4
  • Voigtlander Nokton 35mm f/1.2

の4本。条件は35mm換算で52.5mmになる35mmのレンズ、マニュアルフォーカス、だ。AFレンズももちろんマニュアルフォーカスとして使えるんだけれど、ね・・・。

で、もちろんこの中で一番欲しかったのはNoktonだが、超人気のようで現在どこを探しても無い(苦笑)ので諦めた。F1.4の2本のレンズはシャープさではF1.2のものより優っているようだし、どちらも1万円切る価格が魅力だけれど、そのあたりの描写なら後述するAFレンズの方でいいし。それにNoktonがいつか入手可能になった時に大きく違う味であれば意味があるな、と、結局7artisans 35mm F1.2 V2.0にした。まぁこれとて1.6万円なのでNoktonや後述のAFレンズのの1/3〜1/4の価格なのだけれど、ね。てことでNoktonはいずれ入手するかも。

話を元に戻すと、このレンズの味でのスチル撮影はもちろんのこと、35mm換算50mmレンズでの動画撮影時にもマニュアルフォーカスを使った動画が撮れる、というのも理由の一つ。まだ試している段階だが、なかなかにいい感じ。

同じとも思えるが35mm付近のAFレンズか、23mm AFレンズは欲しい

やりたいことと、撮りたい画があるので、先述の35mmマニュアルフォーカスとは別に、35mmよりちょっとだけ画角違い、且つ、7artisans 35mm F1.2 V2.0とは違うキャラのスキッとした画を結ぶ27-33mm付近(換算40-48mm付近)のAFレンズは、マニュアルレンズとは別に欲しい。候補は3つ(本家FUJIFILMの35mmはフォーカスに迷いがあるという話をよく聞くのとまんま同じ焦点距離なので候補からは外す)。

  • XF27mmF2.8 R WR
  • VILTROX AF 33mm F1.4 STM
  • Carl Zeiss Touit f1.8 32mm

の3つだ。純正フジノンレンズは35mm換算40mmの好きな画角のレンズ。既に入手した35mmとも棲み分けがしやすく、且つ、超コンパクトなパンケーキレンズ。ただこの画角はもうちょい明るいレンズが欲しいようなきもする。次のVILTROXが中華レンズ。最後が言わずと知れたCarl Zeiss。VILTROXとCarl Zeissの価格差は倍(苦笑)。AFの速さはどうもVILTROXの方が上のようだ。Carl Zeissの描写も捨て難い。が、これは動画撮影時にジンバルに乗せても使いたいのもあってAFが速い方がいいので、総合的に考えると、もしかしたらVILTROXの方を選ぶかもしれない。

または、同じような画角ではなく35mm換算35mm(ややこしい(笑))の23mmでもいいかも。より明るいVILTROX 23mm F1.4か、純正のXF23mm F2か。こっちの方がすみわけしやすいか?

・・・・。ま、3本目はそこまで急いでいないのでじっくり選ぼう。

それ以外のレンズ・・・?

は、今の所、欲しいと思ってません。唯一ズームレンズで、レンズ内手ぶれ補正があるXF18-55mmF2.8-4 R OISは微妙に興味はあるのだが、あくまで微妙に、だ。手持ちの動画撮影時にいいかも?程度の興味。

でも、それなら(私の場合の使い方では)ZV-1で撮ってもいいしなぁ、とも。

今の所35mm換算で50mm以上のレンズはいらないかな。50mmの大口径レンズ(35mm換算で75mm)あたりはいつか欲しくなるかも、ぐらい?

てことで

カメラボディもレンズも届いたので早速レンズをつけて手に持ってみましたが・・・・。これがしっくり来るんだよなぁ。Pentax MV-1の頃のあの感じがとても良いです。使い勝手の感想やレビュー?しません(笑)いっぱいあちこちに上がってるのでそちらを参照してください(笑)。電脳-煩悩的には「玄人向けカメラ」だと思いますし、自分なりに使いこなすカメラ、だとも思いますし。

それから、本当はこのままがいいんだが、ジンバルにつけたり、三脚につけたりするのにクイックリリースを付ける予定。が、それを付けるとバッテリーとSDカードにアクセスできなくなってしまうという弊害が、実はあるので、ベースプレートだけでグリップはなくて良いんだけれど、そういうのが無いので仕方なくこれはつけます。

