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DJI Mavic 3は高すぎる
国内ではユーザ数の多いDJIの新製品ということでMavic 3が話題になっており、私も予算が確保できたらメイン機として購入しようかどうか迷ってはいる。いるのだが・・・。
価格が高すぎる。実質使うにあたってはバッテリーの関係から確実にFly Moreコンボが必要なので価格は実に341,000円。バッテリー1個で我慢するとしてFly Moreコンボを諦めても253,000円・・・。むぅ。YouTubeなどに続々とMavic3の動画も上がっているが、Air 2sと詳細に比べてシチュエーションによってやっと違いがわかる程度で、それ一つだしてもハッキリと違いがわかるほどでもない。もっと元も子もない言い方をしてしまえば4k動画としては(スローを除いて)Air 2sでも十分な画質だ。
今メインのDJI Air 2sと比べての個人的なメリットは実は
- マイクロフォーサーズにアップした画像センサー
- -10℃〜運用可能
- 最大飛行時間46分
- 絞り:f/2.8〜f/11
の4つだったりする。最大風圧抵抗も上がっていたりするが、そこまでは求めていない。特徴の一つ、デュアルカメラにしても遭難者を探すとか点検業務に使うわけでもないので、本来その用途の望遠側のレンズは必要なく、それに対しては私にとっては無駄な出費となる。それらを考慮し、Air 2sをサブに回しメインにMavic 3を据えることに341,000円の価値があるかってことなのだが・・・。う・・・うーん。。。
DJI Air 2sのままでDJI Air 3とかを待ってた方が良いんじゃねぇか?という気になる。動画品質がぱっと見でも圧倒的に違うなら別だけれど。。。
メインカメラ1つにするとかして、もう少し安価なモデルがあればかなりグラっときたのだけれど、なぁ、とも。
Autel EVO Lite+
国内では2月上旬から発売予定とAutel EVO LiteシリーズのLite+であれば先述のAir 2sと比べた時のメリットのうち3つがクリアできる。
- -10℃〜運用可能
- 最大飛行時間40分
- 絞り:f/2.8〜f/11
画像センサーは1inchでAir 2sと同じだが、光が少ないところの描写はAir 2sより上の様だし、プラスして最大風圧抵抗はあくまでカタログスペックでの話だがMavic3と同等で、DJI Air 3とも言える内容だ。これでDJIで言うところのFly MoreコンボのようなPremium Bundleで217,668円だ。約10万円弱も安くなる。現時点で買い足すならAutel EVO Lite+はじゅうぶんに魅力的だ。
Autelにするデメリットとしては、サポートがDJIと比べて不安なところ、ドローン登録システムやDIPSに登録するのが面倒そうだなぁ、というところ。加えてサードパーティ製のオプションがDJIに比べて圧倒的に少ない、というかほぼ無いところ、か。まぁこの辺はDJI以外の他の国外メーカーのよりはマシとは思うが。
やっぱりDJI Air 3とかそれ以降を待ってた方がいいか?
こうやってみると、Mavic3はコストに完全に見合わないし、かと言ってAutel EVO Lite+は国内でのサポートや登録などでちょい不安。ちなみに現時点では国産の蒼天は個人的には魅力度は相当に低いので選択肢外。
・・・。というか、登録制度やリモートID、免許制度などがしっかり固まるまで待つってものありかも。伝送方式も今の2.4GHzに加えて4Gなども使えるようになる(そしてその対応機が販売される)と、ぐっと使い勝手が変わってくるし魅力度も大きく変わってくる。
DJI Air 2sで大きく困っているわけでも全く無いし、それらを見極めてからの方がやっぱり良いのかも知れないなぁ。。。