Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーの登場で一気にIoTが進みそうな気配がする今日この頃。Amazonに並んでいるスマートスピーカー対応のIoT製品を見ていると中国製品ばかり。日本のメーカーがモタモタしている間に日本仕様のものもどんどん出て来ているが、一向に日本からは出る気配すら無し。完全にビジネスチャンスを逃している感がある。これ、まえまえから思ってたけど、日本の企業、なんか最近おかしくないか? 携帯でも車でもなんでもそうだけど、独自路線に拘ってグローバルを見ない、流行りを見間違う、タイミングを見誤る・・・。そんなのがものすごく多い気がしてならない。フットワークがものすごく鈍い。
スマートコンセントやスマート電源タップはElecomとかでとっとと出せそうだし、まだあまり出てないスマートスイッチ(照明とかの壁のスイッチ)や引っ掛けローゼットはオーム電機、スマート電気ストーブやスマート扇風機はアイリスオーヤマとかとっとと出せそうだけど?制御するサーバーとかをどこかがまとめて他企業にキットで販売するなんてのはBuffaloとかでできそうだけど? そんな日本勢で埋める的な発想はもうないのだろうか? 慢心があるんだろうか? 実際にうかうかして中国勢でうめられた勝因ページをみていて、本当にがっかりする。シャープだったり富士通だったりTOYOTAだったりは流石に敏感で対応製品だしたりしているが・・・、こういうのでフットワーク軽くしてヒット製品を早めの良いタイミングで出せないからうまく回らなくなるんじゃねぇの? どんなに良くてどんなに高性能でもタイミングが大きくずれて高かったらもう誰も買わんて。どんなに高性能で高品質でもタイミングがずれたら売れないって。そういう時代ではもう無いって。品質だけは維持してシンプルなものをまず出して、高機能なものを追加、で良いじゃん。いまだにスマート電球すらでてないからね。ハブもいらない中国勢方式のスマート電球やスマート照明を日本メーカーで出して欲しいもんだが。。。Goサインをだす部署が遅れてるか頭固いか頭悪いか、なんだろうねぇ。自社独自の・・・にこだわり過ぎだって。売れるか売れないかというそもそものところをごっそり忘れているような気がしてならない。メーカーが主導的な立場だった時代なんてとっくに昔に終わってるってばさ。
スイッチボットとかいうわけわからん便利なんだか便利じゃ無いんだかわからん、不思議なものは出てくるんだけど、アレにも相当がっかり。そもそものスイッチがスマート対応になった方がいいのに・・・まったくもって発想がおかしい。出来るはずなのに発想がいつまでたっても旧態然としてて、そういう部分では中国勢に完全に負けているってことに気が付いてない。。。
そんなことを、日本製のスマートスピーカー対応製品がいつまでも出てこないことで思ったりする、6月の1日です。うん。