ま、要らない時はいつでも外せるしね。

ちなみにSDXCカード、とりあえずLexarは絶対にやめた方がいい。

4K動画撮影も考えると、最低でもスペックは

  • U3
  • V30以上できればV60以上
  • UHS-II以上

V90はまだまだバカ高いので、コスパとバランスでU3、UHS-II、V60なこれにしました。そういやZV-1用のがV30、UHS-IのmicroSDXC(+アダプタ)のままだったので、それ用と合わせて二枚。

てことで、写真に写ってる通りLexarのV60のをAmazonで買ったんですが・・・。容量詐称もなく、速度計測してみても、スペック通りに動くんだが、なんと、実際に撮った写真の読み込みができない!? いやらしいことに、2〜3枚なら問題はないのだけれど30枚も写真を撮ったものだと途端に不安定になり、エラーで止まりやがります。手持ちのUHS-IIに対応したSDカードリータ数種類で試してみると1つだけ読み込めるSDカードリーダがあったが、そんなの怖すぎて使えないじゃん!相性で済ませられないなぁ、これ。

急遽さらに上のスペックのAmazon販売のAmazon発送のKingston V90 USH-IIなSDXC 128GBを買って試して見たら、バッチリ正常に動作するので、やはり問題はLexarにあることは明白。Amazonカスタマーと相談して返品処理してもらえたが、コスパいいからと購入されないことをお勧めする。

調べてみると、どうも私の知ってた頃のMicronのLexarとはまるで別物で、Micronから「Lexar」の名前だけ中国のLongsysというところが買って販売しているそうだ。そんなんもうLexarじゃねぇじゃん。且つ、このLongsysというのがそもそも技術力あるのかどうか不明ときたもんだ。なるほど、それでこんな品質なありさま・・・。SDカード系は偽物も多いし、偽物じゃなくてもこんな感じ。ほんと気をつけなくちゃ、です。

もう諦めて素直にUHS-II、V90なSDXCを買った方がいいかも、ねぇ。SPやTranscendより品質が上なKingstonなら比較的コスパもいいし、安心かも、です。

そして、旧Lexar開発陣が新たに立ち上げたのが、ProGradeというブランド。そうかLexar品質は今はProGradeなのか。

ドローンのmicroSDカードもV30のSanDiskからV60のProGradeに替えようかな・・・。

こんな感じでProGradeのV60対応なゴールドシリーズならV90対応のコバルトシリーズに比べてコスパいいし、いいかも。

5 thoughts on “FUJIFILM X-E4を誕生日にポチった。”

  1. X-E4、良いカメラでしょうね~。昔E2持ってました。今は軽くてコンパクト、有機EL液晶のファインダーが綺麗、ズームも出来る、しかも手動、ということでコンデジのX30使ってます。画素数が少ないので非力なPCでもストレス少な目で現像できます。ところでusadii3さんはフィルムシミュレーション使うんでしょうか、それともRAWで撮って後で現像?

    1. es335yyさん、ご無沙汰です(^^

      X30はいいカメラですよねー。X-E4と同じく玄人向けのツボを押さえたカメラかと思います(^^

      > フィルムシミュレーション使うんでしょうか、それともRAWで撮って後で現像?

      私はわざわざFUJIFILMのカメラを選んだことだし、RAW現像は極力使わずフィルムシミュレーションをメインに、Lightroomでは微調整ぐらいで使います。「フィルムカメラ」シミュレーション、ってわけです(^^

        1. ですねー。でも、実は当時地元のカメラ屋さんの関係でコダクローム64は使ってなかったので、個人的にはコダクローム64はあまり馴染みがないんすよ(^^; そういうのにはProviaだったです。

          モノクロは何使ってたっけかなぁ。。。。これも地元のカメラ屋の関係でAgfa APX100だったような記憶が・・・。そういや、初めて買ったスキャナもAgfaでした。ちなみに、もう一軒ある別なカメラ屋に行ってたら多分kodakの方使ってました。

          個人的にはVelviaが好きです。それと、ASTIA。ポジらしいと言うか。個人的に懐かしいというか。クラシックネガも良さそうです。

          そして積極的に使って見たいのはやっぱりETERNAとETERNAブリーチバイパスですかねー。

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