Mac Studioが届く前にThunderbolt SSDケースを全てOWC製に替えた。

Mac Studio (M1Maxモデル)をポチったのに合わせてThunderbolt周りの環境を見直し。

で書いた通り先にOWCのENVOY EXPRESSを入手して使ってたのだが、これが速度はそこそこなものの、非常に安定性がいい。一方一番最初に買った中華製メーカーのThunderbolt NVMe SSDケースはいろんなことを工夫してやっと安定。それでも月に1回ぐらい予期せぬ取り出しが起こることが、ある感じ。これ、ずっと気になっていたのと、今現在OWC ENVOY EXPRESSに組み込んでいるWD Blue NVMe 2TB SSDの速度の恩恵にあずかるにはひとつ上のクラスのNVMe SSDケースに替えたいなぁ・・・でも中華メーカーの嫌だなぁ、OWCのがいいんだけど、SSDなしモデル(ケースのみ)はENVOY EXPRESSしかないしなぁ・・・。とか色々考えていてふと思いついた。

OWC ENVOY PRO FXの中身交換すりゃいんじゃね?

OWC ENVOY PRO FX

てことで、まずはAmazon Japanでの価格と本国の直販ショップでの送料を含めた価格を調べたら、OWC ENVOY PRO FXならAmazonの方が安いじゃん!

中身交換前提なので一番下の240GBモデルをポチッ

Amazonなのですぐに届く。

ちなみにFXとSXの差はFXがThunderbolt接続にプラスしてUSB-Cに繋いでも使えるのに対し、SXはThunderbolt接続専用。より汎用性のあるモデルがFXね。ちなみにSXの方はJHL6340コントローラーで中華メーカーのと一緒なコントローラー。なのでその点からもFXの方を選んだ。

とどいて開けて手に持ってみると

ずっしりと重いです。ENVOY EXPRESSの倍の大きさがあるのとこの金属感。もちろん中華メーカー製のと比べても雲泥の差の品質感と金属の質量。こりゃしっかりと冷えそうですね。

コントローラーはThunderboltがIntel Titan Ridge、USBがRealtek RTL9210。ENVOY EXPRESSとも違うし、もちろん中華メーカーの(どれを買っても一緒なコントローラー、つか基盤ごと一緒)とも違うコントローラー採用で期待大。

早速ENVOY Pro FXの中身入れ替え。出来るよねぇ?

筐体をぐるっと見渡してもネジらしきものはないので、ココかな?とスポンジを剥がしてみると

やっぱり(笑)。ネジは星形のT5っすね。

ネジを4つとると底部が外れて内部にアクセスできた。

OWCの240GB SSDを外してWD Blue NVMe 2TB SSDに換装。

裏蓋を戻して早速Mac mini M1と繋げてOWC Thunderbolt Hub経由で速度計測。

をを!

でOWC Thunderbolt4 Hub経由の速度やMac mini M1直付けの速度とか測ってるので見てみてほしいが、OWC Thunderbolt4 Hubに繋いでもこの速度が出るのか。OWC同士ってのもあるのだろうか、ねぇ?コントローラーの差?いずれにしても十二分な速度です。これでやっとWD Blue NVMe SSD 2TBの本来の速度で動かせますね。これはメインのデータで使うドライブです。非常に安定しています。発熱してますがさわれないほどでもなく、逆にうまく熱を外に伝えている証拠。さらにアルミの台に載せているだけど、例のスポンジの足取って直に触れさせるか、検討中。結局スポンジ足、取りました。下に置いているアルミ板に熱が伝わり、いい感じに冷えています。

OWC ENVOY EXPRESSにはXPG SX8200proを

てことで空いたOWC ENVOY EXPRESSには冒頭の写真の中華メーカーのThunderbolt NVMe SSDケースに入れていたXPG SX8200Pro 2TBを挿して入れ替え。こちらはほぼ動画データ専用ドライブです。

中華メーカーのThunderbolt NVMeケースは退役っすね。

てことでThunderbolt NVMe SSDケースならOWCのがおすすめ

中華メーカーのどれを買っても一緒なThunderbolt NVMe SSDケースも下手すりゃ2万円弱なので、そこからするとOWC ENVOY PRO FX 240GBは換装前提の単なるケースと考えても(余った240GB NVMe SSDの使い道は別途考えるとして)コスパは悪くないかも、です。なにより先に持ってた2種類のケースではOWC Thunderbolt4 Hub経由でも速度はグッと落ちていたのが、ちゃんと速度が出る!OWC THunderbolt4 Hub使うと全て速度がある程度落ちちゃうのだと思ってただけに、これは嬉しい結果、です。相性というか組み合わせによってはちゃんと速度がでるのだ、とわかったんすから、ね。

速度をそこまで求めてないならOWC ENVOY EXPRESS、より速度を求めるならOWC ENVOY PRO FXは(ケースと考えても)、電脳-煩悩的にはおすすめです。

※ENVOY PRO SXに関しては触ってないのでココでは語りませんが、中華メーカーのとコントローラーが同じでもOWCが設計するとどれだけ違うのかどうか、それとも単にコントローラーの差なのかとか興味はありますが、まぁ、今ので満足なのでSXを買うことはないかと(^^;

【追記】2023.11.24追記

1年と8ヶ月、毎日というかMacStudioに繋ぎっぱなしなので実質毎日使っているのだが、さすがOWCというべきか、中華製のThunderbolt NVMe SSDケースとは雲泥の差で「ド安定」で使えていることを、追記しておきます。中華製を使ってた時には「不明な取り外し」とかたまーに起きてましたが、OWC製に変えてから、一度も無し、です。数値上のスペックより安定度と安心度、です。

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