秘湯 泥湯温泉、日帰りツー。(‘12.8.22)

怒濤のツーリングまとめエントリーはつづく。(笑) 泥湯編。

今日は夜に作業があるが、日中は空いている! しかも天気っ! おし! これまた15年ぶりぐらいで秘湯 泥湯温泉にいくかっ! いそいそと用意をして10:00頃出発。国道47号線を「あ・ら・伊達な道の駅」まで走り、そこから国道398号線に入る。ここから花山の道の駅までのルートは途中結構なコーナーがあり家からも近いので練習にはもって来いのルート。そこを更に進み花山御番所の温湯(ぬるゆ)温泉、佐藤旅館、低速コーナーがつづら折りになる箇所を抜けて秘湯 湯浜温泉のある湯浜峠へ。こんな山間のワインディングロードをひた走る。

中央に所々見えている白というかグレーのところは道路です! この辺りは昔はスポーツバイクがガンガン走っていたんだが、そういえば最近はどうなんだろう。しょっちゅう来る訳でも無いのでわからないが、バイク人口自体がへったので、昔ほどでもないのだろうか。まぁ、今日は平日だしね(^^;

この峠を途中県道262号線に入って上りきると頂上には須川温泉があります。酸性のお湯で、目に入ると痛いですよぉ(笑)皮膚病に良いです。ちょっと下の栗駒山荘の露天風呂は晴れた日には鳥海山まで見えて、絶景です!

でも今日の目的地は泥湯温泉。国道398号線をそのまま小安郷方面に走ります。ってあれー!道路が広くなってる!暫く小安郷方面には来てなかったら、以前から工事してた道路が完成してたんですねぇ。空中でカーブする道路が続く道を走り、道沿いにある秘湯 大湯温泉を過ぎて、小安郷に。稲庭うどんと、渓谷目当ての観光客が平日にも関わらずわさわさといるので、サクッと通り過ぎ、県道51号線に入ります。

昔友達と何度も来た木地山高原キャンプ場脇まで・・・うぉー。ここも道路が広ーくなってる!っておもったのもつかの間そこから先県道310号線は前と同じ細い峠道(^^; トコトコと走っていくと硫黄のにおいがツンとして、泥湯温泉が見えてきます。

おー!ひっさびさー! 泥湯温泉だー。わーい! 昔と変わんねー!

付いたのが12:00丁度。さて、稲庭うどんというと小安郷のイメージがあるが、個人的にはここ泥湯温泉にある泥湯食堂の稲庭うどんの方が好きだった。おばあさんがやってて、おにぎり定食のおにぎりが、これがまた、美味かったよなぁ。。。まだ、あるのかな・・・。探してみる。あった! ・・・あれ? 入り口・・・入り口・・・入り口が無い(泣) もしかして・・・と反対側の国道の方に回ってみると

入り口、反対側に変わってました(^^; 入ってみると私ぐらいのおかみさんが「いらっしゃーい!」と声を掛けてくれた。店にさげてあるお品書きを見ると「おにぎり定食」の文字が! もう、迷わずおにぎり定食を頼みました。

「いやぁ、入り口変わったんですねぇ!」と言うと「えっ!? あぁ!じゃぁ10年以上前にいらしたんですねぇ!そのそのぐらい前に直したんですよ!」とおかみさん。「はい、そのぐらい前にはちょくちょく来てました。おばぁさんがやってましたよね。おにぎりが美味しくて!」というと、「えぇ、母がやってた頃だとやっぱりそのぐらい前ですねぇ」とおかみさん。

「まだ、おげんきなんですか?」とは聞けなかった。代替わりしたのは間違いないし、いつの間にやら10年以上の月日が流れているんだから・・・。でも、出来てた「おにぎり定食」はあの頃に食べた味!

ふんわりと柔らかいおにぎりに具はシャケ。2つともシャケ(笑)。おみそ汁替わりの稲庭うどんもやっぱり美味い。

さーて。泥湯温泉に来たからには露天風呂に入らなくちゃね。

ホントは露天風呂の方を撮りたかったけれど「撮影禁止」とあるので、従った。道路向かいというかY字路というかに、受付があるので、そこで500円を払い露天風呂の脱衣所に入って貴重品の置き場に困った。そういえばこういうところはコインロッカーなんてないよなーぁ。さっきの受付に戻ってオジサンに貴重品を預かってくれないか聞いてみると「預かるよー、ハイ、番号札」。あぁ、ここで預ける事になっているのね(^^;

