ECOFLOW DELTA3とEcoflow River2 Maxで無理のない範囲で部分的に事務所をオフグリッドする。その4

とりあえず、揃ったのでもろもろ接続。配線を整理する前にテスト。今日までの間に24V100Ah(2560Wh)のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはソーラーのみで満充電済み。その24v100Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーから直でXT60iでECOFLOW DELTA3のソーラー入力へ接続。一応どきどき・・・。

やたっ。412Wあたりで充電開始。DELTA3のMAX入力500Wはいかないけれど、十分十分。普通にインバーターでACに変換してからDELTA3へとなるとインバーター2つ経由することになるだろうし、その分ロスはでるが、これならバッテリーからDC直なので可能な限りロスはない(はず)。

バッテリーから400W来ているので、400Wを超えない限りはDELTA3自身ののバッテリーが大きく減ることもなく、24v100Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーから基本的に使う感じ。

これなら何かの時のためにDELTA3は基本的に90%を維持しつつ(バッテリーに余裕ができたので95%設定から変更)、オフグリッドで使える。バッテリーにインバーター接続して使うよりDELTA3を繋いで使った方がより細かな使い方ができるのも満足。

ん・・・。あぁ、そうか何かの時のためにインバーターもあった方が、DELTA3外して(別なところでつかっても)別々に使えるようになるのか。普段は使わないので、緊急用に(そのうち)24Vのインバーターも用意しておこう。

LVYUAN 200Wパネル3直列のソーラーパネルの発電量

以前にも書いた通り家が南西向いているのでその向きに、しかも雪対策もあって立ちぎみの角度でソーラーパネルを取り付けてあるので本来の性能はでにくいと思われる。しかも東北地域の11月後半、しかも午前中は特に光の角度がつく南西方向に設置したのソーラーパネルの発電量はというと

Screenshot
Screenshot

画面ショット1枚目が12:22分、2枚目が13:21。2枚目の一番下を見てほしいが例えば11月28日の昼13:21の時点でMAX557Wを記録。合計600WパネルでMAX557Wってことは92.8%の能力は引き出せていることになる。朝からの発電量も13:21までで1428Wh。条件さえよければ11月の日照がすくない季節でもまる1日快晴なら1日で24V100Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを満充電できる能力はあるって事っすね!(とか思ってたら昼過ぎから厚めの雲に覆われ発電量激減(苦笑))

うん、それにしても条件が最高でないのにMAX92.8%はなかなかいーんじゃなかろうか、ね。これなら無理してソーラパネルを南西向きの家と違う真南方向且つパネル本来の最適な角度にどうにか工夫して(見栄えわるくなるが)して設置、なんてそこまでシビアに面倒なことは考えず、取り付けしやすい方法(見栄えも悪くない方法)の現状でとりあえずはよさそうです。

1024Wh + 2560Wh =3684Wh

これでDELTA3の1024Whにプラスして2560Whなのでトータル3684Whになった。単純計算でMacまわり90Wをオフグリッドで40時間賄える計算。逆に24時間賄える電力は単純計算で153W。ともあれ、これでMac周りの90W消費はずっとオフグリッドで賄えるようになったのは確か。これにあとどれをどう加えられるか、かな。ソーラーパネルの発電能力が理論値600Wだけれど、うちの設置の場合先述のとおり実際のところは11月の時点で太陽の状態によって大体150W-550W x いいところ5-6時間ぐらいだと思ってた方がいいので、減った分を賄えるバランスも(天候も加味して)考えなくちゃね。ふむふむ。いざとなったら手動だがいつでもグリッドに切り替えられるようにしているので色々やってみよう。

DELTA Pro 3と同等の容量なのだけれど、DELTA3 + APC製UPS + MPPTソーラーチャージャー + リン酸鉄リチウムイオンバッテリーという構成なのでECOFLOWの便利な機能を使いつつ、どこかが調子悪くなってもよりグレードアップしたくなっても比較的安価に個別に対応可能。自作デスクトップPCの考え方と一緒ね。他の多くの方と違うのはDELTA3を中心にしているところ。この方式をやろうと思ったのもほんとサトシの趣味部屋のサトシさんのおかげ。このかたの動画を見なければ考えもしなかった。ほんと感謝っす。

ま、いずれにしてももう少し余裕がありそうなので、様子を見ながら(充電と使用量のバランス)オフグリッドで使う機器を少しずつ増やしていきましょうかね(^^

いやぁ、楽し(笑

一応書いておくが

ここまでやって3684Whだ。400Wの電気ストーブなら単純計算で9.2時間で使い切る(実際はもっと短い)、6畳用エアコンの暖房が落ち着いたところで600Wだと仮定して(温まるまでを加味すると)3-4時間で使い切る。そんなもんだ。何度も何度も書いているが、電気代を節約できたとしても家計の節約にはなりにくい。機器の故障も考慮しておかなくてはいけないし。電気代節約+家計も節約、が目的ならかなり工夫して相当ちゃんと計算してうまいことやらないと、ソーラーエネルギーの営業やど素人YouTuberの動画を安易に信じておどらされてやるのは(現時点では)バカを見るのは明白だ。やるならそれらを分かった上でコストを計算して納得できる範囲で、且つDIYでできる範囲で方法で、が、お勧め、かな。決して万人に手放しでお勧めできるものではないことは間違いない。目的が(家計を減らす意味での)節電でないなら、なかなかに面白いことは間違いないが(^^

※ 大事なことなので毎記事ごとに書いてます。

ところで、LiTime製品、オススメ

今回ECOFLOWのDELTA3を中心に組んだのだけれど、ソーラパネルとケーブルはリョクエン、チャージコントローラーとバッテリーにはLiTimeを選んだ。サーキットブレーカーなどはAmazonで適当に選んだだけだが。

ソーラーパネルは色々調べて価格とスペック(数値)を比較してリョクエンを選んだのだが、据え置き式ならコスパはかなりいいと思う。折りたたみ式のは使い勝手とデザインであまり評判が良くない(苦笑)。チャージコントローラーも評判は悪くはない。特にハイブリットインバーターは価格も安価目で人気なようだ。インバーターのラインナップは他を圧倒するラインアップ。ただ、バッテリーは使っている人が少ないようでレビューを探してもなかなかみつからなかった。が、そんな感じなのでチャージコントローラーとバッテリーもすべてリョクエンで揃えてもよかったのだが。。。

さらに色々と調べてチャージコントローラーとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはLiTimeを選んだ。リョクエンよりほんの少し高めだが、それでも十分にコスパがいいのと、機能的には上で、デザインもずっといいので、見えるところに置いてあってもそこまで悪くない。そしてリョクエンとLiTimeを比べて、あぁ、ここが全然違うなぁと思ったのが「サポート」だ。LiTimeのサポートはほんとちゃんとしている。まず、バッテリーの回収をちゃんとうたっている。メールで問い合わせると1時間以内、下手するとものの数分でで回答が来たりする。あと、信頼できないところだと(なんでそんなことをするのか理解すらできないが)なぜか日本人のふりをして日本人名でメールを送ってきたりするところもあったりするが、そんなバカなことも当然なし。こういうところで安心感と信頼感につながるよね、ほんと。

One thought on “ECOFLOW DELTA3とEcoflow River2 Maxで無理のない範囲で部分的に事務所をオフグリッドする。その4”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA