ここ最近、自分用にDTI SIM+ZenFone Maxを用意したり、父のSoftbank製DIGNO FをUQモバイルに切り替えたり、友人のお子さん用にZenFone 2 laser+LINEモバイルを設定してあげたりと格安SIMと触れることが多くなってますが、格安SIMには向いている人と、向かない人がいるなぁと、改めて思います。
特にあちらこちらの格安SIMがらみの記事はどこもほとんど「格安SIMが最善」というスタンスで大手キャリアの電話代を払うのすら「悪」とでも言わんばかりに書いているところすらある始末。「大損する」とか頭悪すぎじゃね?とか思ってしまう。格安SIM向いている人がうまく使えばがっつりコストを下げれれるのでメリットも多いんですが、それが全てではないこともきちんと述べるべきだろうと思います。とか思っていたらちゃんとこんなこんな記事も。
うまくまとまってます。こんなのも
https://情弱.com/2018/12/19/格安simほど名前詐欺なものはないって話/
これで格安SIMが万人に向いているってわけでもないのはわかったかと思うが、それプラス以下のようなデメリットもある。
- 年齢がいってたりすると新規契約できない場合がある
- クレジットカード必須(年配者にはクレジットカード嫌いなどで持っていない人もいる)
- プランが分かりにくく、ネットで契約がほとんどの為、インターネットを使っていない人(年配者など)にはそもそも無理
- インターネットを使ってたとしても色々と詳しい人が近くにいて初めて使えるということが多い(詳しくないとつまずく可能性大)
つまり、大手キャリアほど手厚くはない、とうこと。これらを踏まえた上で電脳-煩悩的に格安SIMに向いている人と向かない人を定義してみたいと思う(※私感ですょもちろん)
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格安SIMに向いている人
- 端末にこだわりがない人
- iPhoneをはじめとした高級スマホでもその機能の一部しか使ってない人
- スマホの使い方がほぼLINE、FaceBook、インスタ、ゲームな人
- 仕事で電話の受信・発信を含め、そもそもがっつり使わないひと
- そもそも機能のほとんどを使っていないがスマホを持ちたい人
- 料金第一の人
- クレジットカードを持っている人でスマホやネットに詳しい人(もしくは詳しい人が近くにいる)
端末にこだわりがない人が一番恩恵を受けられるかと思います。安いZenFoneや中古でも全然構わない、使えればいい、なら機種代金なんてしれたもので、ZenFon 2 laserやZenFone Goあたりなら中古で3500円ぐらいから入手可能。お下がりをもらってもいい。キャリアの月額が高いのは端末代もあったりするわけで。「端末にこだわりがない人」とは書いたがZenFone Go新品を2台、ZenFone Max、ZenFone 2 laserを触ってみて思うのは「Androidなら、格安SIMを使うならこれで十分じゃね?十二分じゃね?」と。特に5000mAhのバッテリーを搭載したZenFone Maxは魅力大。日本はどうも(実際には使いもしない)スペック重視する傾向にあるが、そんなものよりバッテリーががっつりもつ方が現実的だと思います。SIMフリー端末のなかではファーウェイが人気ですけど、それは「スペック」と大手キャリアに採用された「認知度」が大きい。でも昨今の懸念を払拭できずについに禁輸措置までとられてしまったという事は「そんなことあるわけないじゃん」とお気楽に考える人も多いのですがやはり「懸念」はあるのだと捉えるのが自然。台湾ASUSのZenFone、シャープ端末がSIMフリー端末に組み合わせる格安スマホでは電脳-煩悩的にはオススメ。特にZenFoneは修理部品も入手しやすいってのも、大きなメリット。
例えば実際の話だが友人の子供用にと私が最初に入手したZenFone2 laserは差し上げたので、その子にとっては端末代金0円。LINEモバイルのLINEフリー データプランにしたので500円/月。連絡などはLINE内で完結するなら500円/月です。びっくりです(笑)私が今だいたい(iPhone代含めてですが)8000円/月ですから私の1ヶ月分で一年使えますね(爆
例えばクレジットカードを持っていて、もしくはキャッシュでポンっとiPhoneをApple StoreでSIMフリー版を買えて、且つ、その機能の一部しか使わない人、つまりiPhoneを持ちたいだけでiPhoneの機能の一部しか使わない、特にSNSとゲームがほとんどの人では大手キャリアで契約する意味すらない。とっとと格安SIMにした方が端末代も維持費もがっつり下がります。iPhoneじゃなくてXperiaやGalaxyなどでも同じ。
ただし、格安SIMはごく一部でしか「口座振替」による契約が出来ませんので、クレジットカードを持っている人、に、限られます。
格安SIMが向かない人
- 電話をがっつり使う、且つ、電話番号で信頼が必要な人、仕事の依頼を電話で受ける人
- 料金よりも回線の安定性が最重要な人
- SNSやゲーム以外のiPhoneや高性能スマホの機能をがっつり使う人
- ナビをがっつり使う人
- クラウドをがっつり使う人
- クレジットカードを持っていない人
- 大手キャリアのショップ必須な人
- 詳しくない人、インターネットを使わない人、パソコンなど触ったこともない人(詳しい人などが近くにいれば別)
こういう方は「安くなるらしい?」とよく調べもせずに格安SIMにすると「失敗した!」となったり逆に前の便利さを維持しようとしたりで逆に高くなる可能性もあります。そもそも最近は大手キャリアも安くはなってきているので格安SIMの方が100%「安くて良い」とは考えずにどちらが自身の使い方で安くなるのか、メリット多いのかを十分に調べる必要があります。
業務で使っていると昔から変わらない電話番号と、安定した回線、相手に表示される電話番号が必須で、仕事の電話がかかってきたら「こちらから折り返します」ということもあるので単に安いだけじゃない充実した通話プランも必須(多少料金がかかったとしても、だ)。例えば私だとそのほかにネットワーク系調査系のアプリやら仕事で使うアプリがあれこれ入ってますから回線の安定性が最重要で、iPhone自体の安定性・性能も重要。仕事をしているとキャリアメールが必須だったりすることもあり、あらゆる通信手段を確保しておくというのも重要だったりもします。なので、私がそうですが大手キャリアのプランは最安のプランにしておいて補助的な端末を格安SIMで用意しておく方が良かったりします。
また年配者や詳しくない人はショップで契約時・購入時のサポート、設定のサポートが受けられる安心感は大手キャリアならでは。そういう人に「格安SIM最善!」と吠えてみたところで意味はない。パソコン=ゲーム機として記事書いている人となんら変わりはない。何を求めているかによって違うのだから、高い安いの問題以前の問題である。(もちろん私の父のように私がサポートして父に格安SIMを、ってのも方法としてはあり)
こうやってみると
向く人と向かない人ってのは何とは無しに半々なような気もしますね、いや統計取ったわけじゃないので漠然とですが。学生や若い人はほぼ格安SIMが向いてる気がします。一方年配者は大手キャリアかな、やっぱ。少なくとも「格安SIMにしないと大損、馬鹿を見る」なんて頭の悪そうなタイトルの記事は釣り(アフィリエイト用記事)以外の何物でもないなぁという感じです。でもまぁわからないでもないねぇ。先述したけれど6,000円/年で済む人もいれば、100,000円/年の人もいれば、もっとの人もいるわけで。6,000円/年で済む人からすれば完全に無駄以外の何物でもないもんね。
なるほど。
我が家は家族4人で合計5000円位しか通信費払っていません。
格安SIMさまさまですw
をを。一人あたま1250円ですねー。上手に節約ですねー。さすがです。