安心してやっと露天風呂に入る。ここは入り口は男女別、直ぐに男女別の内湯。そこから混浴の露天風呂があるのだが、平日なので私より年配のオジサンが一人いるだけだった。気兼ねなく、露天風呂を満喫した。泥湯には幾つか泉質があるが、ここは酸性の鉄分を含んだ硫酸塩泉で赤錆の様な色の湯だ。熱くないのでゆーっくりと入る。

温泉から出て、まーっくろになった温泉たまご50円!を食べる・・・。が、私が食べたのは、ゆで過ぎなのか温泉たまごでは無くて、ゆで卵になっていた(^^; まぁ50円だから文句は言うまい。

泥湯温泉を後にして、県道310号線を進む。途中川原毛地獄へ寄る。

まさに、地獄だな。ここ泥湯温泉と川原毛地獄一帯は有毒ガスが出ている所もあり、以前に死亡事故が起きてTVニュースになったりもしたところ。しっかりと立て札と塀がつくられ、注意を促している。川原毛地獄の方は写真に見えている歩道は通行禁止(途中道が崩落しているとの事)で、この下に秘湯中の秘湯川原毛大湯滝があるのだが、大きく迂回しなければならないらしい。駐車場で車で来られたおじいさんと、スーパーカブのお兄さん?(に、みえたけれど、30代ぐらい?)が「折角来たのに、だいぶ迂回しなけりゃいけねーんだと!」としきりに残念がっていた。

私と、スーパーカブのお兄さん(?)は早々に諦め、ちょっと雑談(笑)。「へぇ、それ125ccなんですねぇ。125にしてはおおきいっすね。250ぐらいにみえました。あっ!KTMじゃないですか!へぇ」とお兄さん(?)。「えへへー!そうですよ、ピンクナンバーですからね(笑)リッター46kmぐらい走るんで良い足です!カブには負けますが」というと「でも私のカブ、40kmぐらいしか走んないです(苦笑)」またまた、そんなぁー(笑)いったいどんだけ飛ばしてんだよ、と。このお兄さん(?)、400ccのバイクももってるそうだが、カブに乗るようになったら、もう、もっぱらカブだそうだ(笑)そういう人、意外と多いですよね(^^ で、どこからかと思ったら、お米の形のご当地ナンバー登米市じゃん! ぉー。これからどこまで?「鳴子を通って(県道310号線を)ここまで来たんですけれど、あとは須川を通って帰ります!」との事。じゃぁ私と逆ルートですねぇ!「お気をつけてー!」と挨拶を交わして、川原毛地獄を後にする。

さーて。川原毛地獄から秋ノ宮温泉まで抜けるこの県道310号線。別名こまち湯ったりロード。実は初めてとおるんだよなー。車だと大変だよ、という話を以前から聞いていたので、通った事はなかったのだが、今回はKTM 125DUKEなので♪

KTM 125DUKEだとなんちゃらないな! 確かに細かったり、低速コーナだったりでしたが意外と快適道路でした。そんなこんなで秋ノ宮に抜け国道108号線に入ったので、鳴子とは反対の雄勝方面へ向かい、国道13号線に出ると一路尾花沢市へ向かう。途中道の駅 尾花沢に寄って、小休憩と水分補給。いやぁー。今日も暑い〜。

道の駅 尾花沢を出て、後は帰るだけ・・・。帰る・・・。いや、先のエントリーでも書いた徳良湖 花笠の湯に寄ってから帰ろう(笑)

本日の走行距離 236km 燃費42.43km/L (殆ど峠だし〜)

3 thoughts on “秘湯 泥湯温泉、日帰りツー。(‘12.8.22)”

  1. すんごく楽しそうなルートですね。
    ちなみに、川原毛地獄までの距離を、須川経由で調べたら
    片道128kmでしたね。
    ルートからすると、3時間の片道でしょうね。
    う~ん・・・少し距離がありますね。
    それに、天候も変わりやすいので
    まずはアウトバックでドライブしてから、
    次はバイクかな?
    そうそう、おにぎり定食も食べたいしね!

    1. misty_hillさん、コメントありがとうございます。須川から川原毛地獄までGoogle Mapだと1時間かかる事になってますが、バイクだと40分ぐらいでしょうか (^^ 車だとすれ違えなかったり、もうちょっとペースを落とさないと(対向車)危ないのでも少しかかります。
      おにぎり定食、山菜も美味いです(^^

mistyhill へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA